また、パブコメ(老人福祉センター)書きました。 | いち江南市民のブログ

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愛知県江南市で暮らす日々をつづります

 江南市の古い老人福祉センターが立て替えられる、ということで、その建て替え案へのパブリックコメントを書きました。

 この老朽化建物、立て替えて新しくなるのか、というとそうではなくて、「江南市多世代交流プラザ」という目的の着地点がいまいち不明のよくわからん施設に生まれ変わるそうです。

 そもそも、江南市民に「老若男女、日本人、外国の人いろんな人と交流したーい」みたいな欲求が前からあったのでしょうか? 役所が勝手に上から目線で「みんな仲良くしましょう」って願望を押し付けているだけなような・・・。で、その願望?を寄せ集め建築作りの口実にしているような。

 とにかく市民からの意見の吸い上げ少なすぎ! 役所のための役所による市民の9割以上が利用しない役所の施設にならないことを祈ってます。  

 

意見

 建て替え・複合化の目的に多世代・文化交流とありましたが、その方法論が案からはわかりません。どのようなやり方で高齢者や子ども、外国人の方々との交流を深めるのですか。中身(策)なくして外身(建物)を作っても交流は進まないのでは、と思うのですが。

 もし外側(ハコモノ)からスタートするとしても、(2)機能構成・配置のイメージ例から目的が実現できるのか疑問に感じましたので、以下それらについて意見を述べさせてください。

1 1階に高齢者が利用する頻度が高い施設を持ってきてください。例えば、健康体操が出来る部屋(⑤⑩?)、囲碁や将棋、談話が出来るスペース(⑭⑬?)などです。浴室は是非設置してください。一人暮らしの高齢者から、家に風呂はあるが入浴するのは不安という声を聞きました。冬場は浴室での死亡事故が増えることを考えれば、その気持ちはよくわかります。安価で入浴できる老人福祉センターの浴室は貴重です。

2 2階に国際交流ルーム①とボランティアセンター②を持ってくると同時に、外国人相談ルームも設置してください。楽しく交流する以前の問題を抱えている方、多数いるのでは、と思います。気軽に相談してもらって、必要とあらば、労働基準監督署や弁護士、労働組合などを紹介する、「相談」に特化した部屋を作るべきなのでは。日本語教室専用の部屋もあっていいような気がします。

 多文化共生に関しては、事前アンケート(LINE、利用者、その他)内に外国人の声があまり入っていないような気がします。施設を作るのであれば、是非外国人の方々の意見も多数集めてください。

3 トイレの面積は男性より女性の方を大きくしてください。個室に限るという女性トイレの構造上、面積を広げることは円滑なトイレ利用という点で必要不可欠です。また、LGBTQ配慮のトイレ(オール ジェンダーという表示のトイレ)も作ってください。