話が長い(と思わせる)人の特徴
話が長い人は
まる(。)がなかなか来ない・・・
つまり
文章を区切らないため
◆だらだら長く聞こえるし
◆話がまとまらない
◆まとまっていないように聞こえる
という特徴があります
話が途切れずに
どんどんどんどん
延々と展開して
終わらない・・・
だから
話があまり上手に聞こえないことが
あります
Photo by Evangeline Shaw on Unsplash
このような特徴のある人は
通訳泣かせ
でもあります
なかなか
通訳を挟ませてくれず
話の内容を忘れてしまう
ということもあります
そして
実は
話のつじつまが合ってなかったり
同じようなことを何度も繰り返していたり
最初とまた同じことを言っていたり
という場合も多々あります
通訳としては
ご本人の話した長さと
同じような長さで通訳したいのに
一言二言で終わってしまうのです
そうすると
ご本人から
「ちゃんと訳してくれたの?」
なんて
不信感をいだかれたりもします
通訳のことはともかく・・・
話は、ブツブツ区切って話したほうが
むしろまともに聞こえるかと思います
完結にどんどん話しているように聞こえるということ
要するに
まる(。)でこまめに区切ることです
まるとは句点(。)のことです
欧米語でいえば
ピリオド( . )
ブツブツ切ると
話が下手そうに聞こえるのでは・・・
と思われるかもしれませんが
意外や意外
むしろ完結にどんどん話しているようで
それほど印象は悪くないものです
しかも
こうやって話すと
話が上手に聞こえるという
嬉しい副作用もあります
ブツブツ区切っても
さらに上手に聞こえるようにはどうしたらいいか
しいて、アドバイスをすると
「それから」
「つまり」
「でも」
といった
接続詞を上手に入れる
ことです
このときも
必ずまる(。)で区切ってから
「でも」
などを入れます
例えば
「私は自分の気に入った文章を毎日見たり聞いたりして勉強することが大事だと気付きしたが、日々の仕事に追われてなかなかそれをできずにいて、それがとてももどかしく、何とかしたいと思っています」
これを
「私は自分の気に入った文章を毎日見たり聞いたりして勉強することが大事だと気付きました。」
「しかし、日々の仕事に追われてなかなかそれをできずにいます。」
「それがとてももどかしいです。」
「ですから、これをなんとかしたいと思っています。」
と区切ると
すっきりします
(特に話し言葉だと)
みなさんなら
接続詞をもっと上手に使って
もっとうまくつなげられると思いますが
書くときは
結構できると思いますが
いざ、
特に人の前で話すとなると
普段意識していない人は
なかなか難しいものです
でも
まる(。)で区切り区切り話すことを
意識していつも話すと
だんだん慣れてきます
話し方も
落ち着いてくると思います
余裕が出てくると
接続詞をうまく使う工夫をする
余裕も出てきます
接続詞を入れないで
まる(。)で区切ると
少し、話が単調に聞こえるかもしれません
それでも
切れずにだらだら話すよりは
ずっと耳に入ってきやすいです
「話す」ことの趣旨をかんがえたら
長ったらしいよりは
ブツブツ切れたほうが
ずっといいです
その次の段階として
上手に接続詞を入れる
これで
ぐっと話が上手に聞こえるようになると思いますので
是非、お試しください
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