夢のまた夢
友人のブログを読んでいて、昔のことに思いを馳せています。その人はハワイ専門かと思っていましたが、今日はモルジブについて書いていました。今から三十数年前の十二月の初めに、ハネムーンで一週間ばかりモルジブに行きました。日本からは厚手のセーターで出発しました。あたりまえか。途中、香港で休憩があったのですが、機内から出ることは出ることはありませんでした。しかし、香港に着陸するときは、建物がまじかで、ちょっと怖かった。スリランカで一泊、アザーンの声で初夜の朝、目覚めました。でも、国民の殆どは仏教徒です。スリランカで、変なっ宝石を買わされて、モルジブの滑走路しかない島に到着です。空港島から首都マーレヘ、そしてドーニでボリフシ島へ・・・地の果てというか、海の果てに着きました。島の周りにはサンゴで囲ったエリアにサメや亀などが泳いでいます。部屋はコンクリートでできていましたが、テラスの屋根は、ヤシ「だか棕櫚だかの葉で葺かれていて、異国情緒を感じました。 食堂を望む食事は食堂で、スカートをはいた色の黒い男性が給仕をしてくれました。当時からハイボール(ウィスキー&ソーダ)を飲んでいましたが、こちらの炭酸はちょっと弱かったです。日本人の我々にはお刺身がでました。わさびも付いていました。肴は何か判りませんでしたが、水で洗ってあるのか、水っぽくてお刺身という感じはしませんでした。荷中の半分は、サンゴの砂でできた海岸で、強い直酢日光を浴びながら、何もしないでボケーっと過ごしました。テレビもラジオもなく、その時代ですからすからスマホもなく、一切の情報から隔絶した西方浄土の極楽にいたようなものです。最近、仏教の勉強をしているので考えがそちらにリンクしがちです。島の周りを女房になった女性と手をつないでゆっくり一周しても五分とかかりません。 リゾートだから許せます夕方、島を一周してみると、イタリア系らしき女性がトップレスで寝そべっており、横には壊れた小舟の残骸の景色は、まさに西方浄土、あれは菩薩さまっだったのかな。夕食を終えて、部屋にもどると、ベッドの脇に、「みつかちゃった」という感じで巨大ゴキブリが固まっていました。そーっと、デッキシューズを脱いで、数メートル先のゴキブリ目がけて、投げつけつると、僕の直球はど真ん中のストライク。巨大ゴキブリは西方浄土から十万億土の彼方へ飛んでいきました。巨大ゴキブリの亡骸は気持ちが悪くて、そのままにして寝ました。真夜中、目が覚め、気になったので巨大ゴキブリの亡骸をうす明かりのなかで確認するとテラスのほうから黒い線が伸びています。よく見るとその黒い線はアリの行進でした。協力してゴキブリを運んでいるのした。そのうち、また眠りに落ちてしまいました。朝、目覚めて一番にゴキブリがどうなったか確認すると、跡形も無くなっていました。ゴキブリから飛び出した、はらわたを含めなくなっており、自然の浄化作用の凄さを感じました。また、日中、フランス人とおぼしきカップルから日本語で”こんにちわ”と声をかけられました。ちょっとびっくりでした。インド洋の日差しは強く、あっと言う間に真っ黒のなりました。殆ど英語も話せない、二人の珍道中でした。式が済んで直ぐ旅立ったので帰って近所への挨拶周りに出かけましたが、南洋の土人が着物を着た姿は、雪の金沢では、異様に映ったことでしょう。今となっては、夢のまた夢の話です。 土産物店で ジョ-ズの歯です スリランカのホテル前 海中の黒い影はイワシの群れです