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Bonne année 2024
今年もゆるりと。。。
味覚の記憶を
書き残したいと思いま~す\(^o^)/
今週の土曜日は
2024.1.6.公表祭
1/7日曜日には
公現の主日のミサがあるのかな
すっかり教会と縁遠くなった
だめだめクリスチャンでございます
ですがガレットデロワだけは
毎年、多種類、堪能するという
罪深い子羊と言う訳でして。。。
まず予約したのは
おうちからかなり近い
おフランスな新パティスリー
(↑バスク愛の強いシェフのお店)
Maison de Luz
(メゾン ド リュズ)
@本郷町
2023年9月にニューオープン
店名が
メゾン ド プティ フール(西馬込)
サンジャンド リュズ(仏バスクの港町)
シェフの修業先と修業地から取っての
組み合わせだろうと想像し
早く行ってみたーいと思っていました
しかしながらおうちからバスで8駅
本郷町のバス停からも
見える距離にある訳でもなく
失礼ながら
よくこんなヘンピな場所で。。。
とびっくり
静かな住宅地に
ひっそりとひっそりと
佇んでおります
この写真のショーケースは
ガレットの予約をしに所用の途中
お伺いした平日午後の様子
小林シェフお1人でお作りのご様子で
出来る範囲内で
真摯にお菓子を作っていらっしゃいます
ノエルの前だったので
シュトーレンやスペキュロスも
この日は用事の途中故
グッと堪えて予約だけ
と思っていたのですが。。。
見るからに美味しそうなスペシャリテが
気になり過ぎて~
1カットだけ連れて帰ったこの子
ガトーバスク
(1/8カット)
何がどう違うのか分からないが超絶旨し
仏産発酵バターの乳味
仏産小麦粉の歯切れの良さ
何より後口に残る
バスクで取れる泉の岩塩の
旨味が超心地よい
中は
クレームフランジパーヌかな?
(クレームダマンドにカスタードを混ぜたもの)
上品なアーモンドの味わいが素晴らしく
テクスチャーも完璧
バスク生地とクレームの間の空気も
しっかり抜けていて(途中重しして焼成?)
あちこちにシェフの秘密の技がありそうだ
コレはホールで買う価値あり
で後日ホール買い
ホールは木箱入りなの
コレ1/8x8=と同じお値段
お持たせに大変良き
ガトーバスク
(ホール)
その日焼成したものをホールで買ったので
中のフランジパーヌの水分が
しっかり保持され
フレッシュでねっとりと
驚きのテクスチャー
1/8カット売りも美味し過ぎて驚きましたが
いやいや~
切り口面が無い方がめっちゃ美味
概して何でも
ワンホール、ワンローフと
大きく焼いたまんまの方が
美味しさが
ワンランク以上アップするのよ~
コレ私的には国宝級の美味しさだわ
この日は即家路故
プティガトーも頂いてみました
ヴァンドゥーズさんがお母様のみで
ご経験が無き様子でして。。。
梱包が今一つ。。。
振り回してもいないし
大切に持ち帰ったつもりですが
ガトー達が2人、ゴッツンコ
リセットしてみたものの
少々残念なお写真ですが~
キャラ モカ
(ガトー カフェ キャラメル)
コーヒーシャンティイ
コーヒーの生地
キャラメルクリーム
フィヤンティーヌ
生地がとってもエアリーで
その小さな気泡から
コーヒーの風味がたっぷりと~
対するクリームはコク深く
キャラメルの香ばしさと
フィヤンティーヌの食感が
構成に更なる広がりを与えます
コーヒー好きには
ストンと落ちる美味しさ
ショコラ ミルクティー
(ショコラ エ テ オレ)
シャンティイショコラ
紅茶のムース
ガナッシュ
紅茶の生地
ホワホワのクリームが
ゴッツンコで
潰れてしまいましたが
その繊細なクリームと優しい生地が
実に良い相性
紅茶の風味もしっかりあり
何を食べて感じて欲しいのかが
とても分かりやすいです
何も考えずして
美味しいを受け取れる癒し系ガトー
SJC
(緑茶のムース)
抹茶ではなく緑茶ってトコ
味わいの美味しい個性が炸裂
緑茶のジュレ
緑茶とホワイトチョコのムース?
緑茶のアングレーズ
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緑茶のクランチ
横浜迎賓館時代のデセールをプティガトーに
抹茶と全く違うほろ苦さが
お初の感じでかなりトキメキます
頬張るとすぐに
深蒸しのいい香りを感じるの
鹿児島県産 知覧茶を使用
苦味のみではなく
ホワイトチョコのミルキーなコクも
良き塩梅でマリアージュしています
クッキー シュー
(シュー ア ラ クレーム)
香ばしい皮に
トロントロンのクリーム
最高のバランス
カスタードの炊き加減が素晴らしく
卵の味わいが心地良きこと
概してシェフは
アングレーズ系の素材作りに
実に長けているように感じます
焼き菓子達も
サブレ バスク
ガトーバスクの生地に
ライムとラム酒のグラス掛け
カクテルのモヒートからの着想だそう
ライムとラムの組み合わせ大好き
ガトーバスクのガリッとした生地が
小さくなって更に噛み応えが出て
咀嚼するごとに
高級発酵バターを感じることが出来ます
ディアマン(左)
柚子マドレーヌ(右)
ディアマン
サブレ達はどれも
仏産発酵バター&仏産小麦の美味しさが全開
少し表面にダマンドのような生地が絞られ
ナッティな味わいもあり
サックサクで香りが抜群でした
柚子マドレーヌ
甘酸っぱい柚子の糖衣掛け
酸味と共に卵黄の甘味が感じられ
上面はカリッと
内層はかなりしっとりめで
バランスが良し
兎に角素材がいい
高級でもご自分が使いたい材料を
信念を持って使用されているご様子
(そのためあの場所にしては
少々良きお値段かも)
そして、
それらを最大限に”愛”を持って
手にかけていらっしゃるのが
ひしひしと伝わってくるお菓子達
小林シェフにはどうか長く
頑張って頂きた思いであふれました
皆様是非1度
ガトーバスクから試して下さいませ~
フランス菓子 ラヴ、バスク ラヴなら
必ずハマります
ガレットデロワ コンクール で
受賞歴がおありなシェフの作品を楽しみに
予約して参りました~\(^o^)/
乞うご期待