自閉症に関する医学的体系の変遷
Seyed Alireza Hossein ,2021, StatPearlsAsperger Syndrome 一部抜粋1943年 Leo Kannerが幼児性自閉症を発表1944年 Hans Aspergerが症例報告の形で自閉症の精神病を紹介1980年 アメリカ精神医学会(APA)はDSM-3において自閉症を独立したカテゴリーとして認めた。それを乳児期自閉症として紹介した。1981年 Wing L.がアスペルガー研究を再開し、自閉症性精神病をアスペルガー症候群と改名した。1989年 ASの最初の診断基準が提案された。1993年 国際疾病分類第10版(ICD-10)はASを認識した最初の主要な分類システムとなった。1994年 DSM-4において、ASは自閉症とともに広汎性発達障害(PDD)の中の特定の存在として導入される。この間、ASを診断し、高機能自閉症(HFA)と区別する能力を持つ尺度の開発に研究が集中した。2013年 DSM-5がASの診断カテゴリーを削除世界保健機関(WHO)も、2022年に発効するICD-11において同様のアプローチをとっている。