梅干しごはん | まいにち、おにぎり

まいにち、おにぎり

「お昼ごはんは、おにぎりもって」   迷わなくていいように決めてみたことが、すっかり楽しみに。

お米も日々も、あったかなうちに、むすんで、にぎって。
(どれも乳製品、お肉は使わずつくっています)

本日は、 梅干しをまるごとふたつ入れて。
ついでにじゃこも入れまして。

炊飯器のふたをあけると、梅干しもますますふっくら。
ゆっくりとほぐしながら、黒米入りでほんのりピンクになったごはんにまぜていきます。

冷凍していたじゃこも、すっかりふんわり。

梅のいい香りと、ほんのりの塩加減。


昔ながらのしょっぱめ梅干しも、食べやすくなります。

糠漬けにしたゴーヤもすこし刻んで、彩りに。



今回の梅干しは地元商店街のお漬物やさんで買いましたが、
お店のおじさんが言うには

「最近めずらしい、田舎漬けやで。おばあちゃんの味や」 とのこと。

おばあちゃんはいないのかと聞かれたので、
もう亡くなりましたと応えると

「そうかー、ほんなら漬けられへんなぁ」と、おじさん。


思い出すと、やはりうちのおばあちゃんも梅酒や梅酢を漬けていました。

私が漬けてもおばあちゃんの味ではないし、
それぞれのおばあちゃんで味も作り方も違うだろうし、
世の中のおばあちゃんがみんなそうするわけではないのですが、
なんなのでしょう、この感じ。

でもみんな順番におばあちゃんになるから、
その味をつくる人がいればずっとあるのでしょうか。