セクシー田中さん 第6巻(第12幕 生きる理由) 芦原妃名子 | 本に恋して❤

本に恋して❤

本が好き! 
自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

セクシー田中さん

第6巻

第12幕 生きる理由

芦原妃名子

 

image

 

芦原妃名子さん「セクシー田中さん」第6巻を読みました^ ^

 

お話は先回の続き


宅配の荷物の受け取りだと思い

対応した田中さん

玄関を開けると立っていたのは高齢の女性

 

お互いを見て固まる2人

 

「あれ?」

「宅配…?」と言う田中さん

 

「えっ」

「あなた…」

「どちら様?」と言う女性

 

お互い固まっていたところに

笙野さんが

「母さん‼︎」

と田中さんの背後から声をかけます

 

「えーーーー!」となる田中さんに

お母さんが田中さんのことを家政婦さんだと

勘違いするオチがついたお話で終わった前回

 

 

 

 

    

田中京子…アラフォーOL

    ベリーダンサーを目指している

 

 倉橋朱里(くらはしあかり)

…田中さんと同じ会社の派遣OL

    田中さんに憧れてる

 

 笙野浩介(しょうのこうすけ)…銀行員

    朱里ちゃんと合コンで知り合う

    田中さんとはご近所さん

 

三好さん…アラブ料理店のマスター

 

小西さん…チャラい広告マン

朱里ちゃんと合コンで知り合う

笙野さんのお友達

 

田中さんのことを改めて紹介する笙野さん

「まさか浩介にお手伝いに来てくれるお友達がいるなんて思わなくて」

と恐縮するお母さん
 

食べるものがないと思って

たくさん買い物してきたお母さん

 

冷蔵庫に生モノを入れて

田中さんにお茶を用意しようとしますが

冷蔵庫の中にはすでに田中さんが作ってきてくれたお惣菜がぎっちり

 

夕食にパスタかリゾットを食べられるように

鍋に残しておいたブイヤベースのスープが入っていたので

その鍋を出してスープはタッパーに移して

隙間を作りましょうと提案してくれた田中さん

 

「リゾット…!」

「おしゃれねぇ」

「どうやって作るの?」

「私食べたことことすらなくて」

と田中さんに話すお母さん

 

リゾットの作り方をお母さんに教える田中さん

作り方を田中さんに聞きながら

お腹がぐーっと鳴るお母さんに

「もしかしてお昼まだですか?」

「よろしければお作りしましょうか」

という田中さん

 

やさしい♡

 

遠慮するお母さんに

田中さんの料理おいしいから作ってもらったら?という笙野さん

 

笙野さんも変わりましたね^ ^

 

それならと田中さんが料理する隣で

お母さんが買ってきたたくさんの食材をお母さんも料理することに

 

お母さんが

「京子さん、

お口に合えば私の料理持って帰ってね」

と田中さんに話し

 

田中さんも

「えっ」

「いいんですか?」

と田中さんとお母さんがキッチンに立って

楽しそうにおしゃべりしながら過ごす光景は

ほっこり

 

出来上がったリゾットをお母さんに供する

田中さん

 

これがまた美味しそう♪

 

一口食べたお母さん

「おしゃれな味がする」

と可愛らしい感想^ ^

 

食べながら急にポロポロと涙を流すお母さん

 

ギョッとする笙野さんと田中さんに

「誰かに作ってもらったごはんを食べるのが

久々で嬉しくて」

というお母さん

 

お母さんにたくさんお惣菜をもらい

玄関までお見送りしてもらう田中さん

 

お母さんに

「しばらくこちらにいらっしゃるんですよね?」

「困ったことがあればいつでも言ってくださいね」

笙野さんは怪我して松葉杖生活なので

「都内どこでもご案内しますので」

と話す田中さん

 

「じゃあ」

と田中さんにお願いするお母さん

 

田中さんを見送ってリビングに戻り

「京子さんと週末出かける約束しちゃった」

と笙野さんに話すお母さん

 

「えっ、どこ行くの」

と聞く笙野さんに

 

「ふふ、内緒」とお母さん

 

かわいい♡

 

 

 

田中さんはベリーダンス教室で朱里ちゃんに

週末、笙野さんのお母さんを

東京案内することになったと話します

 

朱里ちゃんは大げさに受け取りますが

 

田中さんが家政婦さんに間違われたこと

実年齢よりさらに上に見られていること

 

でもお母さんがとても優しい方で

田中さんも居心地が良かったので

週末を楽しみにしていると言う

田中さんの話を聞いて

 

朱里ちゃんは

「当日ちょっとお出かけ前にお時間いただけませんか?」

と田中さんに言います

 

当日、化粧品を持って田中さんの家に伺う朱里ちゃん

 

田中さんは朱里ちゃんに

「私、メイクで綺麗になれるタイプじゃないと思うのでお化粧はちょっともう…」

と自信なく言います

 

朱里ちゃんは

「だまされたと思って

もう一度だけチャンスをください」

と田中さんにお願いします

 

いろんな人にお化粧のことを聞いた朱里ちゃん

 

朱里ちゃんはメイクの勉強をしながら

気がついたことをいろいろ話してくれました

 

このときのお話しがまたいい♡

 

田中さんがお化粧しない理由も聞いて

「それなら」

とお化粧方法を詳しくレクチャーしてくれます

 

出来上がった田中さんはとってもキレイ

 

洋服選びも朱里ちゃんに手伝ってもらい

お母さんとの待ち合わせ場所へ

 

お母さんは迷子になってしまったと

田中さんにヘルプの電話

 

お母さんから何が見えているかを聞き

デパートが見えると話すお母さんに

そのデパートで待つように話します

 

無事、合流できた2人は

東京案内をスタート

 

お母さんが行きたかった場所は

当日チケットが売り切れていました

 

がっかりするお母さん

 

「今日一日おつきあいしますので

ゆっくり行きたいところを探しましょう」

とお母さんに言う田中さん

 

いったんお茶しながらいろいろ話をする

田中さんとお母さん

 

お母さんから

「結婚する前は自分なりにおシャレして、

一人で映画に行ったりお茶したり…」

「私、案外アクティブだったのよ」

「でもダメね」

「今せっかく東京にいるのに」

「私ほかに何をしたいのか全くわからない」

と聞いた田中さん

 

「映画に行きませんか?」

とお母さんに提案します

 

「そう」

「そうね」

「行ってみたいかも」

と話すお母さんに

近くで見ることができる映画を

お母さんにスマホで見てもらいます

 

たくさんある映画にお母さんが迷っていると

田中さんがそれぞれの映画を色に例えて

お母さんにプレゼンしてくれました

 

「赤」「ゴールド」「抹茶色」…

 

映画を色で表現するなんてステキな発想♡

 

お母さんは「瑠璃色」の映画を選びます

 

田中さんが瑠璃色と表現した映画はイラン映画

タイトルをYoutubeで探してみたら

ドキドキハラハラする映画でした

 

「イランの映画なんて初めて」

とドキドキしているお母さんに

「私はベリーダンスをしているので

中東の映画も興味があってよく観ます」

と話す田中さん

 

お母さんを笙野さんの家の前まで送り

「今日はほんとにどうもありがとう」

「とってもとっても楽しかった!」

とお母さんに言われる田中さん

 

お母さんから

「もう一つだけ

お願いを聞いてもらえないかしら」

と言われる田中さん

 

ベリーダンスがなにか知らなかったお母さん

田中さんが出演するショーを見に行きたいと

田中さんにお願いしていました

 

 


笙野さんは家に置いてきて

アラブ料理店にやってきたお母さん

そこに朱里ちゃん、小西さんがやってきて合流

 

ベリーダンスショーを楽しむお母さん

 

「あの子結構無神経なところがあるでしょ」

と話すお母さん

 

でも今回、

田中さんのベリーダンスショーを観に来て

アラブ料理店にいる三好さん、

田中さん、朱里ちゃん、小西さんを見て

 

「あの子にこんなにたくさんお友達がいたなんて…」

「久々に会ったら、あの子雰囲気が少し変わっていて」

「きっとみなさんのおかげね」

「あの子は今とても幸せね」

と話すお母さん

 

お酒も飲んでいい気分になったお母さんを

笙野さんの家まで送る田中さん

 

ソファで横になっているお母さんに

昨日お父さんと電話で話したよという笙野さん

 

「少し体調が悪くて病院へ行ったの」

と笙野さんに話すお母さん

 

病気が見つかり紹介状を書いてもらい

大きな病院で検査してもらうことになっていた日

 

急に怖くなって…やりたいこともたくさんあったのになにもできていない…

 

お父さんには病院に行くと言って

東京行きの電車に乗ってきたお母さん

 

病院の紹介状の裏に

「やりたいこと」

をいくつか書いてあるのを見た笙野さん

 

その中の一つに

「孫の顔を見る」

と書かれていました

 

お母さんが上京してきたとき

笙野さんにお見合い写真を

持ってきていました

 

そのとき笙野さんは結婚相手は自分で探すと

言っていましたが

お母さんの「やりたいこと」リストに

「孫の顔を見る」

と書かれていたことで

お見合いをすることにします

 

第6巻はここまで

 

笙野さんがの人生が動き出しました^ ^

 

第7巻も楽しみ♡

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)