
もう、最後はノリノリの漣研太郎とピストルモンキーズ

久々だったけど、やっぱ、いいなあ。マイナー調の曲でダダダと音階を上がって行くときのセクシーで切なくて、壮観な声のだしっぷり、痺れるね~。
今回は後ろの二つのバンドを意識したのか、エレキバージョン。ギター高田さんのテンションが高い、高い(笑)
ということで、バラードを聞かせる渋谷めぐみだが、今宵はスピード感溢れるビートが効いた作品中心の選曲。編成的にも、アコギ担当はるひ君が不在だったこともあり、演奏は少し平板だったけど、細かいアレンジや即興盛り沢山でやや過剰感も。しかし、彼女の声の強さや正確なリズム感、乗ってきた時の迫力には合ってるともいえるね。
セットリスト
秘密
さよなら
奇跡
ユメオチ
東京
の五曲で、定番の「day after day」や、聞きたかった「会いたい」などのしっとり系は「奇跡」だけだったのはちょっと残念。
また、演奏が遊びすぎて、最後の東京では、エンディングにかけてキーが楽譜間違えておかしなコード進行になったのは残念。リハ不足は明白。求む反省だね。
でも、今夜一番聞かせたのも「東京」だったな。特に前半はガバッと心持ってかれた。
曲中でバックのミスを救ったのは渋谷めぐみのボーカル。即座に間違えて弾いてる部分を捉えて、不自然にならないよう歌い出し、最後はたっぷり盛り上げて、お客さんを歌の力で楽しませてくれた。
これにさらにパフォーマンスやMCが加われば、鬼に金棒なんだが、外見に似ずシャイで、それが下手なのもまあ彼女の魅力かな。ジャケ写や歌ってる時の目力は迫力あるんだけどね。
さて、渋谷めぐみを久し振りに堪能して満足なんだけど、この日は他の二組も最高だった。それは次項に続く