IPSモデル(援助付き雇用)の特徴のボジティブな仕事探しを少し体験してみて思ったこと。これって企業の仕事の切り出しにも使えるのでは・・。

 

随分と以前ですが、初めて障害者雇用に取り組む会社の支援をした時、複数の部署の庶務担当社員さんに集まってもらって、面倒な仕事、誰かにやってもらいたい仕事、自分でなくてもできそうな仕事をわいわいがガヤガヤ話し合ってもらったことがあります。その時、楽しいといっぱい出るもんだなぁと感じたことを思い出しました。

障害者雇用での一番の難関ともいわれる「仕事の切り出し」ですが、担当の方は社内に呼びかけても反応は薄く苦労されています。よくよく考えてみると頼まれた方も何ができるかわからないので反応のしようがありません。そこでIPSの「ユニットミーティング」の手法で管理部門、事業部門の人が集まり、わいわいガヤガヤとブレストすればもしかして社内から、あれは?これは?とたくさんの切り出しアイディアが出そうです。同時に業務の平準化も果たせそうです。

もう一つはB型の工賃アップ。どんなことをすればいいかのアイディア出しに使えそうです。自分の事業所の強みは何か、どんな地域かのプロフィールを基に、どんな方法があるか、どんなサービスや商品が売れるか、誰に相談すればいいか、面白いプランがいっぱい出そうです。きっと楽しいに違いありません。

どちらも「ポジティブ」がキーボードです。