Uターン(田舎への移住)の前後で仕事がどう変わったか(翻訳者の場合) | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

Uターン(田舎への移住)の前後で仕事がどう変わったか(翻訳者の場合)

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

私は

2020年の12月に

東京からUターンしてきました

 

Uターン先は

山形県鶴岡市というところで

市としては

地方の中核都市なので

栄えてはいますが

田舎といえば田舎なので

私の仕事である翻訳や通訳の需要は

それほどありません

 

Uターンや田舎への移住を考えている人も

このブログの読者のみなさんの中には

多くいらっしゃるかもしれません

 

そんなみなさんの多くが

「田舎でもちゃんと稼げるだろうか…」

という不安を抱いていることと思います

 

ハチハチハチ

 

結論から言いますと

私の場合は

翻訳の仕事に限って言えば

Uターン(移住)は

私の翻訳の仕事には

まったくといっていいほど

影響がありませんでした

 

つまり

移住したことが原因で

仕事が減ったとか

収入が減ったとか

仕事がやりづらくなったとか

いうことは全くありませんでした

 

翻訳の仕事は

(このブログでも何度も書いているように)

独立して18年ほどやっています

 

16年ほどは

東京でやってきました

 

理由は

大学時代から住んでいた町ですし

最初に就職した町も東京だったので

そのまま

東京で独立した

というだけです

 

ただ

独立したときには

東京だからこそできた仕事だろうなぁ

と思うような仕事も

いくつかありました

 

しかし

結果的には

そういう仕事はほんの一部であり

仮にそれがなくても

翻訳の仕事で食べていくことはできただろうな

と思います

 

まず

私の取引先の大部分は

海外の翻訳会社です

 

つまり

海外の翻訳会社からもらう仕事が

だいたい8割ほどを占めています

 

ですので

東京で仕事をしようが

山形で仕事をしようが

何も変わらない

ということです

 

これらの取引先の人たちは

私が日本のどこに住んでいるか…

 

あるいは

世界のどこに住んでいるのかは

あまり関係ないようです

 

そういう状況で

頂く仕事を増やしてきたので

これらの企業との取引に関して言えば

どこに住んでいても変わらなかっただろうなと

思います

 

かたつむりかたつむりかたつむり

 

一方

日本の翻訳会社とも

何社か仕事をやらせてもらっています

 

ある会社は

東京都の仕事を通じて

結果的に10年以上の長いお付き合いになっているので

もしかしたら

この会社とは

東京都の案件がなければ

ここまで仕事をしていなかったかも

しれません

 

それ以外は

すべての翻訳会社は

インターネットで応募して

トライアルを受けて

仕事をやらせてもらっているので

私がたまたま東京に住んでいただけであり

東京に住んでいなかったら

これらの企業とは取引がなかったか?

というと

そういうことはないと思います

 

翻訳会社と仕事をするうえでは

東京でも山形でも

まったく変わらなかったと思います

 

 

 

 

ちなみに

東京にいなかったら

取引がなかっただろうなぁ

と思う取引先も

いくつかあります

 

その中には

翻訳者としての私のスキルを

大きく伸ばすきっかけとなった出逢いもありました

 

それは

ある海外の翻訳会社からいただいた仕事で

その発注者が日本の会社だったのですが

ちょっと特殊な案件だったので

その発注者の会社の方と

直接会って打ち合わせをすることになったのです

 

これは

普通、翻訳会社との仕事では

ありえないことだと思います

 

この件については

また改めて

お話したいと思いますが

 

とにかく

この会社との付き合い

そして

この担当者の方との出会い

延いては

私が大きくスキルアップするきっかけとなった

この仕事は

私が東京に住んでいなければ

ありえなかったと思います

 

少なくとも

とても難しかったでしょう

 

先方も東京の会社だったので

私も東京にいなかったら

「では、一回お会いしましょう」

気軽にもちかけることは

できなかったと思います

 

他にも

私が東京在住だったらできた仕事が

あります

 

それは

私が最初に就職した会社との仕事です

 

私が退職して

独立してからも

その会社の元上司が

私に直接翻訳の仕事を発注してくれたのです

 

これも

私が東京にいなければ

しかも

その会社に就職していなければ

できなかった仕事でしょうね

 

このように

私が東京にいたからこそ

実現した仕事というものは

いくつかあります

 

しかし

これらの出会いは

いずれも偶然のものであり

あるいは

山形に住んでいたら

また別の同じような出会いは

あったかもしれません

 

ですので

必ずしも

「東京に住んで事業をやっていたことがアドバンテージになった」

とは

言い切れないと思います

 

山形でも

十分にアドバンテージのある仕事が

翻訳業に限っていえば

できたと思います

 

一方で

通訳の仕事は

これと真逆の展開でした

 

つまり

Uターンする前後では

がらりと仕事の様相が

変わってしまったのです

 

そのことについては

また日を改めて

お話いたします

 

お楽しみに

 

ちなみに

フリーランスの仕事について

このブログでかいた記事をまとめたページがあります

こちらも参考になさってください

 

「翻訳者/フリーランスになるための準備をする」目次 | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所 (ameblo.jp)

 

 

 

今日も最後までお読みくださり

ありがとうございました

 

このブログは

にほんブログ村のランキングにも参加しています

 

よろしければ下のバナーをクリックして

投票もお願いします

 

お陰さまで

いつも上位に入らせていただいています!

 

王冠1ランキングに参加しています!クリックして投票をお願いします。

にほんブログ村 英語ブログ 英語 通訳・翻訳へ
にほんブログ村

 

このブログでは
私の体験や実例を通して
翻訳者が日々の業務をどのようにすすめ
どのようにリスク管理をすれば
収入や効率のアップや
翻訳者として成功することができるかの
ヒントやアイデアをご紹介しています

フォロー、いいねなども
よろしくお願いします

励みになります

 

━─━─━─━─━─
丸山のプロフィールはこちらをご覧下さい。 

━─━─━─━─━─

 

◆Twitter◆

丸山清志 🇯🇵『WHOLE』(コリン・キャンベル著)翻訳者/Seishi Maruyamaさん (@marusan_jp) / Twitter

 

◆Instagram◆

@marusan_jp • Instagram写真と動画


 

拙訳書『WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学』
T・コリン・キャンベル、ハワード・ジェイコブソン 著 鈴木晴恵 監修 丸山清志 翻訳
絶賛発売中!