傘寿 まり子 第4巻 おざわ ゆき | 本に恋して❤

本に恋して❤

本が好き! 
自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

傘寿 まり子 第4巻

おざわ ゆき

 

image

 

 

おざわ ゆきさん「傘寿 まり子」第4巻を読みました^ ^

 

前回のブログは↓こちら

 

第3巻終わりに「勇者75歳」さんに

会いに行ったまり子さん

 

「勇者75歳」さんは

「ちえぞう」というプレーヤー名

 

 

ちえぞうさんはもともと田舎暮らしでした

 

一人暮らしでしたが

近所の人たちと

わいわいおしゃべりしながら

楽しく過ごして

ゲームもそのときに教えてもらっていました

 

 

ゲームがメキメキ上手になり

周りの人に褒められていたちえぞうさん

 

 

しかしある日ちえぞうさんは倒れます

 

 

倒れているちえぞうさんを友達が見つけて

救急車で運ばれ一命を取り留めます

 

 

ちえぞうさんには東京で暮らす娘さんがいます

 

 

娘さんに「一緒に住まない?」と誘われる

ちえぞうさん

 

 

承諾するちえぞうさん

 

 

見送りにきた友達が

「東京行ってボケそうになったらゲームしなよ」と言われてゲームソフトを餞別にくれるお友達

 

 

やさしい♡

 

 

東京に行って知り合いも

友達もいない

 

キレイな町に尻込みするちえぞうさんは

家から出ず空ばかり眺めていました

 

 

空は田舎と同じだから

 

 

泣けてくる(>_<)

 

 

「ここではないどこかに行きたい」と思った

ちえぞうさんはオンラインゲームの世界に入っていきます

 

 

その話しを聞いたまり子さんは

小説のアイデアが浮かびます

 

 

「私この人を主人公にしてみたい」

「この人で新しい物語を作りたい」

 

 

「外に出たことがない」と話す

ちえぞうさんを誘って

リアルプチ家出を決行^ ^

 

 

家出と言っても

2人で築地にお寿司を食べに行って

 

築地場外市場を散策し

 

観光に来ていた外国の人に

写真を撮ってもらうよう

お願いして楽しむ2人

 

 

外国から来ている人に

わざわざ写真を撮るよう頼む

まり子さんに驚くちえぞうさん

 

 

私も驚きました♡

でも楽しそう

今度旅行に行ったら頼んでみよう♪

 

 

まり子さんはちえぞうさんに

「ちえぞうさんが行きたいところはどこ?」

と聞かれ

 

 

ゲームセンターが思い浮かぶちえぞうさん

 

 

第4巻はゲームセンターに

2人で行くところから始まります

 

 

大きい音や明るい照明に気後れする

ちえぞうさんと対照的にまり子さんは

いろいろ見ておもしろがっています

 

 

プリクラを撮ろうと

ちえぞうさんを誘うまり子さん

 

 

ちえそうさんが見当たりません

 

 

ゲームセンター内を探すと

格闘ゲームをしている様子に

見入っているちえぞうさんを発見

 

 

そこではガリオくんという強いゲーマーが戦っていました

 

 

ガリオくんが

「誰か対戦する人〜」と呼びかけていますが

 

ガリオくんが強いことを知っている周りの人は手を上げません

 

 

「ちえぞうさんやってみたら?」と

まり子さんは言いますが

 

 

「そんなの無理に決まっている」と尻込みするちえぞうさん

 

 

「誰かいないの?」というガリオくんに

 

 

まり子さんが「はい!」と手を挙げます

 

 

「誰でもいいんでしょ?」

「楽しそうだから私チャレンジします」というまり子さん^ ^

 

 

周りがザワザワします

 

 

「ここ格闘ゲームってんのやってるの」

「わかってる?」というガリオくん

 

 

変なバーサンが絡んできちゃったと

戸惑うガリオくんに

 

 

「私が負けたらあなたのゲーム代

1年分払うとかどう?」と提案するまり子さん

 

 

ちえぞうさんも

「まり子さん、何言ってるの?」

と心配します

 

 

ガリオくんは

「そこまで言うなら相手してやるよ」

と言います

 

 

ガリオVSまり子の格闘ゲーム!

 

 

ガリオくんは2人の対戦を恥ずかしがりますが

まり子さんは真剣!

 

 

初めて触る格闘ゲーム!

しかも相手は神ゲーマー

 

 

対戦が始まりますが

まり子さんは敵いません(>_<)

 

 

「ははは」「相手になんねーな」

「現金いただき」と言うガリオくん

 

 

「も〜ダメだ〜」とまり子さん

 

 

バシッ!ゲーム台に手をかけるちえぞうさん

 

 

「ファイター交替(チェンジ)します!」

と言います

 

 

カ、カッコイイ♡

 

 

「どうせ負けるんならバーサンが変わってもいいでしょ」と言うちえぞうさん

 

 

ガリオくんも

「ふーん、別になんだっていいけど」

と承諾します

 

 

「よし来たーっ」と喜ぶまり子さん♪

 

 

ゲームを再開すると

まり子さんを相手に戦っていたときと様子が違います

 

 

「なんだ・・・?」「さっきのバーサンよりやれる・・・!?」と焦るガリオくん

 

 

ゲーム機の癖を短時間で習得していく

ちえぞうさん

 

 

カッコ良すぎ!

 

 

キャラクターの得意技まで理解して

ガリオくんと互角に戦います

 

 

おばーちゃんと格闘ゲームの神プレーヤーが

互角に戦っているとザワザワしだし

人が集まってきます

 

 

劣勢のちえぞうさんを

周りの人が応援し始めます

 

 

声援を聞いて頑張るちえぞうさん

 

 

いい勝負が続きましたが

やはり勝ったのはガリオくん

 

 

しかし周りの人たちはちえぞうさんに

 

「残念だったな、ばーちゃん」

「信じられねーくらい強いな」

「すげーいい戦いだったよ」

 

と声をかけてくれます

 

 

ここで泣いちゃった私

みんなやさしいんだもの

 

 

まり子さんも「ちえぞうさんがんばったわね」と声をかけてくれます

 

 

「ごめんなさい」「負けちゃった」と

まり子さんにあやまるちえぞうさん

 

 

その様子を見ていたガリオくん

 

 

まり子さんはガリオくんに

「あの、約束通りお金を」

ガリオくんにお金を渡そうとします

 

 

「やっぱ、ババアってバ〜カ!!」

と言うガリオくん

 

 

「ゲーセンで金かけたら捕まるわ」

「普通考えたらわかるだろが!」

 

 

確かに!

でも私もガリオくんに言われるまで

気がつかなかった

 

 

「じゃあ、なんで」と聞くまり子さん

 

 

「バカなバーサンがいるな〜って」

「話のネタになるかなって」

と言うガリオくん

 

 

友達に対戦中の動画を撮ってもらっていたことを話すガリオくん

 

 

恥ずかしがるちえぞうさんですが

ガリオくんに

 

 

「すげーいいファイトだった!ちえぞうさん」と言われます

 

 

とってもうれしそう^ ^

 

 

「こんなバーサンだけど、

また戦ってくれますか」

とガリオくんに言うちえぞうさん

 

 

「次も負けないからからな」とガリオくん

 

 

「私だって」と言うちえぞうさん

 

 

ここも泣ける〜♪

 

 

賭け金の代わりに友達に撮ってもらっていた動画をSNSにUPするからなと言うガリオくん

 

 

頭いい♡

 

 

SNSが拡散してまり子さんが書いている文芸誌の担当編集者の斎藤くんもその動画に気が付きます

 

 

そんなこととは全く知らず

ペットボトルの飲み物で乾杯して喉を潤す

まり子さんとちえぞうさん

 

 

そこに母親がいなくなって心配して探しにきたちえぞうさんの娘(燿子(ようこ)さん)が駆け寄ってきます

 

 

ちえぞうさん燿子さん

うまくいっていません

 

 

ちえぞうさんのことを思って

東京にくることを提案した燿子さんでしたが

 

一人で空を眺めていた

ちえぞうさんを見て

 

「本当は自分が田舎に帰った方が良かったのではないか」と考えて燿子さんは自分を責めていました

 

 

ちえぞうさんはちえぞうさんで

自分が燿子さんの負担になっていたのではないかと思い

 

燿子さんに「責任感じることなんてないんよ」と言ってしまいます

 

 

その言葉を聞いて燿子さんは

「もうお母さんの好きにしたらいいよ」

と言います

 

 

「好きにしたらいいよ」と言われた

ちえぞうさんは燿子さんが目を離した隙に家を出ます

 

 

トボトボ歩きながら

公園の滑り台に登って一息つく

ちえぞうさん

 

 

田舎の友達のことを思い出します

 

 

東京駅行きの深夜バスが見えて

バスに乗るちえぞうさん

 

 

燿子さんはちえぞうさんがいなくなったことに気づき近所を探しまわります

 

 

そこに小説のアイデアが降ってきて階段で構成をカキカキしていたまり子さんを見つけます

 

 

燿子さんはまり子さんに

ちえぞうさんがいなくなったことを話して2人でちえぞうさんを探します

 

 

 

どこかを徘徊しているのではと動揺して

生垣の中を探し出す燿子さんに

昼間のガリオくんとの動画を見せるまり子さん

 

 

意外な姿に驚く燿子さん

 

 

この動画のSNSを使ってちえぞうさんを探すことを思いつくまり子さんたち

 

 

東京駅はもう電車がありません

駅員さんに帰るように言われるちえぞうさん

 

とぼとぼ歩いていると

ちえぞうさんが東京駅に着いたときに

燿子さんが連れてきてくれた道を思い出して辿っていきます

 

 

SNSにはちえぞうさんを見かけた人たちから連絡が入ります

 

 

燿子さんもそのSNSを見て自分がお母さんを連れてきた道を辿っていると気が付きます

 

 

ちえぞうさんは歩き疲れて

燿子さんが好きなケーキ屋さん(時間が遅くて閉まっている)の前で眠ってしまいます

 

 

ちえぞうさんを見つける

燿子さんとまり子さん

 

 

よかった〜♡

 

 

ちえぞうさんとまり子さんは

疲れ果てて燿子さんの家で爆睡(//∇//)

 

 

目が覚めてネットカフェに帰ろうとする

まり子さんを引き留めるちえぞうさん

 

 

まり子さんはちえぞうさん(燿子さんの家)の家に居候することになりました

 

 

小説のプロット(構成)ができたことを編集の斉藤さんに電話するまり子さん

 

 

斉藤さんがちえぞうさん宅に来ます

 

斉藤さんにプロットをみせるまり子さん

 

 

斉藤さんもプロットを見て

「まり子先生が本気で取り組んだら相当おもしろいものになるだろう」と感じます

 

 

が「申し訳ありません」

「これは載せられないんです」

とまり子さんに話します

 

 

斉藤さんはまり子さんに

作家さんの大量打切りが決定したことを

話します

 

 

「まり子さんもその打ち切りリストに入っています」と言う斉藤さん

 

 

それを話す斉藤さんもツライ

。・°°・(>_<)・°°・。

 

 

斉藤さんが何を言っているのか

理解できないまり子さん

 

 

小説を発表する場所がなくなってしまった

まり子さんは気持ちを整理するために

外出します

 

 

しかしここで挫けるまり子さんではありません

 

 

子どもが道に長ーい漫画を描いているのを見て

 

 

「ノートに書けばいいのに」

とアドバイスしますが

 

 

子どもは

「ノートにこんな長い漫画描けない」

と言います

 

 

「コマが長いなら2ページに分けて描けば」

と言うまり子さんに

 

 

「スマホならスクロールすればいいじゃん」と子どもに言われるまり子さん

 

 

 

そこで突然気が付きます!

 

 

発表する場がなくなったのなら

自分で作れば良いと

 

 

キャー!ステキ♡

 

 

まり子さんはいろいろ情報を集め

ブログで小説を書いてみることにします

 

 

書き上がったものをUPしますが

閲覧数が伸びません

 

 

ある日ガリオくんから

まり子さんに電話がが入ります

 

 

心配したちえぞうさんが

ガリオくんに相談

 

 

ブログを見たガリオくんが

まり子さんのブログのテコ入れをするために

電話してきてくれたのでした

 

 

しかもガリオくんは

まり子さんのブログを読んで「感動した」

と言ってくれます

 

 

まり子さんはそれを聞いて泣いてしまいます

 

 

ガリオくんは「ライブ配信するぞ」と

まり子さんとちえぞうさんを相手に動画配信を始めます

 

 

ガリオくんがまり子さんに

「ウェブで小説を書いている人なんて腐るほどいるんですよ」

 

 

「おばあちゃんの小説なんて埋もれちゃいますよ」とまり子さんを煽ります

 

 

「私、私は年寄りだからできるかどうかわからない」

 

 

「作家だっただけで素人同然だから大それたことだってわかっているんだけど」

 

 

「ウェブで文芸誌を作りたい」と宣言します

 

 

キャー言っちゃった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

 

第4巻だけでこんなに盛りだくさん♪

 

第5巻以降も読んでいるのですが

第4巻だけで長くなっちゃいました

 

 

第5巻以降はまた

 

 

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)