その違いは、ボーカルによるところが大きい。ブルブルの愛ちゃんはややシャープで男性的な力強さがある。スロウのヨウコちゃんは、持田歌織と優香を足して2で割ったような風情。歌も持田に似ている柔らかさが特長。バンドだったとは思えない、カフェに似合う優しさだ。
セットリストはこんな感じ
1)早朝、とある歩道橋にて
2)マーチ
3)コントラスト
4)秒速
5)現在地点
1)の歌詞にあった






それに彼女自身が楽しそうに歌っていて、思わず笑顔が連鎖。踊るように体をリズミカルに動かしながら、お客さんと視線が合うとニコッ。衣装もオシャレで、とてもチャーミング。
3番手は青柳舞。彼女は出てきただけで、ぱーっと周りを明るくしてくれる天然ガールだ。前に一度、一曲だけ歌うのを鉄平ちゃんBirthdayで聞いたが、なかなか良かった。この日も笑いを振り撒きながらの、ピアノ弾き語り。楽しめました。
1)Last Dance
2)まどろむ
3)こんなにも
4)リズム(新曲)
5)Pretty Dog
6)春が来たら
犬の耳がついたヘアピースつけて、「わかってます。でもギリギリでしょ」とおバカな女の子の歌です、といって演奏した5)が一番面白かった。あ、いや音楽的に良い曲と思ったということですよ(笑)歌詞は置いておきますが。
ただ若さかな、力が余ってまーす、みたいに放出し過ぎかな。声や抑揚の統制がいまいち。でものびしろが多そうだね。彼女がこのまま育って、千宝美や初田悦子のような実力も笑顔も元気もあるアーティストになったら素敵だね。
さあて、ラストは井沢彩萌。彼女の評価は難しいなあ。歳は若そうだけど、清潔な大人の色気があって魅力的。音楽も面白い曲もあるが、そうでもない曲も。
1)Lonesome Flower
2)キャラメリーゼ
3)野苺とフォークシンガー
4)ぽつり、ひとり
5)真夜中のサブマリン
6)ジプシー
気に入ったのは、3)と6)。4)のぼつり、も雨が降る感覚がよくでていて詩的な佳作。特にラストのジプシーは、かなり気に入った。なんだろう、彼女自身が色々興味があり、トライしてるため分裂気味なのかな。
いずれ又聞いてから、コメントしたい。
以上、4組ともカラーがあって、かなり楽しめた一夜でした。ストロボカフェ、なかなかいいブッキングしています。