この日はMilkyway社長?さんの誕生日。そういう事もあり、彼のお気に入り(?)女性アーティストらが参集した。
その中に、最近ライブを見に行けてなかった神山みさとMamiが出るので、渋谷へ。赤坂見附へはしごするつもりだったが、どうも出演時間が目論見通りいかず、渋谷めぐみ@Graffitiは断念。まあ、今週すでに2回見てるので許されて(笑)
到着すると、すでにミヤザキナオコの終盤。今宵は、サポートドラムと共にキーボード弾き語り。彼女は、その音楽は、自由で愉しげ。
その後にバンドを2つ挟み(後で書くかも)、神山みさの出番だ。
ギター1本弾き語り。バンドの後だけに、寂しくなるかと思いきや、その力強い歌声とメッセージで会場を自分の世界に変えてしまう。すごい存在感だ。
会場は静寂に包まれ、彼女の歌に聞き入っている。見知らぬアーティストがでてきたら、大したことなければ、あちこちで雑談や人の移動で落ち着かなくなるところ。さすが、多くの人々を魅了し続ける百戦錬磨の「ゴスペルフォークシンガー」だ。
特に震災後は、チャリティーライブ中心に、毎日のように被災地や教会などでライブをしている。子どもが騒いだり、客の注意がそれても、暖かい心で包みこむ。その懐の深さ、献身的な姿勢が彼女の力強い歌に、大きな包容力を与えている。
セットリスト
1)海のうた
2)Celebrate
3)会いに行くよ
4)祈ってます
5)カタチのないもの
6)レース
どの歌を取っても、強く訴えかけてくる。決して拝郷メイコのような軽やかな華やかさがあるわけでない。あずままどかのように、元気が飛び出し、のせてくれる訳でもない。しかし、神山みさの歌は、心の奥底にずどーんと届く。誰より深く、誰より高く。
そして、その歌詞を斟酌するにつれ、勇気が湧いてくる。あいだみつをのようだ。そして、自分だけのレースを駆け抜けねば、との想いを抱かされるのだ。
続いて、Mami with Shujiが登場。
Mamiは、神山みさのように強くメッセージを打ち出しはしない。しかし、ほのぼのと明るく、軽やかに音と戯れ、楽しい。実はかなり歌唱力があり、音やリズムが安定しているから、聞いていて安心。ほのぼの、楽しめるのだ

1)星のかけら
2)After the Rain
3)二度目の初恋byしゅうじ
4)Birthday
5)ママさん、Fight!
6)ねぇ。。。
Shuujiさんは、Mamiちゃんの歌の師匠だったが、今はこうして彼女のギターサポートしているいい親父。その彼がほぼ毎回歌うのが「2度目の初恋」。まあ、駄洒落好きなおっさんの浮気心をプラトニックだと言い張る曲なんだけどね。そんな男心、実はちょっと分かったりしてw
そんなおやじギタリストと、若いパーカッションサポートに挟まれて、椅子に腰掛けリラックスして歌うのが、最近のMamiちゃんのスタイル。とってもナチュラル。「社長、誕生日おめでとう」ってステージから軽やかに呼び掛け、カバーでさらっとバースデーソング歌って、嫌味がなく好感。一緒にいて、これほど肩に力を入れなくて良い子も珍しい。
だから、「ママさん、Fight

個人的に好きなのは「ねぇ。。。」。この日も、一番良かったかな。彼女にしては、女らしい、そしてオシャレな曲。


さて、そんなMamiのステージが終わる頃から急に新しい客がゾロゾロ集まり始めた。この後、あの有名人が歌うとあってすごい客数に。見たかったのだが、仕事がありここで退散。 うーん、残念だった。
でも、神山みさ&Mamiに力を貰った。感謝