金曜恒例の飯田橋ラムラアコースティックライブ。毎週活躍中の2組が30分×2ステージ演奏する。商業施設内の通路みたいな所にステージを設けているから、通行人も多いが無料。ふらっと立ち寄れるのが良い。
まず、「とっと」登場。そういう芸名。とっとちゃん、狙ってるよなあ、やっぱり。
幼稚園の先生?
赤の重ね着ワンピ、白タートル、赤チェック帽。かわいい笑顔。紹介に幼い女の子風のイラストが使われてるけど、まさにそのままに飛び出してきたみたい。
1人でキーボード弾きながら歌う。小さい子供に語りかけるよう。分かりやすい言葉。やはり幼稚園の先生って感じだなあ。
曲順は
1)田舎蜜柑
2)跳び箱
3)伝言ゲーム
4)君の魔法
5)靴擦れ
実際、ライブ活動といっても幼稚園や小中学校での演奏が多いとか。他に老人ホームやショッピングセンターなど中心。柔らかい歌声。幼稚園の先生みたいになるのも頷ける。邪心がなく、子供が安心して寄ってきそう。そんな彼女の魅力に活動が合ってる。
成長するにつれ現れる難問の克服を跳び箱に喩え、親から子供へ伝えるべき知恵を伝言ゲームに見立てる。誰にでも親しめて、うなずける曲のメドレー。ユニバーサルに優しい歌手だね。
もう一組が「ありましの」。どちらも平仮名だけど、詩乃さんは大人の女性だね。といってもまだ30歳ぐらいか。
コットンブランケットのようといった感じ。肌触り優しく、暖かく包まれて心地良さげ。何より発声が素晴らしいから、声に無理がなく伸びやか。かなりのボリュームが出るのに、自然で、煩くない。
アコギ弾き語り。サポにパーカッション。
一曲目の「ダイヤモンドの涙」は、静かな午後のBGMに良さそう。
続く2曲は英語で「first Noel」と「Rose」。なかなか素敵。発音もきれい。米国にも何度か長期滞在したことがあるそうで、洋楽やボサノバとか好きらしい。(ラム酒もね)
自己紹介しないと、とデビュー曲「愛のうた」。なんか落ち着く。
曲風は、かなり清家千晶に似ている。歌い方も似ている。ただ詩乃さんは柔らかいコットンだが、千晶さんはゴツゴツしていて、所々尖ってる。だから印象は随分違う。
でも、なぜこんなに似てるのだろ?同じくらいの年齢であることから推察すると、同じ系統のボイトレの先生についていたのではないだろうか。そう、6~7年前に。デビューも近いかもしれない。
詩乃さん、自由が丘のクオカ当たりで食材買い込み、グランマニエたっぷり入れた洋菓子作っていそうな雰囲気。家庭菜園も似合う。森ガール系の姉さんだね。
鹿児島出身。焼酎浴びるほど飲める口らしい。なんか、いいね。