フラワー・オブ・ライフ  第2巻③ よしながふみ | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

フラワー・オブ・ライフ

第2巻③

よしながふみ

 

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よしながふみさん「フラワー・オブ・ライフ」第2巻を読みました^ ^

 

 

 

    

花園春太郎…病気治療のため1年休学後の

高校1年生

 

三国翔太…春太郎くんと同じクラスで春太郎くんの友達

 

真島海…春太郎くんたちと同じクラス

(我が道を行くタイプ)

 

武田隅子…春太郎くんたちとは違うクラスだがひっそり描いていた漫画を真島くんに見つかる

 

文化祭はマン研の部誌の貴重な発表の場

 

マン研部員は真島くん、翔太くん、

春太郎くんに加え武田さんも入部

 

漫画好きだけど漫画を描くのはヘタな

真島くんはイラスト1枚

武田さんは自身の漫画の外伝がすでにできあがっています

 

翔太くんが春太郎くんに

「ハルくんはどうする?」

「イラストを出す?」

「それとも漫画描く?」と尋ねると

 

春太郎くんは

「うーん」

「ホントはマンガ描いてみてーけど」

「コマ割ったりとか全然やった事ねーからな」

と話し翔太くんに

 

「なあ 翔太はどっちにするの?」

と聞くと翔太くんは

「‥マ マンガ‥」と答えます

 

※コマ割り‥漫画において、それぞれの絵を

枠線によって区切り、場面の転換や時間の流れを

読者に想起させる一般的な技法(ピクシブ百科事典)

 

すると春太郎くんは

「うっそ」

「見てえ」

「超見てえ‼︎」

「見して‼︎」

と興奮して翔太くんに言います

 

「え〜〜〜⁉︎」

と恥ずかしがる翔太くんに

「何だよ」

「どーせ持ってきてんだろ」

「いーじゃん」

「見して‼︎」とお願いする春太郎くん

 

恥ずかしがる翔太くんに見せてもらう春太郎くん

 

春太郎くんが静かに読んでいると

「やーもういいんだよう」

「それまだネームだし‼︎」

「結局時間なくて昔の話し使ってるし‼︎」

と焦る翔太くん

 

春太郎くんが

「ネームってこのマンガの下描きの下描きみたいなのの事?」訊ねます

 

翔太くんが

「うん」と答え

 

翔太くんに

「あんまり読んだことのないマンガだけど

でも俺これ好きだ」

「面白かった」

「ありがとう」と言う春太郎くん

 

よく聞くけど

ネームって何だろうと

調べてみたら

春太郎くんが

「下書きの下書き?」と言っていたように

 

漫画を原稿用紙に書く前に

別の紙にコマ割りや

カメラアングル、セリフ、表情などを

大まかに描いたもののことを指します。

(egaco)

 

別の紙コピー用紙やルーズリーフのことで

これらの紙に鉛筆やシャーペンで描くこと

 

春太郎くんからの褒め言葉を聞いて

翔太くんが

「ハッ ハル(春太郎)くん‼︎」

「良かったらこのネームで漫画描かない?」

と勇気を振り絞って言います

 

「えー‼︎」

「俺が⁉︎」と春太郎くん

 

翔太くんに

「ダメかな?」

「僕ホントはハルくんの絵でこの話読みたかったんだ」と言われて嬉しそうな顔の春太郎くん

 

「じゃじゃあさ」

「二人の合作って事でやんない⁉︎」

「二人で一本作んの‼︎」と春太郎くん

 

「うんっ‼︎」

「僕も描くの手伝うよ‼︎」と翔太くん

 

盛り上がる2人が可愛い^ ^

 

文化祭の部誌に載せるために

試行錯誤しながら完成させた

2人の合作漫画

 

武田さんが演じていた

劇の漫画が載っていたこともあり

部誌は劇を見にきてくれた人も

読んでくれています

 

武田さんの漫画のことは勿論

春太郎くんと翔太くんの漫画のことも

褒めてくれていて嬉しくなった2人は

ハイタッチ^ ^

 

漫画を描くことが楽しくなってきた春太郎くん

文化祭も終わり翔太くんに

「同人誌を出そう」と持ちかけます

 

武田さんがコミケのちっちゃいバージョンの

コミティアという即売会の場所が取れたから

春太郎くんたちの漫画も置いてくれると

言ってくれたと翔太くんに話す春太郎くん

 

武田さんが描く漫画とはジャンルが違うんじゃ‥と心配する翔太くんでしたが

「売れなくても〆切があった方が作る気になるじゃんか」と前向きな春太郎くん

 

「どかな?」と翔太くんに話す春太郎くん

 

「実はもうネーム切っちゃったやつがあってさ‥」と話す翔太くん

 

「え うそ⁉︎」

「じゃそれ描こうよ」

「今持ってる?」と春太郎くん

 

仲良く漫画を描き始めた春太郎くんと翔太くん

 

夜遅くひとりで漫画を描きながら

こうした方がいいんじゃないかと考えて

翔太くんに了解を得ず書き直した春太郎くん

翌日、翔太くんに下書きを見せます

 

春太郎くんのシナリオでは

「あれー?」

「ハルくん ここ変えたんだ?」

と翔太くんが言い

 

「あっ」

「そうそう」

「戦士達の武器が何でもいんなら

飛び道具とかもアリだと思ってマシンガン出してみたんだけどよー」

と春太郎くんが答え

 

「うんうん!」

「いいねー」

「そーだね」

「そっちの方が面白いかもー」

となるはずでしたが

 

自分の了解を得ずに書き直したことに

翔太くんに腹を立てられる春太郎くん

 

翔太くんが怒ったところ初めてみた^^;

 

翔太くんが春太郎くんに

書き直すよう言い

怒って帰ってしまいます

 

春太郎くんは締切に間に合わなくなると言いますが

ダメなら落とせばいいと言う翔太くん

 

勢いそのまま家まで怒って帰ってきた翔太くん

家に帰って落ち着いたら

初めてのケンカに青ざめ落ち込みます

 

次の日

 

どよーんとしたまま学校にきた翔太くん

そこに「はよっす!」

と元気よく教室に入ってきた春太郎くん

 

翔太くんにも体当たりしながら

「おはよっ 翔太ー‼︎」

と声をかける春太郎くん

 

まさか春太郎くんから

声をかけてくれると思っていなかった翔太くん

「えっ⁉︎」

「今のおはようって…僕に⁉︎」と驚きます

 

春太郎くんは

「決まってんじゃん」

「オッス 翔太‼︎」

といつもと変わらない態度

 

しかも

「下描き書き直してきたぜ」

と翔太くんに話します

 

翔太くんに下描きを見せて

昨日の態度を謝る春太郎くん

 

そして春太郎くんは

昨日、翔太くんが

言いたいことを全部正直に言ってくれて

ホントの友達になれたような気がして

すんげーうれしかったと話してくれました

 

翔太くんは

「僕はずっとその子と違う意見を言った時は

もうその子とは友達じゃなくなるんだと

思っていた」と考えていました

 

しかし春太郎くんに出会って

言い争ったあとでも

こんなに気持ちよく笑い合える友達が

僕にはいたんだとうれしくなった

翔太くんでした

 

春太郎くんと翔太くんが可愛すぎる〜♡

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)