



曙橋はバック・イン・タウン。あの往年の大物も、最高のギターテクを持つ彼も、この箱での演奏はいつも楽しげ。そんな舞台でワンマンなんて、素晴らしいぜよ(なぜか土佐弁・笑)。
見事に満席

結論から言えば(もう冒頭で叫んでますが)、期待を上回る最高のステージで、今もその余韻に浸りご機嫌


アメリカンフォークな、ディキシーでカントリーな、楽しい、切ない、ワクワクなと様々な表情の楽曲を、バンジョーやバイオリンのフィドルやハーモニカが彩ってる

姉妹Duoの「Tiny Sun 」。レギュラーのドラム君とベース竹ちゃんに加えて、バイオリンまいちゃんに、スーパーゲスト谷晃一親父さんを時に交えたタイニーバンドで2時間超。MCでは時に親父さんのボケで笑いとりながら、真面目な姉貴アユコちゃんが歌へかける情熱や音楽を通じ広がる大切な人の輪を語ったり。
サエちゃんとアユちゃんのハモりや掛け合いが爽快。2人がお互いを信頼しているからこその絶妙なツインボーカル、姉妹で舞台に立っているからだろう2人のリラックス感と自然さ、あふれる笑顔(^-^)とても魅力的

さらに気心知れたバンドメンバーと偉大?な親父がいる安心感が。見ているこちらも微笑ましく、またあれだけ高い水準で競演できる家族の連帯感や相互レスペクトが羨ましい。
バラードもいい。「弱気な僕の日々」や「私ここにいるわ」とか、最近よく歌っている「●」など、等身大の彼女たちの心情が伝わってきて好きだな。
しかし、今夜最もパンチがきいてたのは、最後の方にやった新曲。親父さんがタイニーサン今一つ目立たないのは派手な曲がないからだとサエちゃんと作ったガンガンの一曲良かったなあ。演奏している本人達がそりゃあ楽しげで、一緒に踊り出したかったね。
聖者の行進も、スローなアユちゃんの、そしてサエちゃんの歌で立ち上がり、弾ける瞬間への期待を膨らませ、そしてその瞬間、期待に違わずドンチャンとお祭りに。スカッとするよね。
で、最後にアンコール。サエちゃんの「じゃあ一曲目いきます」には笑えた。もう、ばっちり3曲やるつもりでいたんだね。
そして、ここで「ミュージックライフ」に「タイニートレイン」の代表曲2つ。ラストは本当に最高の盛り上がりだった。良かったなあ。
何曲歌ったんだろう?20曲近かったか。間違いなくみなさん堪能したな。素敵な興奮の一夜だった。ますますタイニーファンになった。次のライブが今から楽しみだ
