はあ、ご無沙汰です。最近仕事忙しく疲れが抜けないHookです。ブログもお休み多しで申し訳ない。
ですが、昨夜は仕事の狭間を縫って、行ってきましたepochol(エポコ)のライブ!
ここ何回か急用などで行けず、悔しい思いをしておりましたが久々に満喫です。さらにエポコ以外にも、ご機嫌なグループ「吉田山田」(男性デュオ、苗字そのままグループ名かい!)も聞けて、余は満足じゃ(笑) あとで書くよ。
場所は代官山Nomad。なぜか僕がNomadに行く日はいつも大雨。濡れた外階段を3階まで昇る。石川遼くんが戦った大荒れの全英ターンベリーに比べれば、屁みたいなもんだろうが、
向かい雨に見上げる3階の入り口が遠い遠い。この夜は看板も出ていなくて、心細いし。
午後7時半ごろ到着。入ると二番手の鈴木健太郎くん(from静岡・袋井)が歌い始めたところ。初めて聞いたが、いいねえ。
少し舌足らずで、頼りなさげで、優しくて、素朴。というか純朴。
静岡の原野谷川ぞい、夕焼けの河原にたたずみ流れる清流に耳を澄ましながら育ったのだろうか、小さな音の一粒一粒をとても大切に奏でる。歌声もとつとつとしていて、3曲目の「夏花火」など情景が浮かぶようだった。
アコギの音の粒がキラキラしている。柔らかいピックと硬いピックを曲の中でも使い分けるなど、音質をとてもこだわっていて好感。かなりのギターテクで、アコギながら多彩な音が紡がれていく。単にジャカジャカ鳴らすだけのギター弾きはぜひ見習おうっ。まわりのお客さん(他の出演者?)も「すごい!」って感嘆してました。
三番手はSpring。かわいい女の子が一人でアコギ弾き語り。今日を最後に「春」に改名するとか。中学生の雑記帳みたいなかわいらしい恋愛を歌ってました。もう少し元気とリズム感があると良いねえ。
4番手のNaturalに期待してたら、なかなか上手い。いかにも現代風の少し頼りなげな男の子(TATSU、Vo)と、活きの良さそうな女の子(NAO、Key/Vo)のユニット。ヤマハミュージックスクールでしっかりポピュラーコースの先生に習ってきました、って感じ。TATSU君のポピュラー歌手としての歌唱力は模範的で、カラオケ歌わせたら拍手多いだろうな。実際、どの曲もカバー曲みたいだった。
ただ、まだスクール卒業したてレベルかな。しかも、最初から最後まで楽譜見ながら歌ってたけど、それってどうなの?結局、歌で何を伝えるのか、という一番肝心な部分がまだ空白。器作って魂を入れるのはこれからなのでしょう。3曲目の尾崎豊の「I Love You」も、うまいけど何の情景も浮かんでこなかったし。
このグループをどう色づけて、何を伝えていくのか。そのために自分達自身でオリジナリティーをこれから磨くのか、はたまた誰か優秀なプロデューサーに演出してもらうのか。最後に歌った「I Live」はちょっと良かった。そこら辺りにヒントがありそうです。TATSU君は素直そうだけど湧き出す個性に欠くが、NAOちゃんはしなやかな感性と音楽性を響かせていた。ユニットの運命はNAOちゃんにかかっているかも