6/19 ザ・ファブル 殺さない殺し屋 を観た | 「書を捨てよ馬場で叫ぼう」(独断流注目馬)

「書を捨てよ馬場で叫ぼう」(独断流注目馬)

「人は誰でも2つの人生を持つことができる。遊びはそのことを教えてくれる」
テンポイントと寺山修司、+ミスターシービーをこよなく愛しています。
30年ほど競馬から離れていましたが、最近復活しました。特定の馬に感情移入するので、興奮して大声で叫んでいます。

実は映画好きです。

若い頃は年に100本以上観てたこともありました。

 

この映画が作られるとわかって、

プロフィール欄に楽しみだと追加しました。

 

まず、原作が大好き。

前作も好き。

 

そして「響」の平手友梨奈がヒナコ役、

堤真一が宇津帆役と聞いて不安でしょうがなかった。

 

てちが宇津帆の性奴隷になるのか!?って(笑)

 

ホントは2月公開予定でそろそろとは思っていたけど忘れていた。

四季報を読むのにかまけて、金曜の夕刊(公開映画の評が出ます)を見るのが夜中になってしまった。

すると、出ているではないか!!

 

いても、たってもいられませんでしたが、

朝一番は起きられず、2回めの上映で観ました。

 

最高でした!

 

宇田川さん(日経夕刊)は★★★★だったけど、

やっぱり私の評価は★★★★★(今年有数の傑作)

 

この手の映画には珍しく?原作に忠実でがっかりするところはありません。

 

平手友梨奈ちゃん

響も良かったけど、ホントに良い。

彼女の映画になってしまった。

 

ヨウコ

木村文乃さん、カッコイイ!

キッチンタイマーで測るシーン、痺れました。

 

子役の女の子

佐藤が笑わせるところで(私が)大笑いしたけど、あの泣き方はホントに演技なの!?

 

ボス(佐藤浩市)

「マジックアワー」では殺し屋を演じる売れない役者だったのにねぇ。

「殺し屋では?」と言われ嬉しくてニヤリとするシーン、爆笑しました(笑)

 

 

あっそうだ。

がっかりするというか、残念なことはありました。

 

原作には、クリスマス宴会の後、ヨウコが社長に今は亡きお父さんを重ねるシーンがありました。

そこで私は号泣したけど、そのシーンがありませんでした。

 

でもそこまでは酷な要求ですね。

ミニスカートのサンタさんが見られたので、良しとしましょう(笑)

 

原作を読んでいない方には、

原作もお薦めします。

 

ラスト近く、続きがあるのか?

と思わせるボス。

 

原作者に了解をとって、

原作には全く無い、映画だけの佐藤、

あるいはヨウコの活躍を撮って欲しい気も少しだけあります。

 

ああ、やっと観れた。

期待通りの本当に良い映画でした。