真気が集まり流れると健康を維持します。気が流れると現象が起きます。
真気が滞り、邪気が増えるとそこに障害や病気が起きます。真気の大半が体内から放出すると死期が早まります。
ところで、人の経穴(ツボ)の中で会陰のことを“生死の門”と言います。会陰は、性器と肛門の間に位置しています。この会陰の役目は、人の性エネルギーを制御し、そのエネルギーをより上位の中枢に導き、肛門から気が放出するのを防ぐ働きがあります。
人は、加齢により尿漏れを起こすようになったり、女性の方の場合は出産等より緩んだりします。この緩みは、あなたの身体内の蓄えられている気のエネルギーをいつも漏らしている状態と言えますから、体調が悪くなったり、元気がなくなったりするような様々なマイナス現象を起こします。
また、肛門括約筋が緩んできたりすることも、内臓が下に下がってくる(腸や子宮が下垂する)ことも、肛門から気が放出していることを意味します。
逆に、会陰を健康で力強い状態に保つことが、以上のような問題を引き起こさず、気の放出を防ぎます。そのことは、死期を早めるマイナス材料を取り除くことであり、長寿を実現する方法の一つになります。
その基本的な運動として、いつもの下腹部の前後運動と肛門括約筋運動や最近、特に女性に大腸癌がかなり増えていますが・・・の記事もご参照下さい。これらの運動も毎日継続することが大切です。 (出典)