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邪気は、本来は人の心の中にある間違った考えの元に発生する場合が多いのです。
例えば、自己中心的な考えや偏った考えに支配されていたり、怒りや、悲しみや、ねたみ、恨み、不平不満、怠惰等のネガティブな感情、或いは、継続的なマイナス思考も邪気を発生させる原因になります。
もし、他者への誹謗中傷、暴行、恐喝、詐欺、殺人等々に至る考えや感情を個人が持ったならば、それは強烈に強められた邪気そのものだと言えます。最大限に強められたエゴの意識と言えます。邪気を心身内に蓄えていることは、その本人は必至、その人の周囲に人達にも確実に何らかの影響を与えます。
また、邪気が発生する可能性のある場所に居ることでも同じ結果をもたらします。劣悪な労働環境での仕事や様々なネガティブな感情を多く持っている人が多い職場で、人間関係を続けることも同じです。もし、そういう職場であるならば、転職のチャンスがあれば逃さないことです。
邪気を心身内に蓄えるべきでないことは当然のことですが、更に、邪気を取り除くことは心身にとって必要なことです。心身に邪気が残り続け、更に集まり続けたならば、その人は確実に何らかの病に侵されていきます。
邪気が集まっていることさえ気づかない場合や、例え、気功等をしていても邪気を抜く作業を怠っている場合も、近い未来か、或いは、その先の未来で困ることになります。
ところで、邪気は取り除かれるだけでは十分ではありません。邪気に変わる正気が補われないとしたら、結局、心身内はエネルギー不足に陥ります。気のエネルギーが不足していることもまた、良くない現象を引き起こす原因にもなります。
たとえ、上記の様な強烈な感情が起きなくとも、日常的に邪気を発生させるような非創造的、或は、破壊的な考えを持っている場合は、その考えを改める必要があります。 (出典)