近所のマクドナルドの学生アルバイトさんが、とてもハキハキと接客しています。カウンターでオーダーをとるのがとても元気よく、お客がつられて大きな声ではっきりと注文しているのが地味に可笑しいです。☺

さて、最近受けた相談ですが、

雇用している方が週一日しか出社しないのでどうにかしたいとのお話です。その方、もともとフルタイムで勤務されていましたが、不調の時期があり疲れを考慮し当面の間、水曜日をお休みにしたそうです。しばらくは安定して勤務しましたが、次第に今度は月曜日や金曜日も起きられずポツポツお休みするようになり、ついに平均すると週1・2日の出勤になりました。その状態が1年間くらい続いているとのことです。

水曜日をお休みしたのはその方の支援者の提案だったらしく、支援は今も月1でフォローしてくれているとのことです。ただ企業担当者は「本当にこれでいいのか・・」と疑問に感じご相談いただきました。

担当者:「ほんとうに障害者雇用ってこんな感じなの・・」

勤務時間を短くしたり、真ん中の水曜を休みにして一時的に不調を上手に乗り越える方法は割とある提案なのですが、対応が会社主体でないと着地点が見えず迷走してしまいます。たぶん、支援機関としては「辞めずに働けている」のでなんとかOKかもしれませんが、会社の雇用契約や労務管理の観点からするとかなり困った状況といえます。
会社はこのような状態について雇用率にカウントされているからしかたがない・・とは思っていません。どちらかというと「安全配慮義務」において悩ましい状態だと思います。

最近思うこととして、就労支援者が企業の労務管理の視点で事象を解釈できることの必要性を感じます。相手の土俵で相撲を取るなら相手のルールを理解してそのルールで相撲をとるべきでは、そんなことを思います。
(続く)