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この前スイーツ話に花が咲いた折
「西洋菓子しろたえ」の話で盛り上がり
いてもたってもいられなくなった
思えば20年?いや30年?
かなり昔にレアチーズケーキを目当てに
足を運んだ覚えがあります
(有名だもんねぇ)
あの時はスイーツに対する目線も
今とは少し違い・・・
今のようなフランス菓子などという
カテゴリーは気にせず
雑誌に載れば即食べに行く
そんな雑な味わい方だったような
だから今回お初のお店でもないのですが
なんだか初めて味わうような
そんなワクワクがあふれ出ました
西洋菓子 しろたえ
@赤坂見附駅
平日の12時半頃でしたが
中で少し並びました
でもお店から出た時は
お店の前にかなり長い行列が
流行に左右されないこの行列は
本物だと思いました
兎に角どんどん売れていきます
無くなっては
新しいガトーのお皿が登場する
といった具合に本当によく売れていて
作り置きしないで少しずつ
登場しているイメージ
お菓子達は実にフレッシュです
ギモーブやパートドフリュイなど
お菓子のテリトリーはかなり広い
昔はそんなところまで見ていなかったから
こんなにも昭和のフランス菓子達が
脈々と受け継がれていることに大感動
レアチーズケーキだけじゃぁ
ないんだよねぇホント
立地がらか大量に詰め合わせを買う
オフィスワーカー達も続々
兎に角お店は大忙し
昔のイメージは
天井の高いヨーロピアン調サロンで
スーツ姿の方たちが
コーヒーとケーキで商談を!的な?
そんなシチュエーションだったような
だがコロナ禍を経たからか
サロンのお席は激減し
2階に少しあるようです
故にこちらも激戦
今回は断念
だから色々連れて帰りました~
レアチーズケーキ
何年ぶりくらいかしら
30年ぶりくらいかも(笑)
でもこの変わらない味は覚えていた
クリームチーズをそのまま頂くような
混じり気の無い濃厚なお味
だからこそのこのサイズ感が良き
お口の中でねっとりと消えていく
このチージーなテイストは
ココならではだと思う
シュークリーム
昔ながらの小さなコロンとした作り
私なら10個くらいは頂けそうだ(笑)
良い意味で
それくらいカスタードクリームに
オイリーさが無い
近頃ディプロマットクリーム使いのお店が
ほとんどであるが
このtheカスタードな卵テイストは
幼い時の懐かしい記憶を呼び起こさせ
しみじみ味わってしました
ミルフィーユ
キャラメリゼされていない
フィユタージュにもかかわらず
驚く程水分を吸っていない
香ばしくパリパリ
これは作り置きしていない証だ
素晴らしい生地です
一段だけフレッシュ苺と
苺ジュレが挟まれ・・・
甘酸っぱさが卵味のカスタードと
最強の美味しいコンビネーション
サンマルク
蛇足ですが・・・
目の前で大好きなマルジョレーヌが
姿を消しガッカリ
何となく同じたぐいの仏菓子
サンマルクに思考を変えて
決して分厚くもないのに
キャラメリゼがパリンパリン
これも作り置きしていない証拠だ
濃厚な生地に濃厚なクリーム達
おフランス的で良き~
チョコのビターなお味と
木苺のジュレの層が
アクセントにもなっています
アラベスク
卵黄リッチなふかふか生地が
縦型に組まれています
これはアルザスの木組みの三角お屋根を模した
コロンバージュ的ニュアンスだねぇ
アルザス修業経験のあるシェフのお店で
このスタイルはよく見かけます
アルザシエンヌが
お店のロゴになっているのでそうなのかなも
接着に使われたバタークリームが
実に美味しい
木苺ジャムの酸味も隠れていて
スルリと頂ける大好きなタイプ
ペイザンヌ
この子も好きなタイプでした
これはシブーストですね
ふかふかのクレームシブーストの上が
しっかりとキャラメリゼされ
ブリゼ生地のサクサクとした美味しさと共に
りんごの甘酸っぱさがたまらなかった
ペイザンヌは田舎風という意味だが
私には今となっては都会的にも感じられ
また口にしたいガトーです
焼き菓子達 色々
全て酸化防止剤や乾燥材が
入っていない
それだけ作り置きはしないという事
また売れるという事だ
凄いね
パートドフリュイ
パッションフルーツ フランボワーズ
カットして断面を覗くと
フルーツ達が飛び出しそうな
フレッシュな趣を感じた子達
2種類とも酸味のある果物ですが
そのタイプが全く異なり
それぞれにとても美味しかった
ダックワーズ
ジンジャークッキーチョコ
ダックワーズ
サックリとしたアーモンドの生地に
洋酒香るクレームオブールが
とても滑らかで美味しい
この子も印象深く残っています
ジンジャークッキーチョコ
優しい生姜の風味に
ナッツのコクを感じるクッキー
フィナンシェ
マドレーヌ
フィナンシェ
カリカリの外周が美味しそうに焦がされ
高温短時間焼成でアーモンドの生地が
とっても上手に焼かれている
正に名前のごとく金塊だ
マドレーヌ
シンプルな素材の味わい
教科書に出て来そうな基本形の美味しさ
ぷっくりと出たおヘソに
焼成の良さを感じます
パウンドケーキ
ガトーピニョン
パウンドケーキ
チェリー レーズン プラム オレンジ
しっかり洋酒につけられた良き香りがプーン
胡桃の食感も楽しく
クリスマスに頂くフルーツケーキより
もっとあっさり軽やか~
ガトーピニョン
ソフトクッキーのような生地の中に
プラム レーズン リンゴンベリー りんご あんず
のフルーツペースト
胡桃 アーモンド 松の実 マカダミアナッツ ピスタチオ
のナッツ達が散りばめられています
ドライフルーツがペーストになっているので
果物の味わいがこっくり濃厚
エンガディナーに似た出で立ちながら
また違った味わい
クラシカルなお菓子ながら
甘さは今風という感じでどれも控えめ
しかもサイズが小さいので
いくつでも食べられちゃう感じ
何より赤坂という立地で
お値段がかなりお安めでびっくり
お菓子達は作り置きをしていない
作り立ての美味しさが感じられ
真摯なお菓子作りが
脈々と受け継がれているのだろう
と感銘を受けたこの度の訪問
となりました
次回は並んで
サロンだわ~\(^o^)/