2月2日 栗本佳那 斎藤利菜 戸城佳南江 @7階 | 音楽偏遊

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最近見たライブや気になるアーティスト、気に入った店や場所など偏った嗜好で紹介してまいります。アーティストさんへの言及などは、あくまで私個人の見解であり、特に中傷や攻撃を意図したものではないこと、ご了解下さい。

今日は、ライブをはしご。
hinacoちゃんのステージが終わった後、声かけようと思ったが忙しそうだったので、
すぐにeggmanを出て急ぎ7th Floorへ。同じ渋谷なのだが、思っていたより遠い。少しへばった。
そういえば彼女を初めてライブで見たのも7階だったな。

本日の目当ては「Tiny Sun」。
昨年のワンマン以来、ずい分見ていない気がするのは気のせいではない。
それもそのはず。3か月間ライブをお休みしており、その間いろいろな別れと出会いがあり、自分を見つめなおし、音楽を再確認したとか。意味深だかおこの件深く突っ込む前に(笑)この日初めて聞いた1番手から3番手の3人の女性アーティストのことを先に触れておこう。

最初は栗本佳那。
ピアノ伴奏で、自身はボーカルのみ。てっぺいさんに「銀座のお姉さん」と突っ込まれていたが、したり。肩から腕を出したロングドレスだ。ただ「Amazing Grace」など英語のムーディーな名曲を続けて歌い、ドレスに合った雰囲気を出していた。声はきれいでよく伸びる、素直な正統派。なかなか上手い。hinacoの出演時間が早かったから間に合ったのだが、聞けてよかった。

2番手は斉藤利菜。
森口博子似(ごめん、かな?)の元気のよいアーティスト(いや顔や雰囲気もなんですが)。この日はパーカッション(カホン)の柴田君とベースの伊藤さんを従えて登場。自分はアコギでガンガン歌う。
1)Happy Days
2)君がいた町
3)花びら蝶々
4)プレゼント
5)くじら雲
という曲順(表記違っていたらごめんなさい)

特によりアコースティックなアレンジで演奏した2)と5)が良かった。実に楽しそう。こちらもつられて笑顔です。ややかすれた、それでいてかわいい声がチャーミング。

彼女自身、アコギを弾きこなし、様々な表現をできる技術がある。それに加えて、ベースとカホンがいい。3人の演奏が、ひとつになっていい緊張感とグルーブを出していて、かなり水準高し。
 

3番手が戸城佳南江。
こちらは彼女ひとりで、グランドピアノ演奏しながらの熱唱。6歳から始め、いくつものコンクールで賞を取ったというピアノの腕前はさすが。いいくぼさおりとどっちが上手いかなあ。音の装飾が豊かで、劇的で、エッヂが利いていて、強弱のメリハリがいい。さすがクラシックやっていただけある。よく演奏が一本調子で平板なPOP歌手がいるが、クラシックを勉強してみたら良いかもしれない。フォルテからピアノまで、いかにクラシックが繊細に音を紡いでいることか。

そんな彼女のボーカルは当然、明暗強弱にメリハリがあり、表情が豊か。声もかわいいのだが、色気もある。音感も良さそうで、聞いていて安心。曲順は以下
1、四つ葉のクローバー
2、白い足跡
3、スピロデザイン
4、あいのうた

持ち時間25分と短く、実は彼女はかなりおしゃべり。自分でも分かっているからか、MC長めで
4曲しか歌わず。もっと聞きたかったなあ。

現在、ファーストアルバムを制作中。3月発売するらしい。2004年からライブやストリートで歌っているのにね。いずれもっと出てくるアーティストだと思う。今度は、もうちょっと長めのライブを聞いてみたいものだが、残念なことに3月28日@代官山NOMADでやるレコ発ワンマンには行けそうにない。そのほかの決まっているライブも曜日が悪く、行けないかなあ。3月以降にチャンスはあると思うが。
26歳。まだまだこれからだね。


さて、タイニーサンについては、次のブログに書こうと思うが、本日の出演者5組の中でタイニーは4組目。実はトリを飾ったアーティストが別にいて、初めて聞いたが衝撃的だった。上手過ぎる!!その歌手の名は「いつか」。本名だって。そして、またしてもavex(正式にはavex ioで大人のavexとゆう事らしい)。やるなあ。その話もまとめて次で