興味深い記事なので紹介させていただきます。
昔に戻すことはできないけれど、昔に学ぶことは大切な気がします。


「学習障害の人の雇用率は100年前の1/10」(英:ケンブリッジ大学)
https://www.turtlewiz.jp/archives/38774
引用:たーとるうぃず(https://www.turtlewiz.jp/)

イギリスでもやはりそうだったのですね。日本でもかつては第一次産業や町工場、職人さんなど様々なところで障害のある人が働いていました。100年前ではありませんが私も子どものころたくさん見かけました。
就労支援を始めた頃は、土地の高騰や製造業の海外移転で町工場が廃業になったり盛んに郊外に移転したりしました。丁度、高度経済成長を支えた障害のある労働者が50から60代に差し掛かり、長年勤めた会社を離職する方の支援を多く担当しました。みなさんは職業意欲が高く、清掃や飲食サービス、物流などに転職支援をしました。そんなことを思い出します。

就労支援は手厚くなっている・・・とてっきり思い込んでいましたが、長いスパンで時代を俯瞰してみるとどうも違うみたいです。本当に自分たちのやってきた、そしてこれから目指す就労支援は正しい方向なのだろうか、この方法しかないのだろうか・・・

障害者雇用も福祉就労も、本来、社会が得られるであろう労働力を(私たちが)棄損しているかもしれません。


この記事を読んで、就労支援は社会モデルであることがわかります。

就労支援の長いスパンのデザインが大事です。