気のエネルギーには意念があり、その意念が間違っている場合は、いくら運動や秘術を行ってもその現象が半減してしまいます。つまり、気のエネルギーを最適化するには、心の状態・視点が最初にあります。ここが間違っているとうまく作動しません。
秘術はプラスの気のエネルギーをコントロールする技術なので、意念がマイナスでも、マイナスの現象が起きませんが、何も起きないと言う現象が起こります。それは、意念がマイナスであるために、プラスの気のエネルギーの恩恵を受けないからです。
プラスの気のエネルギーは、正しいプラスの意念を元に大きな現象を起してくれます。いつも秘術がうまくできないできないという意識のある方には、当然の事ながら、意念が起こす現象力は少なくなります。
人の人生で運気が良い時は、生前(前世)からプラスの気のエネルギーの蓄えがあるからです。つまり、それはプラスのカルマです。このプラスのカルマが多い人程、今世で楽しく人生を過ごすことができます。望みをどんどん叶えられる人生になります。
しかし、逆に生前にマイナスの気のエネルギーを蓄え続けるような生き方をされている方の今世は惨憺たる状態になるかも知れません。前世のツケが今世で集結するような方もいます。
普通、人には前世の記憶がありません。言い方を換えれば、人の魂が肉体と言う小さなところに押し込まれる時に、前世の記憶が潜在・深層意識に閉じ込められるために、殆ど想起ができなくなってしまいます。
人の前世の記憶は、オーラの最外部であるコーザル体にカルマとして記憶されていますが、潜在意識や深層意識が必要な時にそのカルマの情報を引き出します。人は通常カルマによって支配されています。コンピュータに例えるならば、CPUが脳で、コーサル体がハードディスクにある記憶に該当します。また、それは単に記憶ではなく、ソフトとして活動し、我々の人生を制御します。
たまに、人によっては前世のデジャブを経験することがあるかも知れません。コーザル体に記憶しているカルマを認識している場合と、深層意識の中にある人類共通の意識を認識している場合などです。
オーラの第二順位であるアストラル体は潜在、深層意識と繋がっていますので、オーラを認識することができるようになると理論上、潜在、深層意識をコントロールが可能になります。
潜在意識を暗示や催眠でコントロールしようとする試みが学術的にはありますが、不確実・不安定な要素を否めません。潜在意識をコントロールする力は気のエネルギーです。それもしっかりとした意念に基づくものでなければなりません。
※オーラは気のエネルギーの集積したものなので、気のエネルギーをコントロールすることがオーラのコントロールと同義です。 (出典)