西園寺さんは家事をしない -1- ひうらさとる  | 本に恋して❤

本に恋して❤

本が好き! 
自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

西園寺さんは家事をしない

 -1-
ひうらさとる

 

image

 

ひうらさとるさん

「西園寺さんは家事をしない」1巻を読みました

 

西園寺一妃(さいおんじいつき)38歳

 

新進IT企業に勤める西園寺さん

1千万ダウンロードされた家事アプリの企画からマーケティングまで手掛けるバリバリの仕事ウーマン

 

愛犬リキと暮らすために

一軒家を買っちゃった西園寺さん

 

一部屋賃貸用に5万円で貸し出すことにします

 

仕事はバリバリこなして

一軒家まで買っちゃった西園寺さんですが

プライベートは

 

まったく家事をしない

 

主人公はひうらさんの「ホタルノヒカリ」と

同じように家事をしない女子

「ホタルノヒカリ」の蛍の前に現れたのは

会社の上司の高野部長

 

「西園寺さんは家事をしない」の

西園寺さんの前に現れたのは

シリコンバレーの企業から転職してきた

エンジニアの楠見俊直(くすみとしなお)29歳

 

ある日西園寺さん家の近所のマンションで

火事があり外に出て様子を見ていたら

偶然、楠見くんが携帯で誰かと会話しているところに遭遇

火事になったマンションに住んでいるという楠見くん

 

後日、仕事の会議で意見がまとまらなかったことがあった西園寺さんと楠見くん

そのことを心配した社長が飲み二ケーションの場を設定してくれました

 

飲み会など嫌いだと思っていた楠見くんから

「西園寺さんとじっくり話したかった」

と言われる西園寺さん

 

前回の会議で西園寺さんが言ったことを考えて

再度開発し直したアプリを見せてくれる楠見くん

 

火事の話にもなり

現在は漫画喫茶で寝泊まりしていることを聞き

西園寺さんが「落ち着かないでしょ」

と心配してくれます

 

「生活に必要なものなんでもあるし

アメリカでは学生時代からシェアハウスに

住んでいたから人の気配が感じられる方が合ってるんですよね」と話す楠見くん

 

「東京でも今多いって聞いて探してるんですけど

なかなか”僕の条件”に合うところがなくって」

と楠見くんに言われ

 

西園寺さんは自宅の賃貸部分の部屋を提案すべき?と悩んでいたら

 

すやーと寝ちゃってる楠見くん^^;

 

「やっぱり漫画喫茶じゃよく寝れてないんじゃないの?」と言う西園寺さん

 

「そっかなあ」

「こんな楽しいお酒飲むのも久しぶりで」

とうれしそうに話す楠見くんに

 

「よかったら私の家こない?」と言う西園寺さん

 

 

言った^ ^

 

 

楠見くんに賃貸用の部屋があること

リキという犬を庭で飼っているので

アレルギーとかなければと

提案してくれる西園寺さん

 

もちろん家賃もいただくし

次の部屋見つかるまでと

付け足す西園寺さん

 

「ちょっと考えていいですか?」

と楠見くんに言われ

「もちろん」と言って

飲み会はお開きに

 

家に帰ってから

「余計なお世話?」だったり

「そもそも同じチームの男性の同僚と…」と

悩み始める西園寺さん

 

そのとき楠見くんから

「明日土曜日ですがお部屋お借りすることについてご相談があるのでお家に行っていいですか?」とメールがきました

 

西園寺さんがメールの返事を打っていると

外でリキが吠えています

 

西園寺さんが

「リキどしたー?」

「中入る?」と声をかけながら外に出てみると

女の子がリキをギュッとして西園寺さんを見上げています

 

女の子は楠見くんの娘

ルカちゃん4歳

 

たまたま西園寺さんの家の近所の

コンビニに来ていた楠見親子

楠見くんが会計している間に

ルカちゃんがリキを見たくて家に来たそう

 

楠見くんから漫画喫茶で寝泊まりしていることを聞いていた西園寺さん

「こんな小さい娘さんと漫画喫茶に住んでるの?」と西園寺さんに聞かれ

「ルカも漫画好きで」と天然なの?楠見くん

 

楠見くんの奥さんは

ルカちゃんが3歳のときに亡くなったと話してくれました

 

「今すぐ荷物まとめて引っ越してきなさいよ」と男前なことを言って楠見親子を迎え入れます

 

引っ越してきて早々

楠見くんがインフルエンザにかかって

ルカちゃんの面倒を見れなくなって

西園寺さんが慣れないごはんを作ったり

お風呂に入れて寝かしつけまで行ったり

 

楠見くんの病気が治り

お礼に西園寺さんをバーベキューで

もてなしたりとすっかり馴染んでいる3人

 

西園寺さんから今の状況を聞いた友達が

「一妃が他人と一緒の部屋に数日いて

”嫌じゃない”ってすごくない?」

「一妃って気さくなようでいて

”部屋に入れる”友達自体めっちゃ少ないじゃん」と言われます

 

「いやいやいや!」

「だからといってこのままじゃ」

と考える西園寺さん

 

楠見くんからも

「そろそろ別のところに引っ越しますね」

と言われます

 

住むところが見つかったわけではなく

西園寺さんに甘えてしまっていることを

申し訳なく思っていたと話す楠見くん

 

西園寺さんの家で

「ぐっすり眠ったり

ごはんを食べたり

誰かと”生活”するって

こんなだったなと」

「すごくすごくホッとしたんです」

と話す楠見くん

 

しかしそのために西園寺さんに

負担をかけてしまっている…

 

西園寺さんは楠見くんの話しを聞いて

「家事は複数人でやった方が無駄なく合理的」

「子育てもひとりでするよりも誰かいた方がいい」

「”家族”自体に興味はなかったけど

家族単位がこの世で通りやすいなら

やってやれないことなくない?」

 

「私たち”偽家族”になろうよ」

と楠見くんに提案する西園寺さん

 

おーーーーっ!

 

ルカちゃんにも話をして

”偽家族”生活を開始する3人

 

家事の分担アプリを作って実証してみたり

連絡不足や話し合い不足を都度都度

話し合い確認し合う楠見くんと西園寺さん

 

ある朝、出勤途中に自分のエンジニアチームに

シングルで子持ちということを告白したと

西園寺さんに話す楠見くん

 

「僕らが”偽家族”ってこともみんなに言いませんか?」と言う楠見くん

 

最初は「無理でしょ」

と思っていた西園寺さんでしたが

「嘘つくとからしくないし」と思い直し

みんなに言おうとしますが

言いそびれてしまいます

 

楠見くんに

「僕たちがわかっていればいいことですよね」

とフォローしてもらいオープンにしないことにします

 

しかし西園寺さんが男友達から

「お前に彼氏できたらどーすんの?」

と言われたり

 

楠見くんの奥さんの一周忌に

奥さんの実家に行った楠見くんとルカちゃん

 

楠見くんが喪服を持って行くのを忘れてしまい

西園寺さんが実家まで届けたとき

奥さんのお母さんに冷たく追い返されたりとつらい1巻の終わり

 

2巻はどんな展開が待っているのでしょう

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)