いろいろ やり残してしまったなあ。はぁ
なんて溜め息がでそうな夜は…いいくぼ…だな。
ということで、横浜駅近くライブレストラン「サムズアップ」へゴー

今夜のステージタイトルは「Girl's Talk」

出演は4組。Hiro:n、矢野絢子、いいくぼさおり、斎藤花の順。
トップのHiro:n。来年でデビュー(?)十周年とか。彼女がギター&ボーカル。サポにパーカッション女性(上手い

ズンチャ、ズンチャのリズムでアップテンポの曲を細い声で裏声を駆使して歌う。声量がもう少し欲しいかなあ。調子悪いのかなあ。
多分、うまく歌えばお洒落な感じになりそうだけど、技術と声量と元気が足りない感じ。裏声のサビがアップアップしてて、ちと余裕が欲しいなあ。
「全身全霊でぶつかり、八割の力で歌う」
あるアーティストが教えてくれたライブの心構えだけど、後の二組がまさにそれを実践していただけに、Hiro:nが中途半端に見えた。おしゃれなステージ追及するならとことんやって欲しい。なんか力抜いてる感じ気になった。
2番手が矢野絢子。
初めて聞いたが感動した。ピアノ弾き語りだけど、これはフォークだね。
とにかくストレートにありのままを表現した叙情的な詞がいい。
そして歌が力強い

一つ一つの言葉がはっきりと聞こえてきて心に突き刺さる。
最初、女性なので、この凄みは中島みゆき風かと思ったが違う。これは、拓郎だな。まさにむかしの吉田拓郎だ。初めて拓郎聞いた感覚が蘇る。
とつとつと語るように歌う。歌詞がフォークの世界観タップリ。なんたって





「12月が一番好き。誕生日くるから。こんどで30だ、イェー」って、そんな年には見えない。もっと若そうな風貌なのに。
…風貌は大袈裟か。存在に味があるんだな。高知に生まれ、そして今もそこに住み活動しているからなのか、野性味があって武骨。都会の化粧崩れした下品さや、くたびれ感が全くない。その野のパワー滲むところが何とも魅力的だ。
プロフィール見ると、驚いた。2004年に一度メジャーデビューしていて、その年のゴールドディスク新人賞も受賞しているではないか。知らなかった。矢野さん、ごめんなさい。
今はメジャー契約終了して高知で「伸びやかに活動を続けている」とのこと。そんなに早くから頭角現していたんだね。ブログ見て、さらに驚いた。王様がいたとは。若いと思ったのだが、これだけの歌うたい、やはり人生積み上げています。
あれだけインパクトのあるステージ、それなりの積み上げがあるのだなあ。
高知の歌小屋へ飛んで行きたくなった。特に泥酔ライブ(笑)ニセのバンドとか、高知にいたらはまってたな。間違いない。詳しく知りたい方はご本人のブログへどうぞ。
曲順は
1)ブーツ
2)?(本当はいつも誰よりきみのこと想っているんだ~てやつ)
3)小石
4)一人の歌
5)サンタの家
6)窓辺の記憶
7)二つのプレゼント
MCで昨日飛行機で羽田に着き、夜は早速宴会。そして火曜、木曜、金曜、土曜と4回ライブ

一方で、「窓辺の記憶」の繊細なピアノとボーカル。このナイーブさも好きだなあ。この日発売のクロスロードもゲット。
さらに彼女の過去の曲も聞きたくなったので、まず「ナイル」をAmazonでゲット。届くのが楽しみだ。
ちと長くなったので、いいくボンバーは次項に