ポストコロナのオフィスについて、企業間で差が出てきているようです。これを機にテレワークを積極的に導入する会社、反対に緊急事態宣言後は以前と全く同じという会社。貴方の会社はどっちですか?

 

満員電車の混雑から解放されただけでなく、生産性も向上したように見えるテレワークですが、長期的には未だ未知数のところが多いように思います。なんでも、急なテレワークへの変化は海外赴任の身になった状況に近い感覚とのこと。新しい環境に対応した「ハネムーン期」(3カ月程度)を経て、続いて「ホームシック期」が訪れるといいます。

 

最初の支援は、ホームシック期の心の落ち込みとモチベーション低下へのサポートが必要です。今回は自分で望んでテレワークを選択したのでなく、コロナ禍で一斉に強いられたものです。最初に訪れるのは自分の「働く」と向き合うことになります。

これとは別に、オフィスに復帰した場合も実は全てが元通りでなく、在宅と比べ自由度が少く期待と違っていたことでパフォーマンスと感情の適応は低下するとのことです。このストレスに対してもサポートが必要でしょうか。

 

働き方の変化にともなって、新しいタイプのストレスから社員の健康をどう守っていくか組織が試されています。

 

参考:「ポストコロナの時代、オフィスには“分断”が訪れる」/WIRED日本版(2020.6.11)

https://wired.jp/2020/06/11/coronavirus-split-offices/