7月2日@四谷天窓comfortの1  Mint Julep | 音楽偏遊

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最近見たライブや気になるアーティスト、気に入った店や場所など偏った嗜好で紹介してまいります。アーティストさんへの言及などは、あくまで私個人の見解であり、特に中傷や攻撃を意図したものではないこと、ご了解下さい。

四谷天窓comfort行ってきました。

心が優しくなる、幸せな一夜でした。

出演のみなさん、いい音楽をありがとう


本日の目的はデュオの「てまり」だったんだけど、他の初めて聞く2組もよかったあ。


まずトップはMint Julep


僕が好きなカクテル名でもあります。たっぷりのフレッシュミントの若葉を砂糖と一緒にぎゅっ、ぎゅっと潰して、クラッシュアイスたっぷり入れて、バーボンをひたひたに。軽くステアしてゴキュっっと飲むと、夏の日差しの下、ターフの匂い広がる紳士淑女がざわめく競馬場の光景が浮かぶんだよな。古き良きアメリカ中西部、星条旗よ永遠なれ、トムソーヤ(なんだこの連想!)


でミントジュレップ。

よく知らなかったけど、大和田慧(Vo)奥野裕介(AG)大関麻子(Pf)の3人組み。慧ちゃんがゴスペルやっていたことと関連あるのかもしれないが、彼女の歌を聴いていると、カクテルで思い浮かべるあの暑い赤茶けた地べたと芝生の風景がシンクロする。アメリカで夏にガーデンパーティやる時に(そんな事はないだろうが)入れる生バンドは、ぜひミントジュレップにお願いしたい(笑)。そんな風に、このバンドの雰囲気が思わせてくれる。


彼女の性格だとおもうけど、ミントジュレップはとってもオープン。もひとつ浮かんだキーワードは「share」。心を開いていて、お客さんと一緒に楽しもうって感じで好感度高し。ピアノとギターのアコースティックな編成も、彼女の歌う少しハスキーで、元気のよい声とマッチしている。


そして音楽性が、やっぱりアメリカンな感じ(うまく説明できませんが)。どんなアーティストの影響を受けているか、分からない。でもラス前に歌ったマイケル・ジャクソンの"Man in the Mirror"も、ミントのものにしていて、英語の発音もきれいだし、きっとあれはアメリカに住んでたな、多分。曲名を覚えていなかったが、最後の曲も良かった。


たくさん活動中のようなので、また近く聞きに行きたいと思うバンドです。