B型事業所で不正受給9億円超、行政チェック手回らず…書類の体裁確認で精いっぱい
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20240321-OYO1T50001/

人が足りない時代に、書類を書かせる、チェックさせる・・・

手が回らないから不正がすり抜ける・・・

不正があると実地指導が増え、

不正防止のためにまた書類が増える・・・

そんな中で制度はどんどん複雑になりまた書類が増える・・・

無限のループが続きます。
そして質も上げなさい。💦(なんか無茶苦茶な感じです)

 

心配なのは、現場のスタッフの疲弊です。一番きついのは、この書類を作ることは誰かのためになってるの・・です。どこかで断ち切らないと壊れます。そして人は障害者福祉の仕事から離れていきます。

先日、さるソーシャルワーカーの発表会に参加させていただきました。プレゼンターの方は、法内の事業所に属さず、いわゆる社会課題解決の営利・非営利組織を立ち上げ活動しています。公金ではありませんからいっさいの運営基準や書類など手足を縛るものはありません。フリーハンドで目一杯、とんでもないこと(もちろんいい意味で)をやっていました。創造性に溢れポジティブで周囲を元気にしているのが印象的でした。自分がいつの間にか「枠」の中で物事を考えいることに気づき怖くなりました。

全国の数多の福祉職を縛る枠がなくなったら、わくわくドキドキ、もしかしてものすごいイノベーションが各地で巻き起こるかもしれません。「書(類)を捨てよ、町へ出よう」なーんて、妄想をしました。