8カ月、毎日20分音読した結果、笑いが止まらないほど中国語が分かるようになった | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

8カ月、毎日20分音読した結果、笑いが止まらないほど中国語が分かるようになった

 

 

私が中国語の勉強を始めたのは

2021年7月13日

 

その半年くらい前くらいから

朝活をやろうと思い

ハンガリー語の勉強を15分していました

 

ハンガリー語が結構うまくいき

理解できるようになっていったので

調子にのって

以前からずっと勉強したかった「中国語」をはじめてみよう

と思ったのでした

 

で、特に勉強というわけでもなく・・・

 

やったことといえば

初心者向けのフレーズの音読

 

具体的には

この動画を15分だけ聴いて

音読するということでした

 

 

中国語は

NHKのテレビ講座をちょっと見たことがあるくらいで

まともに勉強をしたこともなく

発音も字の読み方も

文法も知識ゼロ

 

4つの声調がある

ということくらいしか

専門的な知識はありませんでした

 

ピンインの読み方も分からない・・・

 

そんな状態でした

 

※「ピンイン」とは

"中国語で音節を音素文字に分け、ラテン文字化して表記する発音表記体系"

拼音 - Wikipedia

 

 

これまでやってきたことは

上の動画で

初心者向けのフレーズを

ただひたすらネイティブの音を真似して

発音するだけ・・・

 

ほぼ毎日、

たった15分~20分くらい

 

耳にしたままに

発音を真似するだけでした

 

最初はまったく読めず

「こんなんで何か役に立つのかなぁ」

と不安になることも何度かありました

 

しかし

徐々に口が滑らかに動くようになり

発音も(正しいか分からないけど)できるようになってきて

 

最近では

今まで区別がつかなかった発音の違いが

急に聞き分けることができるようになったり

 

日常生活のなかで

漢字を見ると

無意識のうちに

日本語ではなく中国語の発音が頭に浮かんだり・・・

 

北京オリンピックの開会式でも

 

「请坐」

 

という言葉がちゃんと聞こえてきたり

(言うだろうなぁと想像できた!)

 

国名も言えるのが出てきたり・・・

 

それから、

普通に日常で漢字を見たとき

たとえば「最近」

 

以前は普通に

「さいきん」

という音が頭に浮かびました

 

しかしこの頃は

「ズイジン」

と、中国語の音がまず頭に浮かびます

 

さっきもテレビで

「欧州」という言葉をアナウンサーが発してしましたが

私は無意識のうちに

「オウジョウ」

と、つぶやいていました

 

 

漢字の熟語を見て

中国語読みができるようになってきて

そっちがスッと思い浮かぶことが

少し出てきました

 

ともかく

随分と分かるようになってきたのです

 

たったそれだけ?

と、思われるかもしれません

 

でも

私にとっては

全くといっていいほどゼロの状態から

自然に単語が1つ、2つ耳に入ってくることが

奇跡のような体験だったのです

 

去年の7月から

上の動画を見始めて

ひたすらこれをやっています

 

この動画だけ

 

他の勉強は一切していません

(この8カ月間)

 

もうこの動画も

一昨日で9回目を見終えて

今は10回目に入っています

 

7時間2分の動画ですから

9回ということは63時間!

 

何も勉強らしいことはしていませんが

さすがにこれだけ見れば

覚えている単語が増えてきたり

構文を(自然に)把握できるようになったり・・・

 

そろそろ

次のステップに進んでもいいかなぁ

なんてこのところ思っていました

 

そして

今は3月・・・

 

そうだ!

NHKのラジオ講座をちゃんと聞いてみよう!

 

あれなら15分か20分くらいだから

今の朝活の時間に入れることができる!

 

しかも

文法の解説も聞ける!

 

そろそろ

体系的に勉強をしてもいいころだろう!

 

私は

学生のころから

英語やスペイン語、フランス語などの基礎を

すべてNHKのラジオ講座やテレビ講座で学んできました

 

それが今では話せるだけでなく

翻訳や通訳の仕事にもなっています

 

そうだ、ラジオ講座を聴いてみよう!

 

先日、そう思い立ったのでした

 

ハチハチハチ

 

NHKのラジオ語学講座は

ちょうど4月から

新しいクールが始まります

 

ちょどいいタイミング!

 

ということで

ラジオをネットで聞けるか調べてみました

 

まず、ラジオを持っていないのでww

 

すると、

ラジオ番組のアプリもありましたが

聞き逃し聞き逃し配信もあることが分かりました

 

放送は

朝8時15分~30分なので

番組をリアルタイムの時間に聞いてもいいのですが・・・

 

忙しかったり

寝坊したり

毎日同じ時刻に聞けないこともあるかもしれない・・・

 

そうすると

継続できなくなる可能性もある・・・

 

だったら、

最初から聞き逃し配信を聴いて

ちょっと時間がずれたとしても

毎日聴けるように

(たとえば、朝聞けなかったら、昼や夜に聞くとか)

とりあえずは聞き逃し配信を聴いてみようと思いました

 

ということで

昨日の朝から

(朝活の時間を利用して)

予行演習ということで

試しにNHKの「まいにち中国語」を聴いてみました

 

ちゃんと朝活の時間に聞くことができるか・・・

 

それで、毎日続けられそうか

試しに番組を聞いてみることにしたのです

 

すると

すごいことが起こりました・・・

 

3月ですから

番組のクールもほぼ終わりに近づいている・・・

 

半年1クールの再包装のようですが

要するに半年やった講座の最後のほう

難しい内容になっているはずです

 

しかし

ラジオから聞こえてくる中国語が

面白いほどわかるのです!

 

面白いほどわかり過ぎて

思わず笑ってしまうほどでしたww

 

昨日聞いた放送は

3月7日放送の回だったのですが

文法的には

「疑問詞の不定用法」

だったと思います

 

中国語の文法は勉強したことがないので

この用語を聞いても

何の事か分からなかったのですが

 

中国語を聞いて

何の事かわかりました

 

これは

私が音読をしてきた動画でも

たくさん出てきました

 

ですから

意味は分かりましたし

音も分かりました

 

そして今回

文法用語が初めて分かりました

 

なんか、

いろいろなことが

繋がった気がしました

 

(もちろん、解説をすべて理解できるほど

中国語の知識はまだないのですが・・・)

 

やはり

文法として習うと

頭の中が整理された感じで

知識がより定着しやすい気がします

 

文法って大事ですね!

 

まあ、

それもこれも

これまら8カ月ほど

ひたすら音読をやって

中国語の感覚を身に着けたからかもしれません

 

とはいえ、それほど理解できているわけではないのですがあせる

 

でも

そんなことを考えながら

ラジオを聴いていて

ほんとうに楽しい気分になりましたし

何よりも

4月から

新シリーズで「まいにち中国語」の番組を聞いて

さらに中国語をステップアップしよう!

という大きな動機になりました

 

まあ

8時15分から聞ける日は聞いて

聞き逃したら聞き逃し放送を聞いてもいいですよね

 

とにかく

初めて体系的に中国語を勉強することになるので

めちゃめちゃ楽しみです

 

かたつむりかたつむりかたつむり

 

中国語を去年の7月13日に始めて247日…

 

毎日の朝活とはいえ

できない日もありましたが

自分で付けている勉強履歴を見てみたら

今朝で214日はやれたようです

 

1日20分くらいなので

4,280分

 

つまり

71.3時間

 

それほど多い気がしませんが

それでも

先ほど言ったように

あの動画をひたすら発音し

徐々に分かるようになってきました

 

何も努力していないんですよ

 

ただ聞いて

見よう見真似で発音しただけ

 

まあ

それが努力といえば努力かもしれませんが

朝のウダウダする時間を使って

ただぼーっと発音練習しただけ

 

これをやらずに

朝の布団の中で

TwitterとかYouTubeをダラダラ見るだけだったら

決して成し遂げられなかった中国語

 

(朝活をする前は、同じ時間にSNSを漁っていました)

 

そして

去年からの朝活での大きな収穫・・・

 

それは・・・

 

ある程度できるようになると

こうやって次のステップに進みたくなる

 

段階的に勉強を進めていく強みを

あらためて認識(実体験)できました

 

コツコツやるメリットだと思います

 

「コツコツやる」のコツは

決してがんばらないこと

 

がんばるようなこと(勉強)は

コツコツして成し遂げることはできないと思います

 

いつか破綻する・・・

 

(語学に関しては、の話ですが)

 

コツコツは

特に語学の習得では

有効だと思います

 

なぜなら

人は母国語でさえ

コツコツ身に着けたのだから

 

そして、言えることは

聞き流すだけ

音読だけで

理解したり話したりすることが

できるように「なる」

 

なります

 

でも

時間がかかるということです

 

私の場合は8カ月

これだけ毎日コツコツやっても

まったく話せるようにはなりませんし

まだ挨拶すらまともにできません

 

赤ちゃんや子供と同じように言語を習得しようとすれば

当たり前ですが

それなりの時間がかかるのです

 

しかも

大人の場合

すでに頭に入っている言語が

言語的思考の邪魔をしますから

子供のように習得するというのは

なかなか難しく

下手したら一生かかる作業かもしれません

 

やはり

体系的に整理されたカリキュラムに沿って勉強することって

大事だなぁと

あらためて思いました

 

大学の研究者や教育現場の人たちが

長年の経験や知識を結集して作られたカリキュラムって

本当にすごいんだなぁと思いました

 

YouTubeを見ていると

語学関連でも

ほんとうにいろいろな動画があります

 

ネイティブのきれいなお姉さんが

楽しくフレーズや文法を解説してくれる動画から

 

便利な表現をひたすら音読させてくれる動画まで・・・

 

でも

やはり

「カリキュラム化」された講座は

科学的な研究と実証に基づき

効果を考えられて作られているので

他では替えがたいものがあるなぁとも

思います

 

とにかく

4月から始まる「まいにち中国語」で

体系的に1から勉強できるのが

今から楽しみです

 

番組の情報はホームページからご覧いただけます

 

まいにち中国語 | ゴガクお悩みバスターズ | NHKゴガク

 

 

昨日、この番組をお試しに聞いてみて

びっくりするほど理解できて

本当に笑ってしまいました

 

今朝も聞いたのですが

15分の番組

中国語も聞き取れますし

日本語の解説も

なんとなく言っていることが分かるし

 

(話が通じる)

 

聞きながら楽しくて

またニヤニヤしてしまいました

 

びっくりするほど

分かるんです

 

それから

アシスタント(?)の劉セイラさん

 

日本語が日本人とかわらず

凄くきれいで

日本人なのか中国人なのか

分からなかったのですが・・・

 

セイラさんの中国語を聞いたとき

「あれ、ちょっと日本語訛りじゃ?」

と思ってしまったんです

 

「最近」という発音

 

「ズイジン」と読むのですが

中国語だともちろん中国語っぽくなるのですが

セイラさんの「最近」は

ちょっと日本人が発音した「最近」っぽかった・・・

 

まあ、私の空耳かもしれませんが

もしかしたら

解説のときに言っている中国語は

日本人が発音するように

日本語訛りで言ってくれてるのかな・・・

 

なんて思いながら聞いていました

 

実際に

中国人同士の会話になると

セイラさんの「最近」も

やはり中国人っぽくなっていた気がします

 

とまあ

そんなことまで

(少し)気づけるようになるまで

私の中国語も上達したようなんです

 

まいにち中国語 の出演者のみなさん

(右:劉鍾德さん、中:丸尾誠先生、右:劉セイラさん)

 

 

ここ

1カ月か2カ月で

「中国語が上達したなぁ」

と思うことがいくつかありました

 

先ほども言ったように

日本語の漢字を見たとき、頭の中に中国語の発音が浮かんでくるようになったこと

 

それから

自分でも発音が随分としやすくなったこと

 

以前はピンインをなぞるように読みながらでないと発音できませんでした

 

しかし最近は

漢字(と言うのですかね?)を見ながらでも発音できるようになってきました

 

そして

これが私が最も「レベルアップしたな!」と思うことなのですが

以前は聞き分けることのできなかった発音が

聞き分けられるようになったことです

 

これ、

ずっと昔から

(テレビなどを見ていたときから)

思っていたことなんです

 

たとえば「最近」

 

これ、ピンインでは

 

Zuijin

 

と書くのですが

私にはずっと

「ズイジン」

ではなく

「ツイチン」

と聞こえていました

 

イヤホンで聞いても

やはりそうでした

 

zuoなどもずっと「ツオ」と聞こえていました

 

jin は「ジン」ではなく「チン」と聞こえていました

 

zhやjはすべてそうでした

 

で、日本人には聞き分けられない微妙な違いなのかな・・・

 

実は「チン」の「ジン」は区別がないのかな・・・

 

などと思っていました

 

それが

この1カ月か2カ月前くらいに

突然「ズイジン」と聞こえるようになったのです

 

これは驚きでした

 

一度そのように聞こえると

あとはそうとしか聞こえません

 

他には

jiao と chao

の違いも、以前はできませんでしたが

今では同じように聞こえていたのが信じられないくらい

 

shang と xiang もそうですね

 

tian と diang

 

ba と pa も

 

「八」 ba は

ずっと「パー」だと思っていました

 

麻雀をやる人は「パー」だと思っていますよね

 

で、中国人の発音を聞いても

ずっと「パー」にしか聞こえなかったのですが

今ではどう聞いても「バー」にしか聞こえません

 

このように発音の区別ができるようになったのは

誰に教わったわけでもなく

何度も何度も何度も聞いた成果と言えます

 

やはり「音読」は最強です

 

他にも

今までは同じ音だと思っていた音が

完全に

ピンインどおりに

区別して聞こえるようになりました

 

これ

本当に不思議でした

 

ある日突然

「あれ、違う!」

って聞こえるようになったんです

 

 

 

これ、2月9日のツイートです

 

この日でした

 

あ、この日は20分じゃなく40分勉強してたあせる

 

71.3時間でなく、もっと多いかもしれませんね

 

ともかく、

4月からはNHKの番組も聞き始めます

 

音読も続けたいので

短い朝活の時間をどう使おうか

悩みどころです・・・

 

「まいにち中国語」は15分

 

でも

YouTubeの動画で音読するのも

続けたい・・・

 

ハンガリー語も15分は毎日やりたいので・・・

 

正直、

語学を始めて1年目、2年目くらいの

この時期が、一番楽しいかもしれませんwww

 

みなさんは、この4月から

何か新しいことを始めたりしますか?

 

語学を始めようとしている人は

特に、期限なく話せるようになりたいのであれば

最初の1年か2年は

我慢して

あまりたくさんやろうとせず

簡単なことを短時間だけ

でも毎日コツコツやってみてください

 

1年もすれば

楽しい進化が体験できると思います

 

 

今日も最後までお読みくださりありがとうございました

 

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