中國新聞電子版より
震災関連死1331人 東北・関東5県、阪神上回る
東日本大震災の避難生活で体調を崩すなどして亡くなり「震災関連死」として認定された人が、岩手、宮城、福島、茨城、埼玉の5県で1331人となったことが2日、分かった。共同通信が2月から3月にかけ沿岸市町村および各県に聞き取りした。阪神大震災の兵庫県と大阪府の関連死数の921人を上回り、戦後最悪の自然災害の広範な被害をあらためて示した。
東京電力福島第1原発事故などで被災者の避難生活は長期化。震災1年を前に各自治体には現在も申請が続いており、認定数はさらに増加するとみられる。
関連死の認定審査をめぐっては、国は新潟県中越地震で同県長岡市が作成した認定基準を通達するだけで、統一基準がないまま審査が行われ、自治体は混乱。同じような死亡状況でも認定の差が生まれ、課題を残した。
聞き取りの結果では、岩手133人、宮城554人、福島621人。津波被害があった茨城県で22人、埼玉県では地震後の停電の影響で亡くなった男性1人を認定していた。
認定例では、体力低下により高齢者が誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなったケースが多かったほか、精神的ストレスによる突然死や自殺による認定もあった。
以上が引用です。
この記事はとてもつらいものです。せっかくあの大震災を生き残ったというのに、避難所などで急死するなんて、考えても胸がいたくなる状況が、しかし、現在も続いているのです。
東日本大震災は、これまでの常識を全く覆すに十分なほど巨大人による大災害を日本にもたらしましたが、それだけ、被害も深刻で、また、福島第一原発の事故もあり、避難生活の長期化は避けられません。そのために震災関連死はまだまだ増えるという事ですが、一人でも多く此の危機的状況を生き残る事を願って已みません。
しかし、今でも津波の衝撃的な映像をみると、自然の物凄さには言葉を失い、唯、映像に見入るばかりで、人間の無力さばかりが思い浮かびます。それでも、その状況でも生き残った人は震災関連死でなくなることが少しでも減る事をお祈りします。