honnybee -6ページ目

☆7‐1☆

8月
夏休みに入ったキラキラ

テニスの練習中。
日焼けしないように長袖でボールを打つ。
でもやっぱり暑くて上着を置きにベンチに行く。

『その子とはどうなん?』

Tが好きな子とのコトをからかわれている。

Tはテレた感じで笑っている。

『特になにも…』

いつものニヤケ顔が幸せそうだ(笑)

その光景に、ウワサがほんとだったと気づく。

まだこれといって進展はないみたいだけど(=゜-゜)

でも
Tのニヤケ顔を見ていると恋っていいなぁーとか思うo(^-^)o



その頃あたしは同じ学科の人から告白された。

英語の授業の席が隣の人。
その人も人見知りであまり話さない。

気まずいのは苦手だから、ちょこちょこ話しかけていた。
だんだん向こうからも話しかけてくれるようになった。

なんかその人といい、Tといい、子犬と人をだんだん慣れさせているみたいわんわん

まぁTは子犬ってほど小さくないけど(-ε-;)


前期のテスト前にテスト範囲のことを知りたいからといってアドレスを聞かれた。

…変な理由(^_^;)


そしたらそれから毎日メールが来るようになった。

テストのコトとは関係なく…
でも2・3通で終わる。1通だけきてバイバイの時もある汗

んー?なんなんだー?
なんかちょっと気になられてる?
とか調子のってみてたけど…勘違いー(笑)

きっとこの人はヒマなんやね(o^∀^o)
と思って気にするのをやめた♪


その人は学校では一目置かれていた。

カッコいい方らしい。

あたしにはそーゆうの分からない。

性格も伴ってないとカッコいいとは思えなくて…ってあんま顔見てないんかも( ~っ~)

周りの子はみんな知っているし、その人を見たー♪
と話の話題になるくらいだf^_^;


肝心の性格は…めちゃめちゃネガティバー…

前に飲み会で話した時に、自分で言ってた(笑)

『しょっちゅう部屋の隅に座って朝を迎える』って。
『なんで?』って聞いたら


『ネガティブだから』

そう言ってた。


なんか今思うと
危ないなぁ(・_・;)


性格は知ってるだけではそんな感じ。


テストが終わり、夏休み初日にメールが来た。

[今から会って話せる?]


[ごめん。今からはムリ(^^;)]
そう返した。
だって夜中の1時だったし、みんなと団欒してたし……

ってホントは何話していいか分かんなくて、ビビっただけ(≧‐≦汗)

☆6☆


7月の半ば、先輩と始めたテニスはサークルになったキラキラ
1人の男の子が申請をしてくれたのだ(^w^)


毎週木曜日にテニスをするようになった。

最初は筋肉痛に泣かされていたけど、次第に体が慣れ、ボールもしっかり打てるようになっていった。


メンバーも6人から15人に増えた。
運動をしたいという友達を誘ったり、テニスをやっているのを見て来てくれた子がいたのだ♪


毎週練習するうちに、みんなともっと仲良くなっていった。あたしはそれが楽しかった(^^)

仲間と呼べる人たちが増えていくようで☆


夏休みに入り、Tのウワサを聞いた。

好きな子が出来たらしい。
1年生の子でメールアドレスを聞いて、頑張っているというウワサ。
さらに、夕方学校に呼び出してベンチで話していたというウワサ。

まさかだった。

あのTが!?

人見知りで無口で自分からは人に話しかけないTが!!?

Tも人を好きになるんだなぁ。
フツーの人が思う当たり前の気持ちをTも持ってたんだなぁー。と感心した。
恋愛に興味があったコトに驚いた。

しかも自分から呼び出したってあせる相当頑張ってるあせるあせる


仲のよい後輩になっていたからもちろん応援したい。

でも何だか、手から離れる気がしてちょっと寂しくなった。

と、J先輩と話していた。
「でもTはラマが好きかと思ってたけどねぇDASH!
サラッとJ先輩が言った。

「えぇ!?」
変な声が出てしまった(-o-;)

「だってラマばっかり見てるよー。」
J先輩が続ける。

確かに、よく目が合うし、あたしにはちょっかいをかけてくる汗
まぁかわいいちょっかいじゃなくて、本気でボールを当ててくるから、あたしも対抗して、戦いになるんだけど汗汗

でも、目線は感じていた。

あたしが休憩するタイミングでTも休憩するし、奥のコートで打っていても、見られている感があった。

「いやぁー、気に入られてるだけですよ。扱いやすいんでしょうね」

これは本音。

‘好き’は‘好き’でもLIKE。

女として気に入られるというより、キャラクターとして気に入ってる感じ。

しかも学祭でのコトもあって、2人しか分からない話も合った。

Tにとってはからかいやすい先輩なだけ。
話がしやすい先輩なだけだろう。

と思っていたから
‘好き’という言葉に違和感を覚えた(^^;)


☆5☆

6月に入り、ようやく大学2年生の雰囲気に慣れてきた。

その頃、仲良くなった女の先輩がいた。
寮の先輩でJ先輩だ。
あいのりを見てて、仲間というテーマで意気投合し、それから急速に距離が近くなった。

J先輩はサッカー部のマネージャーだった。自分に厳しくて、真面目な考えに惹かれていた。

高校の部活の話になり、あたしもJ先輩も軟式テニスをしていたことが分かり、今度しよー♪と約束していた。


7月に入り、J先輩からメールがきた。
[今日テニスしない?]
あたしは口約束だと思っていたので、実行できることが嬉しかった♪

口にすることにウソはない人だ。

放課後、久々にラケットをからいテニスコートに向かった。


コートに着くと、5・6人の人がいた。
2人だと思っていたのでちょっと戸惑う(^_^;)

男の子が多く、その中にTがいた…

みんなサッカー部の人達で知っている人だったから安心した(*^^)

1人だけ1年生のTは気まずそうだ。

ちょいちょい話しかける。どうやら、Tもテニス部だったらしい☆

準備運動をし、ボールを打ってみる。
久々過ぎて上手く当たらない(>_<)

そんな中、Tは…めっちゃ上手い!!
まぁブランクはそんなにないし、運動神経は良さそうだしなぁ。

Tに上手い上手いとほめてたら、こっちを向いて恥ずかしいそうに笑った。
J先輩はそれをみて、「かわいい」と言った。

あたしはナゼか「そうですかー?」とちゃかしてしまった。

本当はドキッとしたくせに……


今思えば、このときくらいからTに天の邪鬼になっていた。
誰かがTのことを良く言うと、あたしは否定したくなる。

まるで、小学生の小さな恋みたいに(笑)


長身のTが打つボールは鋭くて、サーブなんて速くて見えないときがある。
逆方向に打たれて、取るのはムリあせると思うボールもしっかり追いかける。
厳しいとこに打たれても、キチンと返そうとする姿勢に感動さえ覚えてしまう。


あたしは知らず知らず、目で追いかけていた。
やっぱりスポーツをする姿はいいなぁ。

その人が見える気がする(^^)


ほんのちょっとTがステキに見えた。

ほんのちょっとTを知れた気がした。