「師走」の由来は「師も走るくらい忙しい月だから」と思っていたら・・・ | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

「師走」の由来は「師も走るくらい忙しい月だから」と思っていたら・・・

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12月の別称を調べようと

ネットで検索していたら・・・

 

「師走」の由来は

「師(僧侶)がお経をあげるために走り回る月」

ではない説がある

という記述に

遭遇してしまいました

 

私はてっきり

「師(僧侶)がお経をあげるために走り回る月」

だから

「師走」
と言うものだとばかり
思っていました!
 
その驚きを
みなさんと共有しようと
詳しく調べようと思って
ネットでそのことを検索したら
 
どうやら・・・
 
「師走」の由来に
諸説があるというのは
ずいぶんとよく知られた事実だった
ようですねあせる
 
そのことを解説している記事が
ネット上にわんさかありましたww
 
いやぁ
また
私の無知を
晒すところでしたてへぺろ
 
ハチハチハチ
 
いろいろな解説を見ると
どうやら
「師が走りまわる月」
という由来は
それほど有力な説でも
ないようですね
 
他の説も
同じように
信憑性があるようです
 
っていうか
どれも
同じように
信憑性がないのが
正しい言い方かもしれません
 
「しわす」
という言い方は
どうやら奈良時代には
あったのだそうです
 
「しわす」の最古の記述は
奈良時代の歴史書
『日本書紀』だそうです
 
で、
すでに
平安時代には
その由来が不明になってしまっていた
とのことです
 
参考:
900年も前の文献に
別の由来が出てきているのですから
「師が走り回る」説が
それほど有力でないと言われても
不思議ではありません
 
ということで
「師走」の由来は
実は不明だった!
というのが
正解なようです
 
その他の説については
興味のある方は
以下のサイトをはじめ
いろいろなサイトがありますので
是非探してみてください
 

え!?教師走らないの??? 知ってそうで知らない言葉「師走」の由来 (softbank.jp)

 

Photo by Hert Niks on Unsplash

 

ちなみに

調べてみた

12月の別称ですが・・・

 

師走

極月

窮月

限りの月

除月

梅初月

春待月

建丑月

三冬月

暮歳

黄冬

親子月

暮来月

氷月

臘月

弟月

晩冬

 

もっとあるみたいですが・・・

 

これだけたくさんあるということは

12月が

それだけ意味深い月だ

ということなんでしょうね

 

その中で

面白いなぁと思ったのは

「弟月」

 

なぜ

「弟」

なのかなぁ・・・

と思ったら

 

「弟」は

「末子」を意味する

「弟子」を当てたのだそうで

つまり

「1年の最後の月」

という意味なのだそうです

 

それで

12月=弟月(おとづき、おとこづき)

 

なるほど~

 

個人的に好きなのは

「春待月」

です

 

これは

12月が明けると

「新春」(旧暦の春)

だからだそうです。

 

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