セクシー田中さん 第6巻(第11幕 世界を広げるために) 芦原妃名子 | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

セクシー田中さん

第6巻

第11幕 世界を広げるために

芦原妃名子

 

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芦原妃名子さん「セクシー田中さん」第6巻を読みました

 

今週は悲しいニュースに驚きました

一ファンである私がなにか言えるわけもなく

しかし

西野亮廣さんが書いてくださったブログ記事を共有したいなと思いました

 

 

 

    

田中京子…アラフォーOL

    ベリーダンサーを目指している

 

 倉橋朱里(くらはしあかり)

…田中さんと同じ会社の派遣OL

    田中さんに憧れてる

 

 笙野浩介(しょうのこうすけ)…銀行員

    朱里ちゃんと合コンで知り合う

    田中さんとはご近所さん

 

三好さん…アラブ料理店のマスター

 

小西さん…チャラい広告マン

朱里ちゃんと合コンで知り合う

笙野さんのお友達

 

第5巻の終わりに笙野さんとペルシャの楽器

「サントゥール」を聴きながら

トルコ料理をいただくという

オリエンタルディナーショーに誘われた

田中さん^ ^

 

朱里ちゃんに

「笙野とデートしてきてください」

と言われますが

 

デートをしたことがない田中さんは

ベリーダンスの衣装を着て

盛り盛りメイクで待ち合わせ場所に現れ

笙野さんに

「うわーっ」

と絶叫されてしまいます^^;

 

驚いた笙野さんに駆け寄る田中さん

「どうしたんですか?笙野さん」

「突然大きな声を出して」

と声をかけます

 

笙野さんは

「た、田中さんこそ」

「その格好…」

と腰を抜かしながら田中さんに言います

 

田中さんは

「せっかく素敵なレストランに行くんだから全力でおしゃれしていかなきゃダメですよ」

と朱里ちゃんからアドバイスされたと笙野さんに話します

 

「倉橋朱里ーーっ‼︎」

「雑で無責任なアドバイスしてんじゃねぇ‼︎」

と心の中で思う笙野さん

 

確かに^ ^

 

これまでの笙野さんだったら今の状態を

ダメ出ししちゃうんですが

成長した笙野さんは口に出さず2人でお店に向かいます

 

お店の人も、お客さんも

田中さんをみてギョッとしますが

田中さんは気が付かず^^;

 

席に案内されメニューを渡され

そこにお酒があることを見つけ

「トルコってイスラム教国なのに

お酒いただけるんですか?」

と尋ねる笙野さん

 

お店の人は

「個人の判断で飲む人は普通に飲みますね」

「ワインは紀元前4000年頃から生産されているんですよ」

と説明してくれます

 

笙野さんは

「飲んで飲んで飲みまくって

今日1日を乗り切ろう」

と決め

トルコビール、シャンパン、

ワインも赤と白をオーダーします

 

描かれているお料理が美味しそう〜♡

 

2人とも料理を堪能しながら話が弾みます

 

すでにけっこう酔っている笙野さん

 

笙野さんが大学生時代に海外をあちこち旅行した話をしてくれます

 

この話がまたイイお話

 

演奏も始まり

笙野さんのイイお話の余韻に浸る田中さん

 

ゴトッ…と音がして笙野さんを見てみると

 

寝てる…^^;

 

お店を出て

笙野さんをタクシーに乗せようとしますが

酔っ払ってないと言って

乗ろうとしない笙野さん…

 

タクシー乗り場の後ろで待っている人に

急かされて

「すみません」

「お先にどうぞ」

と言った田中さんを見て

心無いことを言ってきた人がいました

 

その人に向かって笙野さんが

「あやまれ」

と相手の腕を掴みます

 

相手の人が「放せよ」と腕をふりほどくと

笙野さんがコロコロコロと転がって

べちゃっと止まります

 

笙野さんに駆け寄る田中さん

 

「大丈夫ですか」

と声をかける田中さんに

「足が痛い」

という笙野さん

 

親切な男性に

タクシーに乗せるお手伝いをしてもらい

なんとかタクシーに乗せ

笙野さんを家に送って行きます

 

鍵を開けソファに寝かせ

寝室から掛け布団を持ってきて

笙野さんにかけて

鍵をかけて帰ろうとしますが

外から鍵をかけてしまうと鍵を返せない…

 

玄関ドアも鍵を入れるスペースがない

郵便受けも投函口がないタイプ

 

仕方ないので笙野さんが起きるまで

部屋の隅っこで待とうとうずくまりますが

疲れて眠ってしまった田中さん

 

朝、目を覚ました笙野さんは二日酔い

田中さんが部屋にいることに驚いて

立ちあがろうとしますが「痛っ」

 

足首がパンパンに腫れています

整形外科に行った笙野さんと田中さん

靭帯損傷で全治3〜4週間

笙野さんは松葉杖姿^^;

 

また明日も来ますねと言う田中さんに

「そこまでしていただくわけには」

と言う笙野さん

 

田中さんが四十肩で大変だったとき

ご飯作ってきてくれたり

部屋の掃除を手伝ってくれた笙野さん

 

田中さんは

「お互いさまですよ」

と言ってくれます

 

やさしい♡

 

朱里ちゃんからメールが届きます

「デートどうでした?」

「田中さん美女化計画‼︎」

「成功しているといいなー‼︎」

 

田中さんは

「大失敗だったみたいです」

とメールに返信するとともに

当日の田中さんの写真も送ります

 

送られてきた写真を見て驚く朱里ちゃん

田中さんの家に駆けつけます

 

「そんな大変な一日だったんですか‼︎?」

田中さんからことのいきさつを聞いた朱里ちゃん

 

「笙野さんが飲みすぎた原因も私にあった気がするし」

「キレイになろうだなんて無謀すぎました」

「やっぱり私はお化粧してキレイになれるタイプじゃないんです」

と朱里ちゃんに話す田中さん

 

「ちょっと慣れてなかっただけですよ」

「今度は私が責任持って変身させるので」

と家から自分が使っているコスメを持ってきた朱里ちゃん

 

朱里ちゃんが実践しているモテメイクを

田中さんにする朱里ちゃん

 

出来上がりを見てみると

1ミリも盛れていない…

 

ショックを受ける朱里ちゃん^^;

 

もしや20代と40代のメイクは違う?と思い

「す、すみませんでした」

「経験不足でした」

「必ず、必ずリベンジしますので」

「しばしお待ちを〜」

と言い残して田中さんの家を後にします

 

40代のメイク雑誌を購入したり

SNSで若返りメイクを探したり

動画で肌悩みを研究する朱里ちゃん

会社のお姉様方や同僚

友だちにも聞いて周る朱里ちゃん

 

友だちがビューティーアドバイザーをしている

友達からメイク用品を借りてきてくれてメイクの実地研究

 

お互いにメイクしあったりして

とっても楽しそう^ ^

 

 

笙野さんに頼まれたお買い物をして

お弁当を持参し笙野さんの家に伺う田中さん

 

散らかっている様子を見て

掃除機をかけますねと言います

 

掃除が終わったら2人で一緒に

ご飯を食べようという話しになりました

 

「映画でも見ながら少し待っててください」

と言ってくれる田中さん

 

笙野さんは

「いいお天気だなぁ」

としみじみ思いながら

日曜の午後に

ゆっくりお茶を飲みながら

好きな映画を見て

背後でかすかに掃除をかける音がする

 

「極楽か」と思いながら目を閉じます

 

「あなた、お茶が入りましたよ」

と声をかけられ

「ああ、ありがとう」

と振り返ると

モリモリメイクの田中さんが

お盆にお茶を載せて立っている^^;

 

妄想から現実に引き戻され

落ち込む笙野さん

 

田中さんに

「どうかされました?」と聞かれ

「いえ、すみませ…」と答える笙野さん

 

か、かわいすぎる♡

 

掃除が終わり、食事を終え

ダンボールに気がつく田中さん

 

「この大きなダンボールなんですか?」

と笙野さんに聞く田中さん

 

ダンボールの中に

たくさんの野菜やお菓子が入っています

 

「まだがっつり台所に立つのはしんどいと伝えてあったのに」

と実家から送られてきた荷物に困っている笙野さん

 

笙野さんが田中さんに

「もしよかったら野菜持って帰ってください」

と話します

 

田中さんは

「えっ、いいんですか?」

「じゃあ今度、夏野菜で美味しいメニュー考えて作ってきますね」

とうれしそうに笙野さんに言います

 

笙野さんも

「やったー」

とうれしそう^ ^

 

そのときインターホンがピンポーンと鳴ります

 

「あ、宅急便だ」

「水注文したので」と笙野さん

 

田中さんが

「出てもいいですか?」

と言い

 

「ありがとうございます」

と笙野さんが答えたので

 

「ご苦労様ですー」

と玄関を開けると

ご高齢の女性が立っています

 

「あれ、宅配…?」と田中さん

 

「えっ」

「あなた、どちら様?」

と女性に言われる田中さん

 

「ん?」となる田中さんに

 

後ろから

「あ…っ」「母さん‼︎」と言う笙野さん

 

「ええええーーーーーーっ」と田中さん

 

「靭帯切ってがおってる(困ってる)って聞いだがら」

(笙野さんは宮城県出身)

「世話すっぺかと思ってきてみたんだげども」

と言うお母さん

 

「浩介、あんたこの方」とお母さん

 

「ちっ」

「違うんだ母さん、この人は…」

「田中さんは僕が困っているから手伝いに来てくれているだけで」

と説明する笙野さんに

 

「田中さんっておっしゃるの」

「家政婦紹介所の方かしら」

「浩介がいつもお世話になっています〜〜〜」と言うお母さんに

「違っ!」と言う笙野さん

 

第11幕 世界を広げるためはここまで

 

第6巻も盛りだくさんで半分しか書けなかった^^;

 

突然のお母さんの登場

この後の展開も楽しみ♡

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)