
4番手に登場したのがJiminy Cricket。ボーカルもミュージシャン達もみな若いロックバンド。まだ学生?特にボーカルの小玉しのぶは4月に20歳になったばかりで、他のメンバーもみな同級生とのこと。彼女は童顔で神田莉緒香のようだが、驚くべき実力の持ち主だった。
歌い始めた途端に決然とした表情でマイクに向かう。その目は、マジで大物ミュージシャンの風格さえ漂う。最近では、見田村千晴やniccoがライブで同じような目をしていたが、その音楽は間違いなく彼女たちに迫る実力と迫力十分。こうしてO-Westで、メジャーアーティストを向こうに回して4番手で歌うということ一つとっても、すでに注目されているのだろう。
パワフルで切なげな声と、かき鳴らすアコギの音は、一直線に心をぶち抜く。すごい才能だ。
Jiminy Cricket とは、Disneyのアニメによく進行役のような形で出てくるバッタの紳士?のような小さいキャラクターのこと。ピノキオや白雪姫などに出てくる。若くて、かわいいボーカルがいる彼らに似合ってるが、この名前使い続けることできるのかな。
ま、そんな疑問はさておき、バンドは5人組でまだ今年3月に結成されたばかりらしい。ところが、そのサウンドはご機嫌で、ノリノリのいい音を作りだしている。Ac.gt&Vo.のShinobu(小玉しのぶ)のほか、ギターがげげげの鬼太郎のようなHide、BaがのっぽなK-t@(この2人逆かも)、バカボンのようなキーボード Iwa、最初女性かと思ったドラム Kentaroという5人組だ。
1)キオク
2)存在価値
3)Torn
4)LIVU (小玉しのぶがソロ活動で歌っている曲)
5)パトラメロコリラー♪(新曲)
あまりに素晴らしいので、もちろんデモCD2曲入りは即座にゲット。YouTubeで小玉しのぶを探すと、結構たくさん映像がある。その中で「歌い手に送る歌」がガツーンときたねえ。どっかで聞いた記憶があるのだが、深夜の音楽番組だったかなあ。ちょっと思い出せないのだが、とにかくインパクトでかいよ。
鉄平さんもライブを聞いていたが、これには驚いたようで、早速gee-geの鉄ロックに出演依頼するみたい。新宿sactご一行も来ていたようだし。これまで、秋葉原「秋田犬」やKAKADO、LOOPなどに出演しているらしいが、今後は益々活躍の場が広がるだろうなあ。素晴らしいポテンシャルの持ち主であること間違いなし。今後、僕が追っかけることも100%間違いなしだな。
さあ、これだけ素晴らしいアーティスト達4組の後に登場するのが今日の本命、SHUUBI、どんなステージ見せてくれるか。
今日はサポートのドラムと共に、いつものようにご機嫌なキーボード弾き語りで魅せてくれた。バンドの後で、存在感が小さくならないかと思ったが全くの杞憂。
彼女がステージに現れ、とってもチャーミングな笑顔や仕草で我々の目を惹き付け、すごいテクの鍵盤で体を弾ませるグルーヴを、明るく自然体で作り出すと、もうそこはSHUUBI一色。我を忘れて、彼女と音楽空間を共にできる幸福に包まれた。
セットリスト(曲名言わなかったけど、多分間違いないかと)
1)Miss&Mr. Baby
2)宝物
3)マイシーズン
4)RIDER★
5)Love Song
2曲目に宝物を歌ってしまう贅沢。全てこないだのワンマンで発売した新アルバムからの選曲だが、3)4)と一気にトップスピードに持っていける盛り上がる曲があればこそ。
マイシーズンの切なかわいいSHUUBIを堪能し、最高速のライダーでお客さんみな立ち上がって大手拍子。最後は



やはり、SHUUBIはいいなあ。単純にファンとして、惚れ込んでます。これは年明けのワンマンも行かねば。
さすがO-West。たっぷり楽しめました。