今年も最賃の答申があり、どうやら平均して25円くらいアップしそうですが、就労支援者として働く人と雇用する側の両方を支援する立場としては、この分の利益を確保できるのかしら…とちょっと心配もあります。

『朝日新聞デジタル』(2017.7.26)

障害者求人は当面売り手市場が続くと思います。求人状況はバブル期と同じくらいらしいでのすが、売り手市場ともなれば労働市場の需給関係から給与水準は上がります。しかし、売り手市場なのは景気がいいのでなく働き手が少なくなっているからで、決して経済が上向いているわけではありません。勘違いしないようにやや危機感を持って見て行こうと思います。

働き手が少なくなっている→総生産の減少→総賃金額の減少→総消費額の減少→経済規模が徐々に縮小・・・が始まったにすぎないのでは?と感じています。さらに、超高齢化の社会で年金・医療をどう支えるか、税収が減少するなかでインフラをどう維持するか、そんな大きな問題に突入しています。
これまで永く、一人ひとりが経済のことを考えなくてもいい時代でしたが、これからはそうはいかないかもしれません。福祉業界でも就労支援をしていると、経済や社会の変化を肌身に感じます。一人ひとりの働くを支援するには、働き方の変化や経済や社会の変化にも関心を寄せないと個人のキャリアの支援はできなくなってきたと感じています。