H は紛らわしい | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所

H は紛らわしい

「H」 という文字を見ると

日本人の多くの人は

「エイチ」とか

「ハ」という音と結びつけるのではないかと思う

 

要するに

ラテンアルファベットが中心だから

「エイチ」と思ってしまうのだけれど

お国や文化が変われば

その常識も変わってくる

 

ロシア語などで採用されている

キリル文字では

これは

「エヌ」

 

なので

日本人であっても

キリル文字の方が得意な人は

「エヌ」

と見てしまうのだろう

 

ちなみに

私はラテンアルファベット中心で育ってきているので

どうしても

「エイチ」とか「ハー」とか「アッカ」と意識してしまい

なかなかとっさに

「エヌ」

とは読めない

 

キリル文字独特の文字なら

たとえば

Б とか Я なら

似てるけど独特なので

意識としては

比較的覚えやすい

 

ちなみに

「べー」と「ヤー」という文字(ロシア語では)

 

ましてや

Ш とか Ж 

といった

ラテンアルファベットにない文字なら

まったく問題ない

 

「シャー」と「ジェー」

 

だけど

ほぼ同じ H や P は

なかなか

「エヌ」や「エル」と意識するのは

難しいもの

 

PECTOPAH

 

キリル文字だと

「リスタラン」

あるいは

「レストラン」

なのだ

 

(ちなみに、C は「エス」

これは、なんとなくわかる)

 

ラテン文字で育っていると

どうしても

「ペクトパー」

と読んじゃう

 

慣れというものは

恐ろしい

 

はやく

とっさに「リスタラン」

と読めるようになりたい。

 

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