7月28日@渋谷7thFloor 続・廻田彩夏 杉恵ゆりか | 音楽偏遊

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最近見たライブや気になるアーティスト、気に入った店や場所など偏った嗜好で紹介してまいります。アーティストさんへの言及などは、あくまで私個人の見解であり、特に中傷や攻撃を意図したものではないこと、ご了解下さい。

昨夜、ブログ書いてから廻田の「地球の迷子」を何度か聞いた。

やはり「カシグレ」が気に入った。


動物は生まれて最初に見た生物を母親と思い、親しみを感じるそうだが、僕にとっての初廻りの一曲は、強く印象に残った。好感度高かった。


人は第一印象で評価の8割が決まるという話もあったが、一曲目で好印象だった歌手には、すぐほれてしまうのはそのせいだろう。これまでの自分のブログ読み返すと、つくづく自分が第一印象でアーティストに惚れやすいことがわかる。


アルバムを聞いていて、さらに2点思いついた。

1)国際協力に異常に反応してしまったのは、それが自分が実現していない学生時代の夢だったということ。


2)その学生時代、自分は国際交流サークル「虹の会」に入っていて、国際協力などにもかかわっていたということ。

「虹」だよお虹


昨日のブログ書いた時点で思い出さなかったことにあきれた。

今の自分が、いかにあの頃から遠ざかっているか痛感し、少し寂しかったね。


ちょうどライブから帰宅してニュースを見ていたら、川村カオリ死去を伝えていた。享年38歳。乳がん。

若過ぎるよ。


彼女が「ZOO」や「神様が降りてくる夜」などのヒットを飛ばしていた頃が、まさに自分が国際交流に励んでいた青春時代だった。彼女の曲が自分の記憶を呼び覚ました。


アルバムを探ったら、川村カオリは4枚もあった。すっかり忘れていた。そのうちベスト盤に近い「CHURCH」を「地球の迷子」と共にiPhoneにアップロードした。


改めて聞き返すと、またまた色々思い出されてきた。歌唱力は多分、まわりーの方が上だと思う。それでも彼女は決してアイドルではなく、生き方とか社会の不条理とか歌を通じて伝えてくれた。記憶に残る歌手だった。冥福を祈ります。

合掌


川村カオリと廻田彩夏を聞き比べていて、もう一つ気付いたのは、まわりの声質が自分好みだということ。これこそが好印象だった最大の理由かもしれない。

いずれ記憶に残る歌手になって欲しいと思う。


さて、7thFloorのライブは、まわりー以外にも多士済々で楽しい夜だった。ちょっと振り返る。


トップバッターは杉恵ゆりかとDIinosaur+。

18歳!広島出身だ。

個人的に最近、広島出身、もしくは広島好き(全然違うか)のアーティストとよく接するが、広島って音楽盛んなのだろうか?


ちっちゃくてかわいいピアノ弾き語り。

音大一年生のバンド仲間と登場し、お菓子箱をひっくり返したようなカラフルでスイートな演奏だった。

彼女の声は奔放で、高音がよく響いて、透っていた。


2番手は「うず」。

女子高の学祭で出てきそうな二人組み。ステージに座り込み歌う姿も、なんか田舎の高校生のスタイルっぽい。

大学の軽音部のレベルにさえ至ってない感じだけど、

パーカッションの智子ちゃんはカホンやジャンベ(?)たたきながらコーラスもと、頑張っていて好感した。


MCでスカイプをやっている話題があったのが、ちょっとびっくり。

やるな。おじさん達の中でスカイプ利用者は皆無だけに、新しいものをすぐ取り込める若さは羨ましい。



3番手に廻田綾夏で、この後に登場した二組はさらに完成度の高い演奏を聞かせてくれました。


4番手のcossami、 5番手の末永華子については項を改めます。