前渡不動尊 | いち江南市民のブログ

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愛知県江南市で暮らす日々をつづります

 今日は江南市からプチ旅行で、岐阜県各務原市の前渡不動尊へ。

遠景

 愛岐大橋を渡って、たどり着いたこのお不動様は、承久の乱の戦死者たちを供養するという役割も担ってきていた。

 今から800年前の西暦1221年、各務原側に西軍(朝廷軍)1万騎が陣を構え、江南市側にいた北条泰時率いる主力軍と激突。承久の乱は、武士が皇室全体を敵に回して戦った最初で最後の戦だ。で、結果は幕府軍の圧勝。皇室VS武士で、「朝敵」が勝ってしまったのだから、日本史においていかに重要なターニングポイントかわかるだろう。とにかくこれで、この国の権力者が誰かはっきりした。

 山の中腹にひっそりまつられている供養塔。

 

 帰りはふと立ち寄ったカフェでティータイム。

 エッグトーストサンドセット、ドリンク(カフェオレにしました)つき。これで420円はお値打ち。

愛岐大橋渡っても通いたい、可愛くておいしいカフェでした。

 帰りの愛岐大橋の上から木曽川を眺める。

 矢が飛び交う中、この浅瀬を鎌倉の騎馬武者が、対岸に突撃していった様子がふと脳裏をよぎった。

 

 川凍るいくさ場あとに時流れ