伝家の宝竿 「帆ノ介」 ブログ -114ページ目

濃緑ええやん

今日は黒竹に螺鈿細工を施すための下塗りをします。


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アクセントカラーの「濃緑」ええやん!


黒と緑は合わんやろ?

と思ってたけど・・・・ええやん!


今回は濃緑に螺鈿・・・・・

ええんちゃう?


今後が楽しみです。


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マスキングを取ったところ


もちろん、黒竹に下地処理をしっかりやってから

漆塗ってますヨ!


乾燥してからパリッパリッはもう御免ですからっ



話は変わって・・・・

明日も忘年会です。


そして日曜日は竿の材料と新しい防寒着を

買出しにいきます!

帆ノ介(〇壱〇号)のアクセントカラー

帆ノ介(〇壱〇号)

ほのすけ(10号)と呼びます。


先日スタートした自作竿の10作目ですが

今日は黒竹のカットと竿尻部が水平になるように

ヤスリで削ります。


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仕上げたい元竿の寸法にカットしましたので

結局、4節になりました。


次に黒竹の竿尻側先端に糸を密巻きします。

これは重要な作業でこれをしないとせっかくの

自作竿が長持ちしません。


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また、糸を巻いただけではダメなので糸目が消えるまで

漆をぬります。

だいたい4,5回ほど塗りますのでそれだけでも4,5日

かかります。


そして今回はアクセントカラーとして「濃緑」をチョイスしました。

理由はメタロイヤル筏Ⅲの緑とコーディネイトする為です。


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黒竹の下準備

昨日、いい素材を入手できたのでウズウズしてきました。


早速、本日より竿作りをスタートする事にしました。


実は昨日すでに火入れを完了しています。

今日は「素材カット」


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現状では5節ありますが少し長いので最終的には4節になります。

また、カットした後は節の内径をヤスリで削っておきます。


それと「火入れ」した時ににじみ出た油除去です。

今日のところは中性洗剤で表面を洗っただけですが

これでは不十分ですのでウレタンコーティングする前

に薬剤で油除去します。


1箇所、竿尻側の節に傷がありますが

これくらいはご愛嬌です。


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ホントにいい素材なのでこれからが楽しみです。