傘寿 まり子 第5巻 おざわ ゆき | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

傘寿 まり子 第5巻

おざわ ゆき

 

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Web文芸誌を作りたいと

ガリオくんとのライブ配信で宣言しちゃった

第4巻のまり子さん^ ^

 

 

主な登場人物

 

まり子さん(傘寿 作家)家出中

ちえぞうさん(75歳 ゲーマー)

ガリオくん(大学生 神ゲーマー)

 

ネコのクロ(まり子さんが家出中に拾ったネコ)

 

 

第4巻までの感想はこちらからよかったらどうぞ↓

 

まり子さんが書くことができなくなった文芸誌を”Webで実現したい”

 

ライブで言い切るまり子さん

 

 

カッコ良すぎる♡

 

 

実現するためにはどうしたらいいですかと

ガリオくんにインタビューされるまり子さん

 

 

「それは次回の放送で」とうまく次回のライブ配信を見てもらうようにつなげるまり子さん

 

 

ステキ♪

 

 

しかし雑誌も作ったことがない

Webの「ウ」の字も知らなかったまり子さんにこれからどうするのかとガリオくんに心配されます

 

 

「分からなければ知っている人に教えを乞いに行けばいい」とめっちゃポジティブ

 

 

そんなとき

まり子さんが以前掲載していた文芸誌の上で遊んでいる猫のクロがちえぞうさんに見つかって怒られます

 

 

文芸誌がちょうど開いていたページに目を落とす3人

 

 

まり子さんが連載打ち切りになった後に連載を始めた「くらはらてつろー」さんのページでした

 

 

くらはらてつろーさんは有名な作家さんらしくガリオくんも知っていました

 

 

ガリオくんが気が付きます

 

 

「くらはらてつろーさんって自身でWebマガジン配信してるはず」

 

 

プロフィールを見てみると

 

確かにWebマガジンを配信していると書かれています

 

 

しかも売れっ子作家や芸能人も寄稿している

人気マガジン

 

 

ですがくらはらてつろーさんの正体は誰も知らないと言うガリオくん

 

 

くらはらてつろーさんを探し出してWebマガジンを作るためにはどうしたらいいのか教えてもらえばいいとちえぞうさんに言われ

 

「なるほど」というまり子さん^ ^

 

まずは文芸誌の担当編集者だった斉藤さんを訪ねます

 

くらはらてつろーさんが現在連載しているので連絡先は分かっているはずですね

 

 

紹介だけしていただければ自身で会いに行きますと斉藤さんに話すまり子さん

 

 

斉藤さんはくらはらてつろーさんには斉藤さんはもちろん編集長ですらメールでしか接触していないと教えてくれます

 

 

どうしたものかと頭を悩ませるまり子さん、ちえぞうさん、ガリオくん

 

 

この3人のチームワークというかボケとツッコミのようなやりとりがとってもおもしろい♪

 

 

3人で話していてあることに気が付くまり子さん

 

 

後日、ある方を訪ねます

 

 

ずいぶん前に引退された文芸誌の編集長さん(新しいもの好き)の宮尾(みやお)さん

 

 

宮尾さんはまり子さんを文芸誌に起用してくださった方

 

新人をどんどん起用して文芸誌の部数を伸ばした伝説の編集マン

 

 

宮尾さんにくらはらてつろーさんとコンタクトを取るのに宮尾さんのお口添えして欲しいとお願いするまり子さん

 

 

なるほど

 

伝説の編集マンの宮尾さんなら知り合いの誰かはくらはらさんを知っていて幸田まり子さんがくらはらさんに会いたがっていると話せば会ってくれそう

 

 

ババアにはババアの使い道があると言っていたまり子さん

 

 

メッチャかっこいい♡

 

 

後日、くらはらてつろーさんが会ってくれます

 

やったー♪

 

 

現れた人物は”くらはらてつろー”という名前からは想像できない方

 

 

この”くらはらてつろー”さんとまり子さんのやりとりというかバトルが痛快で読んでいてワクワクしっぱなし

 

 

くらはらさんからWebマガジンをの立ち上げ方をなんとか聞き出し「全部やります!」というまり子さん

 

 

まり子さんどんどん進化してる^ ^

 

 

編集部をちえぞうさん宅に構え

まり子さん、ちえぞうさん、ガリオくんで編集会議を始めます

 

 

くらはらさんが教えてくれた

Webマガジンの運用

 

 

その1 更新は毎日

 

その2 スポンサー探し

(画面デザインを洗練されたものにするため

プロを雇う必要がある)

 

その3 看板作家を連れてくる

 

 

「看板作家を連れてきなさい」というアドバイスをいただき頭を悩ませる3人

 

 

看板作家と言われてもまり子さんが知っている方は亡くなられていたり、身体を壊されていたり、引退されていたり…

 

 

現役で活躍されている方は原稿料が高かったりなどなど前途多難^^;

 

 

ひとまず看板作家さん探しは置いておいて

 

 

くらはらさんに出されたお題

「スポンサー探し」

 

まり子さんが思いつく人は…ネットカフェのオーナーさん^ ^

 

ひさしぶりの登場♪(第2巻ぶり)

 

 

ネットカフェオーナーさんは

ネットカフェオーナー

ビルやマンションを所有

 

そして今回

 

まり子さんが訪ねた先はスナック

 

スナックも所有しているネットカフェオーナーさん^ ^

(年齢不詳だがまり子さんと同年代)

 

 

スナックのママさん(60代)と女の子(50代)が休みのためオーナーさんが代わりにママさんをしているところに訪ねて行ったまり子さん

 

 

お店がとっても忙しい時にまり子さんが現れたので女の子の代わりをするようオーナーさんに言いつけられます

 

 

二の腕出してヒラヒラするドレス姿に着替えて恥ずかしそうにお客さんの相手をするまり子さんがカワイイ

 

 

疲れていたり帰りたくないお客さんを上手に気分良くさせるまり子さんを見て「超熟女バー」もありかと思いつくオーナーさん^ ^

 

 

そんななか、カラオケをとっても上手く歌われる個性的なファッションのいくぶんお年を召されている女性

 

 

その女性がまり子さんに

まり子さんがお金に困ってスナックで働いていると思ってチップを渡して帰ります

 

 

たくさんのチップにびっくりするまり子さん

 

 

まり子さんが「すいません、待ってください、これは受け取れません」とその女性を追いかけます

 

 

街灯がある下でその女性が振り返ります

 

 

「あ、あなた」

 

「作家の小桜蝶子(こざくらちょうこ)さん…?」と声をかけるまり子さん

 

 

女性は人違いだと言って去っていきます

 

 

小桜蝶子さんは新人賞を受賞したり

発表した作品がドラマ化されたり

自身のスタイルが大流行した人気女性作家でした

 

 

「最近はお名前を聞かなくなったけど」とまり子さん

 

 

もしあの女性が小桜蝶子さんだったら看板作家になると思いつくまり子さん

 

 

どこに住んでいるのかネットカフェオーナーさんに聞くまり子さんですがオーナーさんは「どこに住んでるかなんて知りゃしないよ」と言われます

 

 

「それよりあんたこれからも店で働かない?」とオーナーさんに言われます

 

 

スナックのママさんも女の子も体調崩したので辞めたいと言われたようです

 

 

「あとさー、バイトできそうな友達いない?」とオーナーさんに言われ

 

 

まり子さん、ちえぞうさん、ガリオくんでスナックのバイトをしながら女性が再びお店に来るのを待つことにします

 

 

 

まり子さんはスナックでバイトしながら

Webマガジンで執筆してもらえないかと

いろいろな作家さんを訪ねますが

なかなかいい返事がもらえません

 

 

ある日

 

スナックでアルバイト中、ちえぞうさんが寝てしまいガリオくんが家まで送ろうとしたところにちょうど女性が現れます

 

 

「あんた今日もいたの」「帰る」「あたい小桜蝶子じゃないしぃ」と言って店を出る女性

 

 

「おい!追いかけろ!」とガリオくんに言われるまり子さん

 

 

女性を追いかけます

 

 

女性の後についていくと女性は豪邸に入っていきます

 

 

ドサ!ドサ!ドサ!とすごい音に驚いて豪邸に入っていくまり子さん

 

 

豪邸の中に入っていくとものすごいゴミ屋敷…⁉︎

 

 

 

驚きながらも倒れている観葉植物をどかそうと手をかけて持ち上げようとしますが倒れたまま根が張っているのを見て「いつからこの状態なの?」と恐ろしくなります

 

 

当の女性は全く意に介していない様子

 

家に入ったまり子さんを見て「あんたなんなのよぉ」と女性が言います

 

 

そこでまり子さんが自己紹介「以前同じ文芸誌で書いていた幸田まりこと言います」「今度、Web文芸誌を始めるのでそこに蝶子さんに執筆してもらいたいんです」と話します

 

 

「やだ」と即答する女性

 

 

そこでまり子さんがポロっとスマホを落としてネコのクロの待ち受け画面を見た女性が

 

 

「ネコちゃん♪」と表情が一変

 

「ネコ連れてきて」と女性が言います

 

「ネコを連れてきたら執筆していただけますか」というまり子さんの後ろから

 

女性の息子の孝之さんが現れます

 

女性が作った借金の督促状を持って怒鳴っています

 

ゴミ屋敷のゴミに当たり散らし「さっさと捨てろ〜」と女性と喧嘩を始めてしまいます

 

 

 

別の日にクロを連れて女性の家を訪ねます

 

クロを連れて行ったことで喜ぶ女性

 

まり子さんが女性(蝶子さん)に執筆のお願いをしますが蝶子さんには全く聞こえていません

 

 

「ねえ、この子あたいにちょーだいな」とクロをネコ用のキャリーバッグから出してしまいます

 

 

クロは驚いて逃げ出し

ゴミ屋敷のゴミに埋もれてどこに行ったか分からなくなってしまいまいた

 

 

ゴミをかき分けてクロを探すまり子さん

 

「クロ」「クロ!どこ〜」

 

ドアの向こうからクロの鳴き声が聞こえてきます

 

「クロ‼︎」

 

部屋に入ってクロを見つけます

 

 

よかった

 

 

クロを見つけた部屋には昔の蝶子さんの資料がたくさん見つかります

 

 

ガチャ‼︎

 

 

蝶子さんが部屋に鍵をかけてしまいました

 

 

「蝶子さん!中に人がいますよ」

「開けてください」というまり子さんに

 

 

「ダ〜メ」という蝶子さん

 

 

クロと一緒に閉じ込められたまり子さん^^;

ピンチが続きます

 

 

第5巻はここまでです

 

次々にピンチが訪れるまり子さん

 

でもなんとかしていくことが分かっているので安心して読み続けられます

 

また長くなってしまいましたので続きはまた

 

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)