Twitterのbotを活用する方法
2月最初に書いた記事で、今年の残りが「333日」だったという話をしたのですが、このとき、Twitterにひたすら今年の残り日数を数えているbotアカウントがあることに気づきました。
ちなみに、そのときの記事はこちら
↓
翻訳者がこの時期、忙しくなる理由(確定申告以外) | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所 (ameblo.jp)
ふと「今年はあと何日残っているんだろう・・・」と思ったのがきっかけで、ネットで調べたら、このTwitterのbotが目に入りました。
今年の残り日数(@remaining_days)さん / Twitter
どれだけ使い道があるのか、正直よく分かりませんが、便利といえば便利ですよね。
ただ、そのbotアカウントでは、2月1日の時点では「残り334日」となっていました。
2023年2月1日になりました。今年は残り334日です。あと91.5%です。
— 今年の残り日数 (@remaining_days) January 31, 2023
これは、このアカウントが残り日数に「当日」もカウントしているからのようです。
つまり、1月1日には今年の残り日数を「365日」と数えているようです。
私の感覚では・・・ 1月1日の時点で、その年(365日)のうち残りは何日か?と聞かれたら「364日」なのですが、その日はまだ終わっていないので、半日であろうが、その日も残っているのだから、残りは365日と考えることもできますよね。
残りの日数に今日を入れるかどうかで、変わるということです。今年の残りの日数を数えるときには、それほど問題ではないと思いますが、こういう数字の話をするときには、基準についてしっかりと把握しておくことは大事です。
そして、世の中には基準をはっきりさせないで語られていることが多くあるので、数字を読み取る側としても十分な注意と知識が必要ですね。
データの読み方や基準をしっかりと把握しておくことが大事です。
今年の残り日数といえば、フォロワーが国の総人口の44倍もいることで有名なナウル共和国政府観光局(公式)のアカウントが、最近よくつぶやいていて、気になっていました。
まだ83%もあると言われると、心が落ち着くきがしますが・・・ でも、年後半になって残りが少なくなっていったときには、プレッシャーになりやしないかとちょっと心配です。それまで続けるのかどうか、知りませんが。
ちなみに、この上の画像はスマホで見た場合のナウルのツイートですが、パソコンで見たら、ちょっとレイアウトが微妙になっていましたね。
黒の四角■と中抜きの□で、パソコンのブラウザを通すと大きさが違っているからですね。
ナウル共和国政府観光局さんはスマホで投稿しているのかもしれません(あるいは、ナウルさんのブラウザだと、パソコンでも同じ大きさに見えるのかもしれませんが)。
このように、パソコンの表示は、見る人の環境や状況によって変わってきます。
これは、実は語学でも似たようなことがあり、たとえば日本語で考えているときに単語のイメージと、実際に外国人が受け取るその単語のイメージが、異なるものもあるのです。
つまり、日本語で考えたときのイメージが、外国語でそのまま伝わるとは限らないのです。
ですから、日本語の単語をそのまま対応する外国語に訳したとしても(変換したとしても)、必ずしも正しく意図がつたわるとは限らないのです。
翻訳(や通訳)では、こういう点も要注意です。
上のナウルのスクショの例でいえば、自分としてはスマホのようなことを想像して伝えようとしているのに、実際に受け止める人の側では、パソコンのスクショのようなイメージで受け止められてしまうということがよくあるわけです。
翻訳者(や通訳)の仕事は、こういう違いを無視してただ訳すのではなく、こういう違いを想定して、誤解やイメージの齟齬が生じないように訳してあげることなのです。
翻訳をする側の人も、そこを注意することが大事です。
私が翻訳の監修やチェックの仕事をしていると、その配慮が抜けている人が多く見受けられます。
「翻訳の質」とは、ただ単に正確に訳せるだけではなく、相手にどういう風に受け止められるかを想像しながら訳すことが必要です。
ところで、話をTwitterのbotに戻すと・・・
Twitterには、先ほど紹介した「今年の残り日数を数える」botのような、ちょっと便利なアカウントもたくさんあり、うまく探し出せれば活用できるものも多くあると思います。
(ちょっと、活用方法が分からないbotもたくさんありますがw)
個人的には、それほどよく使うわけではありませんが、便利だなぁと思うものがありましたので、いくつか紹介してみたいと思います。
今日が誕生日の有名人(@_happybirthday)さん / Twitter
毎日、その日が誕生日の有名人を教えてくれるbot。「有名人」の定義はよくわかりませんが。
Colorize_Bot 🤖🌈(@colorize_bot)さん / Twitter
こちらは、そういう意味での便利なbotとは違いますが、モノクロ写真をカラーに変換してくれるもので、とても面白いと思いました。
私は、主にニュースや時事情報的なネタのbotは結構フォローしていて、そういうのは割と重宝しています。
みなさんは、何か便利なbotをご存じですか?よろしければ教えてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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