27日といっても、25時過ぎ。飲み友??のDIVA、Riia.B.swearの歌を聞きに渋谷のクラブ「The GAME」へ。Milkywayの下、Chelsea Hotelの上という、勝手知ったるお馴染みのビル内。
Riiaは今とっても気に入っているものすごく格好いい女性だ。フェロモン全開だけど、くだけて親しみやすい性格と、意欲的に新しいフィールドを開拓していく元気。見習いたいくらい。
この日も全身レザーで露出も高め。ぴちっとオールバックでブラックに決めた髪型が彫の深い顔によく似合っている。ファッションセンスがあるんだよな。
この夜は色々なクラブシンガーが入れ替わり、立ち替わり歌っていくショーケースナイト。ラップシンガー中心で、多くがドゥンドゥンドゥンドゥンとタテのりビートで単純に攻めるなか、Riiaはわりとスタンダードな洋楽で勝負。伸びやかな声で熱唱する姿は、倖田來未なんかよりはるかにエロカッコイイ。個人的にタイプなので(笑)
ただ、クラブは音楽を聞きにきた客より、ビートで体を揺らしにきた客が多いから、歌唱力勝負はなかなか大変。会場のざわつきはおさまらない。そこら辺はクラブシンガーなら当たり前に受け止めている様子。それがクラブ文化というもの。自分もフロアでラップにのって体を揺らす。
揺らす、のだが、なかなか踊らせてくれるほどノリの良いシンガーがいない。何組も出ていたが、踊れたのは2組ぐらい。同じラップでも、のれるラップと、のれないラップがある。上手いラッパーはすごくアジテートしてきて、こっちの気持ちも昂りを抑えられなくなる。一方、いまいちのラッパーは、なんか空回りしていて、見ていて痛い。
当たり前なんだけど、ラッパーも実力の世界と改めて気付く。基本的に聞かないので、ラップにこんなに明らかな上手い下手があるということを知れただけで収穫大だ。
しばらく踊り、ステージ後のRiiaと酒飲みながら話したていたが、DJのかける音楽にも飽き飽きしてきたので退散することに。昔のDISCO MUSICのあのノリノリな感覚を期待していると、クラブにはすごく物足りなさを感じてしまう。バブルの頃は、踊りにしても昨今に比べはるかにイケイケだった。クラブにたむろっている若者たちが元気なく見えて仕方なかった。
始発まで時間があったので、友達とgee-geで朝まで飲むことに。小腹も減っていたのでカレーや空揚げまで食ってしまった。いかーん、太るよ、そんなことしたら。しかも完全に寝不足で、翌日は終日ぼーっとしてしまい、週末を半分棒にふったな。落し物は返ってこないし。不健康はいかんぜよ(笑)