知ったかぶりをしてよく使われる残念な横文字:「フューチャリング」 | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

知ったかぶりをしてよく使われる残念な横文字:「フューチャリング」

よくライブの題名や歌手の名前に
feat.
と書かれているのを見ます
 
どういう意味だろう?
と疑問に思ったことのある人も
多いのではないかと思います
 
これは
featuring
の略で
そのあとに続く名前の人が
特別ゲストであったり
注目の人だったりします
 
feature
という単語の現在分詞で
「特集する」
「呼び物にする」
「見どころになる」
みたいな意味です
 
ハチハチハチ
 
これがなぜ
「残念な横文字」かと言うと
 
その発音・・・
 
よく間違って
「未来」のfutureの発音と
混同されてしまうのか

「フューチャー」と言われることが
多いような気がします
 
「フューチャリング」
 
最初のところの発音が
違います

feature

最初の箇所が
「フィー」
欧陽菲菲の「フィー」のような音
 
「フュー」
 
まったく違う音です
 
つまり
featureは
「フィーチャー」
 
これを
意味を解さずに使っている人が
けっこういるようです
 
特に音楽業界の人ww
 
かっこつけたいのでしょうが
これでは
つくはずの恰好もつきません 笑
 
ということで
残念なのです
 
「本日は〇〇さんをフューチャーします!」
 
なんて
恥とも思わず
大きなステージで言っている大物ミュージシャンさえ
見受けられます
 
その時点で「大物」の冠も廃るというものです
 
Photo by ActionVance on Unsplash

まあ、
調べようともしないんでしょうね
 
間違って言っている人のを聞いて
それが正しいと思い込んで
使っているという
悪循環もあるでしょう
 
(ま、プロだったら
そこらへんを徹底していただきたいものですが)
 
周りの人も
知っていてか知らないでか
言わないのでしょう
 
なので
このブログを読んでくださっている人だけに
こっそりお教えしておこう
ということです
 
かたつむりかたつむりかたつむり
 
これは
口が回るとか回らないとかいうレベルの話ではありません
 
分かっている人には
すぐに分かります
 
「あぁ、知らないんだね・・・
しかも、あんなかっこつけて言っちゃって」
 
この手の間違い
つまり
知ったかぶりをして使われている横文字は
これ以外にもたくさんあります
 
ちょっとした調査をするだけで、
誰か信頼できる人のアドバイスをもらうだけで
こういうコッパズカシイ状況を回避できるのできますし
 
最近は
昔と違って
海外経験や知識が豊富な人も
周囲にわんさかいるはずです
 
だからこそ
冷ややかに見られてしまう場面も
多くなると思うのですが・・・
 
ただ
たくさんいると思うので
間違いをこっそり正す機会も
多くあると思います
 
当事務所では
様々な業界の方々に
このような恥ずかしい状況に陥らないようにするための
アドバイスもしています
 
音楽業界の方々にも是非
正しい横文字を使って
セクシーに活動をしていただければと
思っています。

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