LP〜ライフパートナー〜 第3巻 おざわゆき | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

LP

〜ライフパートナー〜

第3巻

(最終巻)

おざわゆき

 

image

 

おざわゆきさん

「LP〜ライフパートナー〜」第3巻を読みました^ ^

 

第3巻が最終巻となる

LP〜ライフパートナー〜

最後のシーンは書いていません

 

この漫画の素晴らしいエンディングを表現できない〜^^;

 

というわけで最後のシーンは書いていませんが

読んでいただけると嬉しいです

 

 

    

東京で美容室を営んでいるミチル

 

田舎で床屋さんを営む両親

 

ある日お母さんから

仕事中に電話が入ります

 

お父さんが倒れたとのことで

急いで田舎に帰ります

 

心臓が弱いお父さん

意識がありません

安否を気遣うミチルに

お父さんの若い頃にそっくりな

男性がミチルに声をかけてきます

 

「誰?」と訝しがるミチルに

お母さんが

「お父さんが看取りAIを注文してくれたの」

と言われ混乱するミチル

看取りAI…お年寄りの終活や看取り

遺族のケアをしてくれる人間型AI

 

お父さんの意識が一瞬戻ったとき

お父さんはミチルにあることを託し

亡くなってしまいます

 

残されたお母さんに

寄り添ってくれるAIくん

 

お父さんに託されたことが

気になりますが

自分のお店のことも気になります

お店をいつまでも閉めておくこともできず

実家に何ヶ所かカメラを設置して

東京に戻るミチル

 

他店にヘルプに行ってもらっていた

朗弘くんにも戻ってきてもらい

美容室を開店させます

 

しかし客足が戻りません

 

タウン誌に広告を出したり

SNSを使ってアピールしたり

近所へポスティングします

 

ポスティング途中

近所に新しい美容院が開店したことを

知ります

 

新しく開店した美容院は

カウンセリング、

シャンプーをAIが行い

カットを美容師さんが行うことで

お値段をリーズバブルに提供していて

大盛況

 

 

ある日

遅い時間にお客様がみえました

 

AI美容院に行っていたというお客様

最近は予約が取れなくて困っていた

 

昼間は仕事があるから

この時間に入店できると

うれしいと話すお客様に

「せいいっぱいきれいに仕上げます」

と言うミチル

 

「これだ!」と

「夜も営業中」

「予約なしでもOKです」

というチラシを配ります

 

すると

お客様がひとり

またひとりと

来店してもらえるように

なって来ました

 

しかし

朝から晩まで

店を開けているので

ミチルに疲労がたまっていきます

 

ある日

お母さんとミトリくんとの

テレビ電話中に

美容室で倒れてしまったミチル

 

心配したお母さんが

ミトリくんを東京にこさせます

 

ミトリくんにご飯を作ってもらい

ぐっすり眠ったミチルは

元気に復活!

 

美容室も開店し

ミトリくんもミチルが心配なので

美容室について来ました

 

スタッフの朗弘くんには

弟だと紹介

 

お昼ご飯を買いに行くため

お店を出てきたミチルとミトリくん

 

コンビニに向かう道中

ミトリくんに

大盛況のAI美容院を

見つかってしまいます

 

 

美容院を見て落ち込むミチルに

「オレと一緒にお客を取り戻そう」

と言うミトリくん

 

「そんなのできるわけないじゃん」

と言うミチルに

データ分析して

戦略を立てると言う

ミトリくん

 

翌日ミトリくんは

ミチルの美容室には行かず

ミチルに黙って

AI美容院に調査に行きます

 

「今日は(美容室に)行かない」

とミトリくんに言われたミチル

 

「うるさくなくてちょうどいいよ」

と朗弘くんに話すミチルですが

 

「まさか」と思い

 

走ってAI美容院に向かいます

 

ミトリくんは

カウンセリングと

シャンプーを済ませ

カットが始まったところで

ミチルが美容師さんの腕を掴み

カットを止めます

 

ミトリくんの腕を掴み

店の外に出たミチル

 

黙って偵察に行くなんてと

ミトリくんに言うミチル

 

髪の毛も

カットしちゃったら

生えてこないんでしょ

と言うミチルに

「オレの頭でデータが取れるなら

有効活用だ」

と言うミトリくん

 

自分がいる間に一刻も早く

できることをしなくてはと

ミチルにいうミトリくん

 

ミチル、ミトリくん、

朗弘くんで会議をして

全メニュー半額キャンペーンを

開催することを決定

 

半額だからといって手は抜かない

ひとりひとりに寄り添う

美容室を目指します

 

するとキャンペーン中の予約が満員

通常営業の予約も増えました

 

ヤッター♪

 

キャンペーンが終わり

もとの忙しさに戻った

美容室を見届けて

ミトリくんは

田舎に帰っていきました

 

で終わった第1巻〜第2巻

 

実家に帰ってきたミトリくん

お店の掃除をしているお母さんを見て

お母さんに

「ずっともうお店を開けないのか」

と尋ねます

 

「なんかお客さんの前で泣いちゃいそうで」

と言うお母さん

 

「ここは本当にいい店だ」

「閉まっているように見えない」

「今にもドアを開けてお客さんが入ってきそうだ」

「なあ お母さん」

「そう思わないか?」

と言うミトリくん

 

ミチルはお店が軌道に乗り始め

朗弘くんと居酒屋さんで飲み会

 

酔っ払ってしまったミチルを

居酒屋の店長さんが家まで送ってくれました

 

ミチルが居酒屋の店長=結川(ゆいかわ)さんに介抱されているとき

実家からテレビ電話がかかってきました

 

無意識に電話に出るミチル

 

お母さんとミトリくんが

タブレットの向こう側で

ミチルと結川さんを見ています

「あらまあ」と言うお母さん

 

結川さんは慌てて

お母さんとミトリくんに

「お酒を召し上がりすぎて家までお送りしたところです」

「なにもしていませんっ‼︎」

と必死に言い訳^ ^

 

酔っ払って

明日の仕事に支障をきたさないのかと

冷静にミトリくんに言われるミチル

 

カチンときたミチルは

結川さんがいるのに

「うるさーい」

「ミトリ AIのくせにお父さんヅラしすぎっ」

と発言してしまいます^^;

 

ミチル以外の3人が固まってしまい

ミチルはその空気を察したのか酔いが覚めて

「あれ…」

「きゃあああ」

「店長さん どうしてここに?」

と言うミチル

 

「話があって電話した」

と言うミトリくんは

お母さんが床屋さんを再開させることにした

と話してくれました

 

お母さんも

「ミトリが一緒にいてくれるからお母さんやってみることにした」

と言います

 

ミチルはお母さんの時間が動き出したことを喜びます

 

ミチルの美容室でキャンペーン中に

ミトリくんのシャンプーを受けた人たちが

ミトリくんのことを”ゴッドハンド”と呼ぶようになっていました

 

ミトリくんは実家に帰ってしまったので

ゴッドハンドを受けたい人たちが

床屋さんの再オープンを聞きつけ

シャンプーの予約を入れるようになり

床屋さんの再オープンに

4時間待ちのお客さんが出るくらいの盛況ぶり

 

予約がいっぱい入っていることを

お母さんに聞いていたミチルも手伝いに来ていました

 

床屋さん開店以来の売上を喜ぶミチル

 

最終の新幹線で帰ろうとするミチルを

ミトリくんが送ってくれました

 

ミトリくんに

「シャンプー専門店にした方がいいのでは?」

と言うと

「あの店はお母さんの店だ」

と怒ったような言い方をするミトリくん

 

結川さんのお店で飲んでいるミチル

結川さんに

「ミチルさん元気ないですね」

「ミトリさんと親子喧嘩でもしたんですか」

と言われます

 

「ミトリは親子なんかじゃなくて」

と答えるミチルに

「ミトリAIのくせにお父さんヅラしすぎ」

とミチルがこの前の夜に言ったことを

覚えていたと言う結川さん

 

結川さんはミチルに

「ボクに嘘つかなくてもいいですよ」

と言われ緊張が解けていくミチル

 

ずっと秘密にしなくちゃいけないと思って

過ごしていたミチルは

結川さんにやさしい言葉をかけてもらって

目から涙がポロポロ落ちてきます

 

結川さんは早めに居酒屋さんを閉店させて

「存分にミチルさんの話聞かせてください」

と言ってくれました

 

やさしい♡

 

ミトリくんにシャンプーをしてもらうところを

撮影しようとインフルエンサーが床屋さんにきました

 

インフルエンサーの彼氏でカメラマンの男性が

お母さんに失礼な言動をしたことで

ミトリくんが怒って

「お引き取りください」

と言った途端ミトリくんがショートしてしまいます

 

驚いたお母さんはミチルに電話をかけます

 

翌日実家に駆けつけたミチル

 

動かなくなったミトリくんを見て

研究所に電話をかけますがつながりません

 

ホームページもなくなっていて困惑するミチル

 

困ったミチルは結川さんに相談します

 

結川さんはいろいろ調べてくれて

研究所の元職員だった兵頭さんを見つけてくれます

 

兵頭さんに会いにいくというミチルに

付いていってもいいかと聞く結川さん

 

兵頭さんが働いている会社に向かう

ミチルと結川さん

 

なぜ看取りロボットを作ったのか

なぜ会社がなくなってしまったのか

ミトリくんはこの後どうなるのかなど

兵頭さんが教えてくれました

 

正式な部品を調達できないなか

どこまでできるのかわかりませんが

兵頭さんができる限り修理しますと言ってくださいました

 

兵頭さんに摩耗した部品を取り替えてもらい

なんとか動くことができるようになったミトリくん

 

兵頭さんからは

重労働をさせない方がいいと言われます

 

近所の人だけにきてもらう床屋さんを

再びオープンしミトリくんはシャンプーを担当

お母さんもイキイキ仕事をします

 

しかしミチルは以前と変わらずテキパキ働く

ミトリくんを見て気が気ではありません

 

どうやったらミトリくんが休んでくれるのかなと結川さんに相談して

家族旅行にいくことにします

 

お母さん、ミトリくん、ミチル、

結川さんも誘って4人で牧場に行ったり

滝を見たり、お土産物を買い込んだりとみんな楽しそう^ ^

 

旅館で夕食を囲む4人

 

ミトリくんは何かと気にかけてくれていた

結川くんにお礼をいい

「もうすぐオレはいなくなってしまう」

「これからはオレではなくお母さんを気にしてやってくれ」

と言います

 

「わかってたのね」

と言うお母さん

 

結川さんが

「ボクはミチルさんが好きです」

 

ミチルも

「結川さんが好き」

と言い

 

結川さんが

「結婚を前提におつきあいお願いします」

と告白

 

キャー♡

 

「結婚なんて私の人生で起こるなんて思っていなくて」

と涙を流すミチル

 

結川さんに

「よろしくお願いします」

言います

 

かわいい♡

 

旅行から戻り

床屋さんでお客様を一人受けてから

なんとなく体がだるいと言って部屋で横になっていたお母さん

 

お店を閉めて片付けしてから

お母さんの様子を見にきたミトリくん

 

お母さんの様子がおかしいことに気がつき

お母さんを救急センターに連れてきます

 

ミチルに連絡を入れるミトリくん

 

ミチルは結川さんと一緒に病院に来ました

 

救急の受付の人に聞くとお母さんは集中治療室に入っているとのこと

 

どういうことなのかわからないミチルに

ミトリくんが

「お母さんの病室には入れない」

「感染力の強い病気になって免疫力が著しく低下しているらしい」

と言うミトリくん

 

病院の先生も同じように説明してくれました

 

お母さんが接客したお客様には

速やかに受診するように連絡してありますと

病院の先生に話すミトリくん

 

病院の先生は

「お母さんは徹底的に無菌状態の治療を勧めます」

「ご家族の入室も厳禁とさせていただきます」

と言われるミチル、ミトリくん、結川さん

 

お母さんがひとりで病気に立ち向かわなければいけないことを心配するミチル

 

すると

「私が治療室に住みます」

と言うミトリくん

 

病院の先生に上着を脱いで

機械の部分を見せて

「私は看取りAIです」

「だから感染する心配はありません」

と言うミトリくん

 

「君は看取りAIなのか」

「噂には聞いていたが本当に人間のようだな」

「驚いた」

と言う病院の先生

 

ミトリくんが病室に入るため

研究所の元職員の兵頭さんに消毒してもらいます

 

兵頭さんに

「ミトリ…どうですか?」

と聞くミチル

 

兵頭さんは首を横に振り

「かなり部品が消耗している」

「動いているのが奇跡のようです」

と教えてくれます

 

ミトリくんは懸命にお母さんの看病をします

 

ミチルも仕事の合間に電話をかけて

ミトリくんにお母さんの様子を教えてもらいます

 

テレビ電話をお母さんに見せてもらい

お母さんに声をかけるミチル

 

弱りながらミチルにスマホでメールするミトリくん

 

このメールの内容に胸がキュッと締め付けられます

 

お母さんはどうなるのか

ミトリくんは?

 

最後は涙涙

とてもステキな漫画でした♡

 

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)