3つ目の皮膚科で、
診察室に入って最初に感じたのは、
これまでとは説明の仕方がまったく違うということでした。

イボの状態を一通り確認したあと、
先生が淡々と口にした治療名。

 

「モノクロロ酢酸で治療していきましょう。」

……正直、
聞いたことがありませんでした。

 

液体窒素でもない。
レーザーでもない。
名前だけ聞くと、
ちょっと身構えてしまう治療です。

 

  治療方法を聞いて、想像以上に現実的だと感じた

 

先生の説明は、かなり具体的でした。

まず、
イボの部分に“パンチ”で穴をあける。

その穴に、
モノクロロ酢酸の薬剤を塗る。

聞いた瞬間、
「なるほど、今までと全然違うな」
と感じました。

 

表面を焼く、凍らせる、ではなく、
中にしっかり効かせにいく治療

しかもこのパンチ、
保険適用外とのこと。

治療費とは別に、
1回ごとにプラス1,000円かかるガーンと説明されました。

正直、
安いとは思いません。

でも、
ここまでに使った時間とお金を考えると、
「今さらケチるところじゃない」
そう思えました。

 

  生活にも影響が出る治療だった

 

さらに、説明は続きます。

「モノクロロ酢酸を塗ったあとは、
24時間、患部を水に濡らさないでください。

……24時間。

この一言で、
生活のイメージが一気に変わりました。

ということは、
・その日はジムに行けない
・ジムの風呂も使えない
・自宅で、かなり気をつけて入浴する必要がある

 

今まで当たり前だった
「ジム → 風呂」
という流れは、しばらく封印です。

 

  通院は、正直ラクじゃない

 

この皮膚科は、
自宅から片道40分

近くはありません。

・移動時間
・治療費
・保険外のパンチ代

 

これまで以上に、
時間もお金もかかるのは間違いない。

でも、
説明を聞いているうちに、
不思議と納得している自分がいました。

「ここまでちゃんと話してくれるなら、
一度本気でやってみよう。」

 

  治療前に用意しておいて助かったもの

 

モノクロロ酢酸の治療で重要なのは、
その後の24時間をどう過ごすか

特に、
「絶対に濡らさない」
これが一番のポイントです。

 

そこで用意しておいて助かったのが、
■白十字 FC防水ワンタッチパッドでした。

 

 

 

このパッドは、

・防水性が高い
・ガーゼ部分が厚く、患部をしっかり守れる
・貼るだけで固定できてズレにくい

という点が、とても使いやすかったです。

自宅でシャワーを浴びるときも、
「これなら大丈夫だろう」
と思える安心感がありました。

(ビニールで足は覆いますがショボーン

 

モノクロロ酢酸の治療は、
薬そのものよりも、
治療後の管理がかなり大事

そういう意味で、
この防水パッドは
かなり心強い存在でした。

 

  ここからは、覚悟の治療

 

液体窒素でもダメ。
レーザーでも納得できなかった。

そして、
たどり着いたモノクロロ酢酸治療。

・時間がかかる
・お金もかかる
・生活の制限もある

正直、楽な道ではありません。

でも、
ここまで説明を受けて、
初めて「ちゃんと治療している」と感じられた

そう思えただけでも、
この病院に来た意味はあった気がします。


次回(第12回)は

 

  「モノクロロ酢酸治療1回目。パンチで穴をあけた瞬間の正直な感想」

 

・実際の処置はどんな感じだったのか
・痛みはどれくらいだったのか
・薬剤を塗られた直後の状態

を、包み隠さず書きます。

ここから、
本当の意味での治療が始まります。

レーザー治療は終わりました。
先生からは「取れています」と言われ、
経過観察も終わりました。

でも正直に言うと、
「治った」と思える状態ではありませんでした。

素人の自分でも、一目で分かる違和感

まず目に入ったのは、
赤い斑点

 

専門知識がなくても、
見た瞬間に分かるレベルで残っていました。

「これ、ほんとに大丈夫なのか?」
そう思わずにはいられませんでした。

しかも、
表面がきれいになった、という感じではなく、
えぐれている状態のまま

治療前より、
むしろ状態がはっきり見えるようになっただけ。
そんな印象でした。

 

  「時間が経てば落ち着く」を信じきれなかった

 

もちろん、
治療後すぐに完璧な状態になるとは思っていません。

でも、
・赤みの出方
・えぐれ方
・触ったときの嫌な感覚

 

どれを取っても、
「回復途中」と言われて納得できる状態ではありませんでした。

この時、
はっきり思いました。

これは、きちんと調べて、違う治療をしないといけない。

 

  もう一度、皮膚科を探す決意

 

ここまで来て、
さらに病院を探すのは正直しんどいです。

・説明を一からする
・また治療を受ける
・時間もお金もかかる

 

それでも、
中途半端なまま終わらせる方が、
後悔すると分かっていました。

家からは遠い。でも、ここならと思えた

次に見つけた皮膚科は、
家から車で行かないといけない場所でした。

正直、
通いやすいとは言えません。

 

でも、
その皮膚科のホームページを見て、
これまでとは違う印象を受けました。

・イボ治療について、かなり詳しく書かれている
・治療の考え方がはっきりしている
・「時間がかかる理由」も説明されている

 

読めば読むほど、
ここはイボ治療をちゃんとやっている
そう感じました。

 

  今までとは違う治療をしているらしい

 

ホームページを見ていて、
もう一つ気づいたことがあります。

ここで行っている治療は、
これまで自分が受けてきたものとは
どうやら違う方法のようでした。

詳しくはまだ分かりません。
正直、不安もあります。

でも、
「今までと同じことを繰り返しても意味がない」
それだけは、はっきりしていました。

 

  もう一度、ちゃんと向き合うと決めた

 

レーザー治療を受けて、
それでも納得できなかった。

それは、
自分の感覚を無視してはいけない、
というサインだったのかもしれません。

「ここで終わらせない」
そう決めて、
私は3つ目の皮膚科に連絡をしました。


次回(第11回)は

「3つ目の皮膚科を実際に受診して感じた、今までとの決定的な違い」

・診察の時点で感じた違和感のなさ
・説明の仕方が、これまでとどう違ったのか
・『ここなら任せられるかもしれない』と思えた理由

を書きます。

ここから、
治療の流れが大きく変わります。

 

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ここまで読んでくれた方には、
ひとつ正直な話をしておこうと思います。

私はこれまで、
何度も「もう美容はいいかな」と思いました。

面倒だったわけでも、
効果がなかったわけでもありません。

意味があるのか、分からなくなった瞬間があったからです。

 

  一番やめたくなったのは「変化が見えなくなった時」

 

美容を始めた頃は、分かりやすい変化があります。

  • 肌荒れが減る

  • 乾燥しにくくなる

  • 調子が良い日が増える

でも、ある時から
変化が止まったように感じる

良くも悪くもならない。
ただ、同じ状態が続く。

この時期が、一番危険でした。

 

  「これ、意味あるのか?」と思った瞬間

  • 忙しい日にケアをする意味

  • 眠い夜に洗顔をする意味

  • 同じことを繰り返す意味

正直、
やめても困らない気がしたんです。

でも、そこで一度立ち止まって考えました。

 

  美容は「変化させるもの」じゃなかった

 

気づいたのは、
美容の役割を勘違いしていたことです。

美容は、

  • 若返るため

  • 劇的に変わるため

ではありませんでした。

「変わらない状態を維持するため」のものだった。

変化がない=失敗
ではなく、

変化がない=
崩れていない

という状態。

 

  やめなかった理由は、実はすごく地味

 

私が美容をやめなかった理由は、
モチベーションでも意識の高さでもありません。

ただ、

  • やめたら戻すのが面倒

  • 崩れた後の対処が嫌

  • また試行錯誤するのが無駄

そう思っただけです。

一度安定したものを、
わざわざ手放す理由がなかった。

 

  美容は「やる気」で続けるものじゃない

 

ここまで続いているのは、
私がストイックだからではありません。

  • 頑張らなくていい

  • 考えなくていい

  • 判断しなくていい

生活の一部として、静かに組み込まれている
それだけです。

 

  42歳になって思う、美容の位置づけ

 

今の私にとって美容は、

  • 趣味でもない

  • 自己投資アピールでもない

  • 若作りでもない

日常のメンテナンスです。

歯を磨くのと同じ。
髪を切るのと同じ。

やらなければ困るし、
やっていれば意識もしない。

そのくらいの距離感が、
一番長く続きます。

 

  第10回のまとめ

 

美容を続けるか迷ったら、
こう考えるようにしています。

  • 変わっていないなら、うまくいっている

  • 面倒に感じるのは、習慣になった証拠

  • やめる理由がないなら、続ければいい

42歳の美容は、
情熱ではなく、惰性でちょうどいい

それが、
私がここまで続けてきた結論です。


 

このシリーズをここまで読んでくれた方へ

 

もし今、

  • 何をすればいいか分からない

  • 頑張っても続かない

  • 効果があるのか疑っている

そんな状態なら、
やりすぎている可能性が高いです。

足す前に、減らす。
変える前に、固定する。

それだけで、
美容は一気に楽になります。