旅する女性Duoと呼ばれ、あるテレビ番組で数ヶ月地方をさ迷い、またTSUTAYAでプッシュされ全国のTSUTAYA回り(インストアライブ)を続けていて、東京で歌う機会が少なかったからね。たまの東京ライブの時は都合悪かったり、チェック忘れてたり。で、1年近くたってしまった。
でもだからこそ、彼女達のこの1年での変化がとても印象的だった。確か前に聞いた時、草原を吹き抜けるそよ風のよう、と形容したが、今宵は同じ心地好い風は風でも、そよ風のように軽くはなかった。
生きることの重み、日々の営みを積み上げることへのリアルな実感、女性Duoだからこその魅力の表し方、などなど成長の跡が随所で感じられ嬉しくなった。
しかも、いきなり一曲目でやられた。No Woman No Cry




そんな感じで幕開けた彼女たちは二番目の出演。トップで登場したスロウドラマもなかなか良かった。順番逆だけど後で書くね。
cossamiのセットは以下
1)No Woman No Cry
2)After the Rain
3)シーシーシー
4)こんなにもワガママな僕たちは
5)りんご
ボブ・マーレーは先日、ミュージックフェアに出た時に歌って以来、気に入ってるらしい。地道に地方を回ってきたというバックグラウンドがあるからこそ、彼の歌のパッションへ理解を深められたのかな。日本人の中途半端なラッパーが歌うのを聞くより、はるかにまし。こさちゃんの声も、レゲエ合ってるかも。
最後に歌ったメジャーデビュー曲「りんご」はまさに、今のコッサミの集大成といったところか。地方を回る中で知り合った青森のリンゴ農家が、雨の日も風の日も畑に出て、丹精込めて果樹を育て上げている姿に心打たれて、作った曲という。実体験があるだけに、曲もフワフワしてない。散々飛び込んだライブハウスなどで指摘された点を彼女達なりに反映しつつあるのだろう。それが前進ということ。
最も「りんご」でスタート地点に立ってに過ぎない。今後、その路線でどこまで良い曲を作り、どう多くの人に聞いてもらうか。長い長い道のりだよね。頑張って欲しいな。
さて、この日は1番手にスロウドラマ。続いてコッサミ、3番手が青柳舞、トリは井沢彩萌という4組が競演。一晩に8つのライブハウスを回って女性シンガーをチェックするあいつ好みのエントリーだなあと思ってたら、案の定現れました、鉄平ちゃん。沢山の菓子をたずさえて、サンタよろしく出演者に配りまくってた(笑)いや、さすがだね。こうして、彼のイベントなら出るよ、というアーティストが増えていくのですね。
では他の三組は次の日記で