さわやかに、にこやかに、ほんわかと「てまり 」の2人登場。
思わず、客席のみなさんがにやけている。
はい、自分もです。
だって空気感がいいんです。
だって笑顔がとても優しいんです。
って、誰に言い訳しとるのでしょう。
プロフには「チェロを弾きながら唄うあやか、ピアノを弾きながら唄うさらら」とある高校同級生の二人組み女性デュオ。今回はサポートでカナモノ&カホン(?)で男性一人追加の3人。
僕の好みは、きれいな強い声で、歌唱力や説得力ある歌いっぷりが迫力ある歌手なのですが、「てまり」は例外。
二人の声はWhisper Voice。ささやくような声をかぶせて、かわいらしい曲を歌います。聞いてると、やさしい気分になるのです。
本日はさららちゃんのスカートが素敵。手作りなのかな?明るい大きな花柄のきれやデニムなどをつなぎ合わせたようなロングスカートがふわり。髪にも大きな花をつけて。前のcomfortも同じ服だったかな?
曲聞くのと同じぐらい楽しいのが、てまりのガールズトーク。
今回のテーマは時期が時期なので「たぬばた」。そう七夕だが、山形出身の2人は山形弁でたぬばた。
「短冊に祈りごと書くとかなえてくれるのは織姫さんと彦星さんか?」
「ふだりはラブラブでそれどころでないべ」
「んだね」
といったかけあいで、会場も笑いに包まれる。
「故郷のメロディー」という彼女たちが故郷を思って作った曲をこの日も歌ってくれた。ライブでは定番の曲ですが、しみじみといいですな。
ブログであやちゃんが書いていた、この季節の実家の周りは赤い実をつけたサクランボだらけ、という光景が浮かんできます。
おもわず住んでた「ふぐすま」のこと思い出して、ネットで福島情報検索していたら、面白いページ 発見。東京在住の福島県民は思わず笑ってしまい、その後ほろりとすること請け負います。閑話休題
あやちゃんが、好きになったらとっても一途というのも、うなずけた。
そこからそんな恋愛中の想いを歌った「simple」。この曲も明るくてせつなくていい。
それで、さっちゃんが誰かに似ているなあと前から思っていたのですが、今日気付きました。うん、懐かしきのりちゃんだな。今、仙台に住んでる。もう結婚したのかな?はい、だれもわかりませんね。すいません!
しかーし、さっちゃんが山形弁で話すとふぐすま弁の彼女とほんとよく似てるんだよなあ。
てな感じで、てまりライブは懐かしさや優しさに満ちている。俗世間のアクを洗い流してもらいました。