WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学
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先月、5日ほど、平日のどまんなかにハワイへ旅行してきたのですが、今日は、その旅行中に翻訳の仕事はどうなっていたのか?というお話をしたいと思います。
ハワイ旅行自体については、興味がありましたらこちらからよろしければお読みください
こちら→ 13th FestPAC Hawaii からまとめてお読みいただけます。
私は、フリーランスで翻訳・通訳の仕事をしています。
いわゆる自営業でして、普段は基本的に自宅の部屋で翻訳の仕事をしています。
会社に通っているわけではないので、平日に仕事をしないで旅行にいくことは簡単だと思われるかもしれません。
「自由業」ともいわれるフリーランスの翻訳の仕事ですが、自由度が高いのは確かだと思いますが、そうは言っても実は、ずっと仕事をしないで旅行だけを楽しむというのも、なかなか難しいのです。
今日は、今回5日間ハワイにいくために、自分の仕事にどんな影響があったか、どのようにして仕事を片付けて旅行に出たのか、5日もあけて大丈夫だったのか??とったことを書いてみたいと思います。
実際に自由業のフリーランス翻訳者は本当に自由なのか?という点も見えてくるかと思います。
ちなみに、私のプロフィールもありますので、興味がある方はこちらもご覧ください↓
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丸山のプロフィールはこちらをご覧下さい。
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UnsplashのVidar Nordli-Mathisenが撮影した写真
まず、今回の旅行に際して、その週に締め切りを迎える仕事がないように調整しました。
私の仕事は、多くが数日から1週間後くらいまでが納期になる仕事が大半です。
ですので、旅行の前の週あたりから、翌週が締め切りになるような仕事をあらかじめ断っておきました。
ですので、前の週くらいから仕事が少なくなりました。
また、毎日のように発注をしてくれるクライアント(翻訳会社)もありますので、その担当者にはあらかじめ旅行の予定を伝えておいて、仕事が来ないように手配しておきました。
また、仕事が入りそうなクライアントにも、あらかじめ連絡です。
当然、私たちフリーランスは、仕事をしなければお金が入りません。
ですので、休んでしまえば収入減ということになります。
会社員のように、有給をとるなんてことはできません。
そこがつらいところ。
しかし、仮に旅行中に仕事を引き受けたとしても、大きな仕事で、帰国してから作業をして十分に間に合うような仕事であれば、旅行中でも受注したいところなわけです。
ですので、少しでも仕事をもらう可能性を減らしたくないので、極力、取引先には「旅行に出ている」とか「仕事を引き受けられない」とかいうことは告げず、あたかも何事もない平常時のような感じを装って過ごすというのが、基本になります。
また、数時間でできるような仕事であれば、わざわざ断らなくても、現地で作業をすることもできるので、そうすれば、特に穴をあけずとも済みます。
また、レギュラーで担当している仕事もいくつかあり(特定の銀行や旅行会社などのクライアント)、そういうところからの依頼であれば、穴をあけるわけにはいかないので、旅先であろうがどこであろうが、仕事の依頼が来れば引き受けたいわけです。
(そうしないと、他の人に担当が回ってしまいかねません)
ということで、旅行の数日前から仕事の調整をはじめました。
ただ、今回は、繁忙期ではなく、比較的閑散期であるということもあり、連日バンバン仕事が入ってくるということもない状況でした。
ですので、1~2件は断ったのですが、あとは特に平常通り、何事もなかったかのように旅行にでかけました。
もちろん、ハワイにもパソコンをもっていき、仕事をできる体制で臨みました。
出発したのが月曜の夕方だったので、月曜は普通に何件か仕事をこなして出かけられました。
ハワイに到着したのが現地で月曜の午前10時ころ。
これは、日本時間では火曜の朝6時ころ。
月曜はもともと仕事があまり多く来る日ではないということもあり、ハワイに到着してメールをチェックしましたが、特に新しい仕事の打診などはありませんでした。
ということで、ハワイ初日は安心して出かけたわけです。
日本とハワイの時差は19時間(ハワイの時間から5時間引いて、翌日にすればいい)。
ですので、現地では、昼に遊んで、夜ホテルに戻ってメールをチェックするとちょうどいいという感じでした。
というのも、私の場合は、欧州の企業との仕事が多く、いつもメールが多くくるのが(日本時間で)夕方の5時以降。
これはハワイ時間では夜の10時くらいなわけで、ホテルに帰ってからパソコンを開いて、ヨーロッパの人とやりとりをするとちょうどいいという感じでした。
ヨーロッパの人にしてみれば、いつもと変わらず私とやりとりしているという感じだったでしょう。
幸い、ハワイ滞在中は大きな仕事やトラブルもなかったのですが、数件、いつも担当している仕事や翻訳者さんのチェックの依頼がありました。
ですので、もちろんそれらの仕事は引き受けました。
ハワイ滞在中は、夜寝る前にこうして仕事を受注して、朝起きて作業をするというパターンでした。
こんな感じで、最初の2日は、実は午前中ホテルで仕事をしていました。
朝、5時くらいから10時くらいまで、部屋で翻訳の仕事をしていました。
ですので、午前中は一緒に旅行した連れとは別行動。
途中で合流するという感じでした。
幸い、今は携帯電話を普通に現地で使うことができるので、日本にいるときと同じように、LINEでやりとりをして合流しました。
便利な時代ですねぇ
10年前にハワイに(出張で)行ったときとは、電話事情が少し違っていました(10年前よりも便利に!)
電話事情についても、近いうちに記事にしたいと思います。
興味のある方は、ぜひ楽しみにしていてください。
こうして、旅行の2日目と3日目は午前中、ホテルの部屋で仕事をさせてもらい、午後からFestPACや観光に行くという感じでした。
4日目も、やはり小さな仕事が入ったのですが、朝目が覚めて作業をしたら、連れが出かける時間にはすべて終わっていたので、一緒にでかけられました。
ということで、基本的には仕事にはほとんど穴をあけずに旅行することができました。
朝早くおきて作業をするのはちょっときつかったですが…
でも、時差ボケもあったのか、また部屋が寒かったこともあってか、朝はわりとはやく目が覚めてしまい、自然にメールチェックをしていましたww
こんな風に、フリーランスは、やり方次第では旅先でも仕事に穴をほとんどあけずに仕事ができます。
実際に、仕事のことをすべて忘れて旅行に専念できればもっといいのでしょうが、やはりそうもいきません。
先ほども言ったように、レギュラーで担当している仕事は、こちらの事情とは関係なく仕事が来てしまいます。
レギュラーの仕事を他の人に頼むことも可能ですが、やはり自分でやりたいというのはありますよね。
それをきっかけに、 ほかの人の方が自分よりも上手な翻訳ができたらその人にその仕事がいってしまいかねませんし・・・
プロジェクトマネージャーさんだって、いつも頼んでいる人が突然使えなくなったら困るだろうし、他の人を手配するのは面倒だろうし・・・
それから、旅行に行っている間でも仕事ができれば、収入の足しになります。
先ほども言ったように、フリーランスの場合は、仕事をしなければ、基本的にはお金が入ってきません。
少しでも仕事ができれば、収入の足しになるわけです。
それから、私は頻繁に旅行に出る方ではないのですが、たまにでも旅行などで使えななくなる翻訳者よりは、いつも(安定して)使える翻訳者のほうが、プロジェクトマネージャーとしても使い勝手が良いわけです。
そういった意味でも、普段と変わらずに常に使えるひと(availabilityの安定した人)の方が、信頼性が高く、使いやすいわけです。
自分は、そういう風に、いつでも安心して使ってもらえる翻訳者になりたいので、「今週は仕事ができません」とお断りしなければならない事態を少しでも減らしたいのです。
そういう意味でも、旅行にいくときでも、どこでも仕事ができるこの仕事は、自分にとって最高のマッチングだと思っています。
それができるのも、現代のパソコンやインターネットの技術(セキュリティも含め)があるからこそですよね。
本当に良い時代に生まれたと思います。
ということで、今回は月曜から金曜までの5日間、平日に旅行をしたわけですが、ほとんど大きな穴をあけずに仕事もすることができました。
まあ、普段よりは少し仕事が少なめだったかもしれませんが、閑散期に旅行したということもあり、そもそも仕事自体が少ない時期に行けたのもよかったかと思います。
365日いつでも好きなときに旅行できるというわけでもないし、旅行に出るには、それなりの準備も必要で、また現地でも仕事に振り回される可能性もあるわけですが、それなりの自由は享受できている気がします。
そして、その1週間抑えていた分を取り戻すべく、6月の後半は少し仕事を多めにしました。
ということで、帰国してから今日までかなりみっちりのスケジュールだったのですが、ようやく一段落した感じです。
雨が多かったこともあり、運動不足気味で、体内時計のリズムもちょっと崩れ気味だったので、今週末は少し体を休めつつ、しばらくは体を動かすことに重点を置いていきたいと考えています。
こういう調整が効くのも、フリーランスならではかもしれません。
UnsplashのDawid Liberadzkiが撮影した写真
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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